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 前回紹介した如く、多くの中国人はジコチュウですが、同郷の者同士、同窓生、又一般にも友人同士では、むしろ日本人よりも絆は強く、深いというのが、50年付き合ってきた私の実感です。 一方では、最近日本でも大々的に報道された、「幼児が車に撥ねられても、側を通った18...

  有史以来交流のある中国だが、日本との相違点は予想以上に多い。何故だろうか?  家庭教育で多くの中国人の親達は、子供に対して「何が言いたいの?言いたいことは、もっとはっきりと言いなさい!友達等分ってくれない時には何度でも言いなさい!」と指導しているとのこと...

 私の幹部教育要諦の第5項では、<思い切って任せ、結果責任を問おう。一々指図したのでは責任追及は出来ない。>と述べました。  当内容については、「合点がいかぬ!」とお思いの方も相当多いと推察されます。「細かく説明、指示しないと、仕事がいい加減になる。責任感...

幹部教育の要諦の第4項では、<品質向上の基本:5S活動や「品質を作りこむ」運動は、日本での事例ではなく、中国での誰でも分かる事例で以って指導しよう>と述べました。「日本での事例ではなく」と強調したのは、中国人の自尊心を考慮し、更に「日本と同等レベルは所詮無...

当ブログの最初に紹介した、私の「幹部教育の要諦」第3項では、<5年後、10年後の自分はどうなっているか、各人が夢を持てるよう道程表を作れ。会社発展計画と個人のレベル(職位)や所得向上計画をリンクさせよう。>と記したが:   1.中国人は勤務する外資系企業等に...

 当ブログの最初に記した「幹部教育の要諦」第2項では、<仕事効率(生産性)  の倍増を目指し、給与や待遇を同業者の2-3割アップを目指す。節約や 「もったいない」精神は、元々中国が本場だった。>と記していますが:   1.職場会議等で中国人作業員に生産性を...

 中国工場進出支援の為の「中国を知るシリーズ」は一旦小休止として、中国人「幹部教育の要諦」十か条について、順次説明致します。   第一項では、「学歴、出身、民族の違いによる差別は一切せず、末端の 作業員まで、一人ひとりの人格(自尊心)を如何なる時も十分に尊重...

  改革開放で中国人のモラルは変わった。  1976年10月「四人組」逮捕で文革が終了すると、多くの人々は喜びに溢れると共に、一種の虚脱感に襲われた。それまで仕事や社会生活等全てに優先して、学習と「継続 革命」運動に従事させられて来たからです。78年末に改革開放の...

こんなことを言うと、現在の中国人は信じないが、当時日本人“紅衛兵”と言われながら中国で生活し仕事をしていた私の体験や見聞では間違いない。むしろ、最近の中国よりは、モラルは高かったと言えるくらいである。当時、日本や欧米のマスコミは、否定的側面のみを繰り返し報道...

この様に言うと、今では中国人もほとんど信じてくれない。1966年末から始まった  文革前の一年間、私は北京に初駐在したが、上海、広州、天津、武漢などへの出張で見聞したことも含めて、「中国は貧しいが、さすが孔子、孟子の国、道徳大国だな」と感心することが多々あった...

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