2013年 2月の記事一覧

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13年02月22日 21時59分02秒
Posted by: yanagizawa

 中国(韓国も)は、日本に対して特別な潜在意識を持っており、彼らは日常殆どそれを意識していません。当局や一部の知識人が求心力を高めようとして、反日、又は対日対抗心を煽り立てると燃え上がります。例えば中華思想もその一つです。日本人にも普段意識しない潜在意識があります。島国根性と言われるのがそれです。島国根性は好悪両面ありますが、私の見るところ戦後は良い面が出ていると思います。これ等の潜在意識は古代から歴史的に形成されたもので、短期間では変わりません。
これ等は、地政学的に形成されたとも言えます。それは置かれた地理的要因、即ち土地柄から来る風俗習慣、思想とも言えます。又政治的原因も含みますが、これも土地柄と不可分の関係にあるでしょう。
1、 BC33年の前漢元帝時代に中国を代表する美人で、匈奴(モンゴル族の祖先)の呼韓耶単于に政略的に嫁がされた王昭君の連続ドラマを中国のテレビで見たことがあります。ある時、元帝は長安の都で呼韓耶単于に尋ねます。「何故何の罪もない漢の庶民から略奪し、殺戮を繰り返すのか?」、単于は答えます。「我々の住む世界は極寒の冬が到来すると、馬や羊も大量に死んでしまい、食べ物もなくなります。
豊かな南方の漢から略奪する以外生きる術はないのです」と。そこで、困窮時には食糧援助をする約束をします。王昭君も嫁いだ後、野菜の栽培を教えたりします。
王昭君は元々湖北省西部の山村出身の平民の出ですが、皇帝の養女となり降嫁し最後は現在の呼和浩特市南西郊外に葬られ、今では陵墓公園が一大観光地になっています。たまたま私は彼女の出生の地、最後の地両方を見学しているので、印象が深く、彼女の時代も現代もあまり変わらないとの思いを強くしています。やはり土地柄が政治や軍事行動に大きな影響を与えたと思います。
2、 ご存知の如く、中国の新幹線は一律「和諧号」と命名され、車体に大書されています。中国人は自己主張が強すぎ、団結心が弱いため、国策として盛んに和諧の重要性を叫んできたが、それを全国民に浸透させるため、この様な命名になったと思われます。然し残念ながら多くの中国人は、政府の意図に反して、高速鉄道の略称である「高鉄」とか、客車の半分が動力車にもなっていることから「動車」と言ったりしています。近世までは国は天下であり無限の広がりがあると信じられ周辺には幾多の少数民族(南蛮西胡北荻東夷)が住み時々侵攻してくると信じていた為、容易には他人は信じられず、強く自己主張しなければ押しつぶされてしまう、と言うのが後生遺伝にまでなったのでしょう。これは世界的にみれば、殆どがそうであり、日本やイギリス、ニュージーランド等国土が小さい島国がむしろ例外的でしょう。然し島国育ちは他人と親戚等身近な人々をあまり区別しない習慣になり、今では世界でも最も犯罪が少なく、他人に親切で互いに助け合う習慣として定着したとも言えます。国際交流が更に盛んになれば、地球全体が限られた有限の世界として人々に認識され、やがて日本人の歴史体験は国際標準になるかも知れません。
3、 韓国や北朝鮮は、高句麗時代の最盛期には領土を現在の遼寧省の大部分、吉林省の半分、北端はハルピンまで伸ばしていました。史上幾度となく漢民族や北方民族と抗争を繰り返し、日本からも4回も侵略されたと言います。更に小さな半島も分裂と統一を繰り返し、古代文明はどちらが発祥地かと、中国と抗争する等小中華思想とも言うべき潜在意識を保有しています。以上次回更なる説明をしましょう。

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   柳沢経歴 http://www.nakatsu-bc.co.jp/komon/komon-2.html
             Mail add: knhr-yana@jcom.home.ne.jp

13年02月13日 14時19分35秒
Posted by: yanagizawa
 今回より歴史問題を含む難しいテーマに就いて私見を紹介します。
 前にも若干触れましたが、中韓両国は日本との関係について、その他多くのアジア諸国とは異なった特異な理解、感情を持ち、多くの日本人の理解を超える言動をすることに驚くことも度々でしょう。
1、歴史認識問題では、日本は真剣には反省していないとか、謝罪が不十分だと叫ぶ一方、戦前日本が与えた人的災難や物的損害に対して、誇大にアッピールし続けています。日本は戦後の70年近い年月、何処の国とも干戈を交えず平和的に交流、国際的にも多くの貢献をしてきており、これが最良の反省の証しと、多くの日本人は思っている。然し中韓両国にはあまり評価されていないと感じています。又戦争中原爆を含む日本全国への米軍の空爆により、膨大な非戦闘員が亡くなったが、戦勝国の論理で戦後処理されてしまった。それに対し公然たる非難は出てこなかった。一見二重基準に見える斯様な情況に、日本人は本当に納得しているでしょうか。
2、東南アジア諸国に対しても戦前多大な災害を与えたが、謝罪表明は中韓両国に対する程は繰り返していません。私は子供時代に南方戦線から引き上げてきた元日本軍兵士の話を何度か聞かされたことがある。現地の人々に対して中韓両国の人々に与えたと同様、言葉にし難いほどの災難を与えた状況を聞きました。然し東南アジアの人々は昔を語る時、“恨み節”よりは、僅かに残る日本語や日本品を誇らしく紹介され、若い日本人レポーターの驚く様子を、幾多のテレビ番組で見ました。
3、断片的には前にも紹介しましたが、大連や上海、武漢など戦前日本の租界地のあった地域が比較的親日的であるのに反し、寧夏の片田舎や黄土高原の如く戦前日本人が何も悪いことをせず、接触自体なかった地域では対日感情が悪い事情にあります。
 又本省人や外省人共に大部分は華人である台湾は、日本に併合され50年間も日本に支配されたが、非常に親日的であり、東日本大地震では人口比率では大陸の数百倍もの義捐金を寄越してきたと言われます。此処にも一つの謎があるでしょう。
4、尖閣諸島の国有化問題では、日本の国内問題であるにも関わらず、中国は百年余前の中国(当時は清国)が弱体で、まともな外交能力のなかった時期に、日本が一方的に領有宣言したと今になって非難し、無効だと主張している。韓国も竹島問題では近・現代の国際法を無視した主張をするだけでなく、初等教育段階から韓国政府の意向を繰り返し教えている。

  以上の如き状況については,多くの学者や評論家が、テレビ、新聞、雑誌等で解説したり論じたりしているが、もう一つ核心には至っていないと思われる。皆さんはどう受け止めているでしょうか。次回より日本人のみならず、大部分の中国人も知らない原因を述べ、日本としての対策の私見を披露しましょう。

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13年02月06日 14時26分51秒
Posted by: yanagizawa

 教育シリーズは暫く中断していましたが、特段の意図はありません。重要なテーマは略一巡したかなと思えたからです。ご一覧頂いた皆さんから要求や質問があると、次のテーマの参考になります。よろしくお願い致します。
  今回のテーマは挨拶です。昔の中国ではモラルやマナーは素晴らしい状況だったことは、何度か紹介しましたが、この2-30年来社会的風潮が金銭第一主義になってしまい、挨拶することも軽視されている様です。尤も昔私等日本の駐在商社員の社会では、「上の顔は笑顔で握手するのが、中国の担当者(実際は中央官僚)との挨拶だが、下の足ではお互い蹴っ飛ばし合っている」とのジョークを言い合ったものです。これは商談では、喧嘩寸前かと思われる程激論する側面もあったことを示しています。尚商談では感情的になった方が、大体負けでした。
 現在日系企業では、挨拶など日常のマナーはしっかり躾をされているかと思いますが、中には中途半端になっている向きもあるかも知れません。そこで:
1、 先ずは日本人が率先垂範し、若い入社早々の社員にも笑顔で挨拶し、或いは会釈をしましょう。次に幹部社員にも率先する様要求し、時には実施状況を点検し報告させることも必要です。「挨拶や会釈は、相手の存在を認め、尊重する第一歩」ですが、ルーズな連中には、挨拶は平凡なことではあるが、深遠な意味合いがあることも説明する必要があるかも知れません。
2、 念の為記しますと:
朝夕の挨拶や外出・帰社時の挨拶の他、廊下、エレベーター、工場内通路等ですれ違った時の会釈を励行するよう、幹部社員に要求するだけでなく、必要に応じ朝礼等で時々強調しましょう。
3、 類似の初歩的な事項として、手洗いの不十分な職場も結構あるものです。見るからに汚れが分かる職場では励行されていると思われますが、意外にも事務職等見た目では汚れのない職場では、トイレに行っても手を洗わず、又手を洗わずに昼時食堂に駆け込む社員もいるものです。ハンカチを携帯しない人も結構います。
4、 一方社内会議などでよく遅れて来る幹部がいます。言い訳だけは上手ですが、原則5分前集合とし、万一突発事項発生で遅れる場合は事前連絡か、それが無理な場合は部下を通じて遅滞なく、連絡するようルール化しておきましょう。
5、 時には「日本人は神経質で、細かい事柄にこだわり過ぎる」との、影の声が聞こえることもあるでしょう。朝礼等利用して、「全てとは言わないが、日本製品は品質が良いとの評価を確立するのに、長年間努力を積み重ねてきた。昔日本製品はアメリカ市場では“安かろう悪かろう”と言われた時代もある。アメリカ向け輸出の、一ドルブラウスがその事例として大々的に報道されたこともある。今では日本人の生産工程は“精工程”であり、精密・正確であることは、既に習慣化した。」程度のことは話されても良いでしょう。更に以前「品質作りこみ作業者」として、紹介した中国の両面刺繍や玉器工場での事例を引合いに出せば、普通の中国人職工さん達の状況であり、より効果的でしょう。

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