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 前回の5月29日のブログで、米朝会談の結末はとどのつまりどうなるか記しましたが、6月12日の会談自体と言えば多くのメディアが報じ、論じている如く否定的側面も多く、あまり評価されず、軍事的緊張を続け一方ではののしり合っているよりは良かったと言える程度でしょう。遠...

 3ヶ月近く当ブログを休んでしまい、継続的読者には申し訳なく存じます。   実は日頃健康維持には十分留意していた積りだったのですが、一年余前から胃腸の調子が悪く、かかりつけ医院でのバリウムを呑んだレントゲン写真による検査でも異常なしとの結論であったが、念の為...

中国の対外政策の中で、覇権主義反対は長年重要事項であり、折に触れ強調されてきたが、江沢民以降ほとんど言及されることはなくなった。と言うことは中国政府の対外政策の重大な変更であることを示しているが、何故か日本のマスコミも殆ど取り上げないのが不思議である。戦後...

 中国の言う「歴史に学べ」は二重基準(ダブルスタンダード)であり、公平(フェア)ではないと見られるが、前回その点に就いて説明しませんでしたが、中国政府や御用学者に言わせれば、中国の用いる二重基準は公平であり、正しいことになります。何故なら1840年のアヘン戦争以...

中国に関する報道のみならず、テレビや新聞の報道は国内、海外を問わず殆どが現象面中心で、それも江戸時代の瓦版(かわらばん)同様、「大変だ!大変だ!」が主体のようです。池上彰氏のニュース解説は懇切丁寧ですが、尚、何かもの足りません。そこで僭越ながら中国問題に関...

 今回も寄り道です。誰でも青年時代に自分の人生に多大な影響を与えた人が居ると思われるが、参考になりそうなのを若干紹介しましょう。 1、 私の高校時代は昭和29年(1954)4月から32年(1957)3月ですが、昭和30年だったと記憶するが、吉田内閣で文部大臣だった人...

今回は昨年私の居住するコミュニティで話させて頂いたもので、中国人のみならず日本に居住または来たことのある外国人が日本に対して、不思議と感ずる諸点を紹介致しましょう。 1、 盗難など犯罪が少ない為か、人々の防犯意識が薄い:自販機や無人販売所が無人地帯にある。公...

1970年代初頭の北朝鮮は、工業面では韓国より勝るが地勢や気候面で農業は劣勢にあるが、飢餓に苦しむ庶民が発生するなどとは信じられなかった。工業面での優勢は戦前日本の投資したものが物的、人的に残っていたことも大きな原因であった。当時軍事面ではアメリカの支援のある...

今後中国問題のみではなく、枠を広げて参考になりそうな事項を紹介していきたい。 先ずはミサイルや核実験で物議をかもしている北朝鮮への訪問記。 実は北京に長期滞在していた時、突然社命により北朝鮮に行くことになった。随分昔の1972年11-12月の一か月半だった。当時の北...

とどのつまり中国(人)とは何ぞやと言う、このシリーズも今回で最終回としたい。 1、 やはり政治、思想的には事大主義であろう。事大主義とは自分より強く、豊かで、先進的であればそのような相手には憧れ、従順になり、或いは秋波を送ることであり、その逆と見れば傲慢にな...

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