2011年 12月の記事一覧

11年12月19日 14時28分14秒
Posted by: takeuchiconsult
経営状態が厳しく、何らかの再生対策が必要であると感じられているが、社内で誰にも相談しておられず、できれば窮状であることを秘しておかれたい経営者の方は、一度お気軽にお問い合わせください。

お力になれるかどうかわかりませんが、知っている範囲の情報をご提供させていただきます。ただし、私も微力なため、得手不得手の業種業界がありますことをご了承ください。

本ブログの問い合わせ窓口より必要事項をご記入の上、返信して下さいませ。
その中に、メールアドレスか携帯電話番号をご記入いただけましたら、こちらからご連絡させていただきます。

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11年12月19日 14時26分07秒
Posted by: takeuchiconsult
この問題も悩まれると思います。近くに同タイプ、同じ業態の店が繁盛されている訳ですから、自店も何らかの対策を打てば繁盛店に近づくかもしれません。
 
その対策をどう打つかです。全く違うことをするのか、真似をするのか?

マーケティング的に判断すると、全く違うことをするのはリスクが高いです。
全く違うことをすると、成功するか成功しないかは誰もわからないと思います。やってみないとわからないという状況です。これでは経営になりません。リスクを少なくして安定して数字を上げて行かないといけません。

それに近くに繁盛店があるということは、お客様はその店だけでなく、そのようなお店の使い方を気に入っておられて支持されているということです。だから、近くの繁盛店がなぜ繁盛されているのか、それを分析することが大切です。

ところがメニューも価格もすべて真似てしまってもお客様に支持されないでしょう。他店の良さは、他店でこそ発揮される訳ですから、真似る部分と自店流に変えて行く部分を判断しないといけません。

商売で大事なのは、繁盛されているお店の真似をすることからスタートすることです。自分流のものを出したいと言う思いが強いかもしれませんが、当たるまで繁盛するまでは真似ることで数字を作られることがベターです。

また真似ることが上手な方は、独創性も高くなって行きます。何が当たって、何が外れるのかも真似ることによって学習して行きます。だから真似ることが恥ずかしいと思われずに、どんどん前向きに真似られてはいかがでしょうか?

余裕のある時は、繁盛店と全く違った戦略も有りだと思います。しかし、余裕がなく、業績が低迷しているなら素直に良いところを盗まれた方が得策です。また、他店の良いところを盗むことが上手になれば、何をやっても成功されます。

奇をてらったことが一番危険です。誰もやったことがないことをやろうとしても無理があります。繁盛店と逆の方向性に行こうとする気持ちをどこまで抑えることができるかが大事です。

それに繁盛店が近くにあるということは、市場が存在するということです。これはやはり何らかのやり方次第で可能性があるということを証明しています。

繁盛している理由を盗み出すプロになることが、自店を繁盛店に近づけます。
鋭い選球眼を是非、養って下さい。

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11年12月19日 14時18分38秒
Posted by: takeuchiconsult
売上や利益ではなく、1年間で会社がどれだけ成長したかは何で測られていますでしょうか?決算書の数値が良いからと言って会社が本当に成長していると言えるでしょうか?

売上や利益は、外部環境や業界動向に左右される場合があります。言葉は悪いかもしれませんが、たまたま今年は追い風が吹いて良かったということもあるかもしれません。純粋に会社が成長したかどうかは別のような気もします。

そこで一つの指標があります。社内で昇進・昇格者が何人いるかで成長度が計れます。年功序列や経験だけで昇進・昇格を判定するのではなく、本当にその方の力を判断して決定されている場合、非常に大事な数値になってきます。

人が成長していないと、企業は成長しているとは言えません。若手の方がイキイキと仕事をして役職が付いて、モチベーションがさらに上がっている姿を見るとうれしく思います。

毎年、どれだけの昇進・昇格者があったのかカウントされてみられてはと思います。その数値と実際の売上や利益と比較されてみて下さい。綺麗に比例している場合もありますし、比例していない場合もあります。

比例していなくて、昇進・昇格者の数が多い場合は、未来に可能性があるかもしれません。もう少しで業績に反映するかもしれないからです。

また、昇進・昇格者が何年も出ていない会社は、業績が停滞しているか下降線をたどっています。いつも同じメンバー、いつも同じ役職者で頑張っている状態というのはあまり良くないです。

やはり、期初には辞令を出してあげたいです。そのことが周りにも良い影響を与えます。あの人のように頑張れば、会社は評価してくれるんだ!給料も上がるんだ!ということが目に見えてわかります。

売上が上がる予兆は、この昇進・昇格者の存在ではと思います。

人が育つ会社が、業績を伸ばされます。一人でも多くの方が昇進・昇格するように会社が、上長の方がサポートすることが大事です。

辞令を何人にも交付できるように!
四月からは新役職者の方が生まれているように!

それが本当の意味での企業成長のような気がします。

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11年12月19日 14時18分04秒
Posted by: takeuchiconsult
全くお付き合いされたことがない方にとっては不思議な存在かもしれません。それにどのように問い合わせれば良いのかもわからないと思います。実際に合われてもどのようなことをしてくれるのか、どんな提案をしてくれるのかわからないと思います。

簡単に言いますと、業績を上げるための種々の提案があると思われてはいかがでしょうか?

それが書面に落とされている場合もありますし、口頭で提案される場合もあります。

書面の場合は、調査・分析と言いまして、現状の企業診断・店舗診断が出てきます。企業版の健康診断のようなものです。どこが良くてどこが悪いのか、どこから直して行けば良いのかが書かれています。

また、個人商店や規模の小さい企業の場合は、口頭で弱いところの指摘があり、今後どのように改善して行けば良いのかアドバイスがあると思います。できそうなことは、その場ですぐに改善をスタートします。

書面での提案も大事ですが、やはり改善スピードが大切です。できそうなことは即実践に移して行き、チェック・修正を行って行くことが理想です。

私の場合は、実際にPOPを書いたりすることもあります。疑われるかもしれませんが、POP1枚で売上が違ってきます。例えば、おすすめ商品のPOPや売上ベスト5のPOPなどを店舗に貼るとよく売れます。

コンサルタントに依頼されると以下のようなことをイメージされてはと思います。

迷っていることに対してアドバイをいただき背中を押してもらう。
方向性を見つけて、やる気のスイッチを入れてもらう。
聞くだけでなく、できることから何かをやるきっかけを作る。

業績が良い時も悪い時も専門家のアドバイスが大切な時があります。上手に活用された方が得だと思います。

迷ったら、悩んだら相談に乗ってくれる心強い味方を持つのも良いと思います。
合わず嫌いにならずに、気になったら一度お会いされてはいかがでしょうか?
コンサルタントの方とは能力よりも相性が大切です。第一印象でこの方なら合うのではと思ったら、色々聞いてみられてはと思います。

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11年12月19日 14時17分29秒
Posted by: takeuchiconsult
過去の常識で計画を作らないことです。もう右肩上がりの成長業種ではないです。投資をしても回収できないと意味がないです。ますます借入の負担が多くなると、経営が厳しくなるだけです。それと以下の点をもう一度再認識されてはと思います。

以前に比べて、
1.投資をしても売上が上がるとは限らない
2.投資が客数増・客単価アップにつながるかどうかはわからない
というのが現状です。

大規模修繕を行う他に施策はないのかどうか検討する必要があります。修繕を行ってしまえば、投資効果が出ないと今まで以上に厳しくなります。ところが修繕効果というのは、思ったほど売上などの経営数値に跳ね返ってこなくなっています。

経営不振の原因は、施設の老朽化にあるのではなく、他の要因に原因があるのではないでしょうか?調子が悪くなると、すぐに修繕を考えていると経営が軌道に乗りません。

逆に、大きな投資を行わなくても収益を改善させるための施策を考えることが大事だと思います。

確実な予測というのはないです。未来は不確定です。何が起こるかわかりません。過去の経験値が通用しなくなっています。マーケットが過剰な状態で、投資を行っても投資に見合う成果は期待できなくなっています。

だからこそ業務改善行い、小さな改善を積み重ねることが大切です。大規模修繕を行う場合は、もう最後の手段と言えるかもしれません。失敗すると後がないです。そんな不安定な経営決断はしない方が良いと思います。

商品やサービスの見直し、諸経費の削減化を図り切り抜けながら力を付けることが大切です。大きな投資は、経営が順調な時、伸びている時に行うのが理想です。業績不振時には絶対に行わないことです。

だから大規模修繕の話が出てくると不安になります。できることはすべてやり切った後であれば良いですが、安易に議題に乗って来たとするとたいへんです。

大規模修繕で大幅な売上アップのムードが出て来ていたとしたら、誰かが止めないと、そのまま突き進みそうです。投資計画は、投資をしなくても良い計画をどれだけ作成できるかにかかっているように思います。

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11年12月09日 12時32分00秒
Posted by: takeuchiconsult
当初は、売上が上がるだろうという予測の元、設備投資をされますが、思い通りに回収できていないため苦戦されています。特に大きな投資の場合、10年後、20年後にボディブローのように効いてきます。再生しようと思えば、さらに投資が必要となり、苦戦必至です。

また、設備投資には、補修改修費がランニングコストのようにかかってきます。これも痛いです。当初予定していなかった補修改修がかかってくると経営を圧迫し出します。

そうすると投資は負の財産として残るだけになってしまいます。一度投資したものを後からカットすることはできません。だから投資計画を綿密に作ることが大切になってきます。

20年以上も前であれば、今のように景気が悪くなることは予想できなかったと思います。景気が上向いているので、回収は容易にできるのではと予測されたのではないでしょうか?

それと競合店の乱立も原因の一つです。自社だけが投資をして一人勝ちしていた時代から、競合店の出店によって利益が出なくなっています。

どの企業も売上不振以上に、過去の投資に苦しんでおられます。売上は低迷しても固定費の削減や経費の圧縮で対応が可能です。しかし、過去の大きな投資は、いくら稼いでも元本と金利の返済に追われ続けます。

皆さん返済さえなければ十分に利益は出ているのになぁとおっしゃいますが、無借金経営のところなんてほんのわずかです。自己資本だけで経営できれば理想ですが、それができないために金融機関からの借入で経営をされているのだと思います。

経営のスリム化というのは、組織をスリム化したり、経営規模をスリム化する以上に、借入金のスリム化及び金融機関へ返済のスリム化が大事なような気がします。

経営自体は、アコーディオンのように伸ばしたり、縮んだりすることが可能ですが、返済はそのような訳にはいきません。

だからこそ投資は慎重に・・・
売上が伸び続ける経営計画書を見せていただきますとぞっとすることがあります。10年以上も右肩上がりで数字が伸びています。再投資しない限りそんなことはあり得ないです。

借入を起こすための経営計画になっていると、後から必ず苦労します。今の時代、投資したものは10年で完済できるくらいでないと厳しいと思います。それ以上の投資はするべきではないのではと思います。

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11年12月09日 09時33分00秒
Posted by: takeuchiconsult
広告掲載につきまして以下の2つのパターンがあります。
1.成果報酬型(アフィリエイト形式)
2.固定報酬型

手順1 商品・サービス内容の確認
手順2 電話によるヒアリング
    ①商品・サービスの特徴
    ②客層やターゲットの確認
    ③弊社ブログとのマッチングの可能性検討
手順3 タグの作成
    ①希望タグを作成お願いします
    ②必要であれば、弊社作成も可能です
手順4 契約内容の確認
手順5 タグの設置・確認

※掲載場所は要相談


コンサルタント会社さんのホームページに広告を出させていただくとどんな反応があるのか、一度試してみたいという方でもOKです。

商品・サービスのコンセプトが明確で弊社のブログ型ホームページにマッチングしそうであれば一度お試し下さい。

料金もアフィリエイト方式で、成約・販売が決まってからの支払いで結構です。

正直、何が起こるかわかりません。
このシーサーのブログだけでなく、後数個、異なるポータルサイトのブログもやっています。どこからどのようにアクセスがあるのか興味深いところです。

研究のため、勉強のためでも良いです。
お気軽にお問い合わせくださいませ。

また、広告掲載だけでなく、ネット上の対策についての相談も承っております。
例えば、
1.貴社ブログ型ホームページ作成提案
2.ブログ型ホームページへのアクセスアップ提案
3.ホームページへの誘導提案
4.ブログやツイッターの活用の仕方
などなど、こちらも含めてご検討いただければと存じます。

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11年12月09日 06時32分00秒
Posted by: takeuchiconsult
事業内容がわかり、会社がきっちりと存在していることがわかればそれで良い。
実はそういう方も多いようです。ただし、料金は安いことがミソ。

理由は、SEOで問い合わせが多いと困る。辞書代わりに質問ばかりでは困る。
という方が実はおられます。有名な士業の先生方などは、今の仕事で手一杯。しかし名刺交換をしたり、人と会った場合、自分がどんな事務所を持っているのか、あるいは本当に存在しているのか調べられるそうです。そのため、簡単な会社案内程度のものが必要だそうです。

それだったら、事業内容として過去の実績を載せればもっと良いのではとWebの専門家やホームページ制作会社は考えると思います。でも士業の先生方の性質上、過去の実績を公開することができなかったり、あえてされない方もおられます。個人情報も含め依頼主のことは記載できませんし、したくないでしょう。

そのような方は、安くてWeb上にホームページが存在するだけでOKです。

それと起業開業して間もない方。ホームページなどに大きな予算をかけることができない。またはネットで物やサービスを売り買いするのではない事業主の方などもWeb上にホームページがあり、会社が実際に存在していることがアピールできればそれで大満足です。もし事業が軌道に乗れば投資されるでしょう。

それともう一つのパターンは、2つ目のホームページが欲しい方。
例えば、旅館・ホテルでは、一つのホームページに異なる事業の案内が一緒になっています。お客様は、ホームページから色々探し出さないといけません。特にブライダルを強化したいと思っても旅館・ホテルのトップページが先に来て、見つけにくいということがよくあります。

理想は、各部門ごとにホームページを作成し、SEO対策をすると良いと思いますが、それぞれに作るとなると費用がかかります。

旅館・ホテルのホームページの構成例
1.宿泊用のページ
2.宴会用のページ
3.食事処・レストランのページ
4.温泉・お風呂の案内
5.他事業の案内

だから簡易的なホームページが欲しいと思っておられる方も多いです。

普通は、どこにも負けないような立派なものやSEO対策が万全のホームページの提案をされると思います。それを望んでおられる方なら良いですが、そうではない入門編や違った形の使い方をしたいと考えておられる方がいらっしゃるのも事実です。

最先端を走るのはマーケティングの鉄則のように考えられていますが、ふっと立ち止まって考えてみると隙間のマーケットが見つかる時があります。

最初からSEOに期待していない時代遅れのホームページもニーズがありそうです。

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11年12月09日 02時30分00秒
Posted by: takeuchiconsult
オープンのお手伝いよりもひょっとするとオープン後のお手伝いの方が多いかもしれません。綿密な計画を組んでオープンされたが、その後の経過が良くないために相談があります。

オープン後調子が良くなければ、なるべく早く見直しをかけることをおすすめいたします。悪いままほっておくとさらに悪くなります。

想定した客数が来ていない、売上が思うように行っていないという状況のようです。でも最初から思うように行かないものです。特に飲食業の場合、スタートダッシュしようと思っても口コミで広がって行くためには時間がかかります。それも1カ月くらいで達成できるものではなく、長期戦を考えないといけません。

しかし、あまりにも数字が悪い場合、テコ入れが必要です。まずお店を知っていただくための方策を打っているかどうかです。開店してもお客様を待っているだけでは厳しいでしょう。何らかの販促企画が必要です。

新聞折り込みチラシや雑誌掲載、近隣へのポスティング、ビラ配りなどを地道に行っていかないとお客様は来ていただけません。お客様が来られていない場合には、すぐにハンドビラを持って外で配るくらいの姿勢が必要です。それも他人に頼むのではなく、店主自らが配るくらいの情熱が必要です。

それとお客様の数は少なくても少しは来ていただいている訳ですから、お客様に率直に感想を聞くことです。それを一つずつクリアして行くことが大切です。

特に商品・メニューの改善は、日々行わないといけません。自己満足で終わらずにお客様の口に合うように改善して行くことが必要です。

そのような施策を打っても改善の見込みがないようなら、少し大きな手術が必要かもしれません。外部のプロの専門家の方の力を借りて、店舗診断を受けられてはと思います。

オープンされて調子が悪いと思ったらすぐに専門家の診断を仰ぐのか、それてもやれることは自分たちの手でやってみるのかは、オーナーの判断次第です。

正直、どちらが良いとも言えません。しかし、何も対策を打たずにお客様を待つというのだけは、止められた方が良いです。

また悪い思うところ、お客様から意見をいただいたことを必ずノートに書き記して下さい。それが財産になります。

頭の中であれこれ考えるだけでなく、紙に書いてみて、できることできないこと、すぐやることすぐにできないことを整理して改善することが大切です。

オープン後調子が良くないと不安になります。自分たちの力では無理ではと思った瞬間、プロの方に早めに診断を受けられてはと思います。

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11年12月08日 22時31分00秒
Posted by: takeuchiconsult
部屋出しから食事処・レストラン形式へ変更されることがよくあります。目的は2つあり、経費の削減(人件費の削減)と出来たての料理の提供です。ところが提供方法を変えただけでは、根本的な改革になっていません。

ホテルや旅館に宿泊してお客様が印象に残るのは、温泉やお風呂と食事です。特に食事のイメージが良くないとリピートされません。

提供方法を変える以上に、中身を検討されることをおすすめします。

例えば、
1.ビックリメニュー
2.名物メニュー
3.パフォーマンスメニュー
4.見て楽しいメニュー
5.自分で作るメニュー
などなど、今まで出来ていなかったメニュー開発を行うことです。印象に残るようなメニュー、ビックリするような美味しいメニューが欲しいです。

地産地消と言っても今ではどこのホテル・旅館でも実施されています。それを超える何かが必要です。

当館でしか食べることのできないもの、町場の飲食店では食べることができないもの、百貨店のデパ地下でも購入不可能なもの、家庭で再現しようと思っても難しいようなものを作ることが大切だと思います。

ホテル旅館業は、大きな箱物施設を抱えていますが、施設にお金をかけることが難しいです。手を入れようと思えば、かなりかかるはずです。気になる点もたくさん出てくると思います。

大きな投資をせずに活性化を考えるなら、メニュー開発に力を入れることです。施設は年数が経てば古くなりますが、メニューは古いと思われないように、常に斬新なものを提供して行く必要があります。

リピーターのお客様からも毎回高い評価を得ようと思えば、メニューで印象に残らない限り難しいです。

提供方法の変更をお考えなら、メニューの内容そのものを見直されてはと思います。あるいは提供方法を変えずにメニュー内容を見直す方法もあります。メニューそのものが変化しないと、お客様に評価されないのではと思います。

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11年12月08日 20時30分12秒
Posted by: takeuchiconsult
研修を受けさせると成長するのでは?やる気を持ってくれるのでは?と教育研修に投資をされます、力を入れられます。また、社員からの希望要望を聞かれて積極的に参加を促されます。

教育に力を入れるのは良いことだと思いますが、すべて会社負担で行っている場合、少し不安になってきます。何でも会社が負担してくれているので、自由に参加できる、自由に学ぶことができると思われるとたいへんです。

会社には予算があります。申告してきたものすべてを通す訳にはいきません。またなぜその研修が必要なのか明確な理由と期待される成果が見えていないとOKを出すことはできません。

でもどちらかというと、希望する研修会があったら言ってきて下さい、積極的に参加して下さいと言っても出てこないのが普通のようです。理由は、自分から言い出すと責任が発生し、プレッシャーになるからのようです。

しかし、研修については、どういうスタンスなのか、会社として、組織としてしっかりとしたわかりやすい基準が必要だと思います。

できれば年間計画のようなものがあり、誰がいつどの研修に参加するのかが見えているのが理想です。あるいはどのような研修があるのかが公開されていると、参加希望者も出て来るかもしれません。

ただし、会社負担のものと自費負担のものは分けた方が良いです。特に、業務に直接関係のないものは、どんなに素晴らしい研修であっても自費参加が良いと思います。

この選別ができていないと、会社に対する甘えが出てきます。本と同じで自分で買って読まない限り身に付きません。本当に必要と感じているならば、自費で参加されるのではと思います。

研修やセミナーのスケジュール案内だけを流し、後は個人の自主性に任せるところもあります。

研修のことに関しても明確な基準を設けられているところは、他のこともすべて基準があり業務がスムーズに進んでおられます。

自社の研修のあり方、見直されませんでしょうか?
研修への参加比率が高まると、成長スピードも速くなります。それも意識の他高い社員が自費でどんどん参加されるようになれば最高です。そのためのサポートを会社がしてあげるのが良いのではないでしょうか。

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11年12月08日 20時29分24秒
Posted by: takeuchiconsult
1店舗上手く行くと、次から次へと出してみたい店が出てきます。その店を出すためにまた頑張られます。そうして夢を一つずつかなえて行かれます。

ところが順調なようで、そこには落とし穴が待っています。何かと言いますと、徐々に店がファッション化して行きます。1つ1つの店の完成度を上げるよりも自分の思い描いた店が優先されるようになります。

創業オーナーでワンマン経営者の場合、特にこのような兆候が出るようです。誰も止めることはできません。今までオーナーの直感と頑張りでここまでやってきたため、疑うことが誰にもできないでしょう。

オーナーのスピードに誰も付いて行けない。どのようなビジネスモデルなのか、全体像が見えていない。検証及び修正・調整ができない状態になります。

儲かっている時は良いですが、少しでも歪が生じれば会社全体が危うくなります。それを補うためにまた最新の店舗を作ろうとされると悪循環に陥ります。

結局、最後まで行かないと止めることはできないということになってしまいます。

飲食業で繁盛する、経営を安定させるためのコツは、ドル箱店舗を持つことだと言われます。業界の平均数値をはるかに超えるような優良店舗早く作ることです。そこで生まれた資金を他に回すことが理想です。

またドル箱店舗とまでは行かなくてもかなり収益を上げている店を作っていない状況で店舗展開するのは危険です。ドル箱店舗を持っていれば、出した店が調子が悪くなれば閉めれば済むことです。常にドル箱店中心に経営戦略を組むことができる状態が理想的です。

気付かないうちに店がファッション化していませんか?少しずつ変えて行きたいと思われて最初の店からかなり変化していませんか?

安定した経営を目指すなら、店の完成度を上げ、ビジネスモデルをまず創り上げることです。夢と理想は、店づくりだけにあるのではなく、飲食店の経営にもあるはずです。

歯止めのかからなくなった経営は、制御不能となります。そうならないためにも外部の方の意見を真摯に受け止め、作りたい店を作るだけでなく、完成度を高める努力が必要な気がします。

店舗展開される方は、くれぐれも店舗がファッション化しないように注意されてはと思います。

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11年12月07日 06時58分00秒
Posted by: takeuchiconsult
わかりやすくイメージしやすいために、焼肉店を例に挙げたいと思います。いつオープンを考えれば良いのか、よく相談があります。オープン時期を間違えると苦戦することがあります。

焼肉店は夏に向かって売上が高くなって行きます。ピークは概ね8月と決まっています。そこから徐々に売上が下がって行き、年末の12月に忘年会などで数字が上がります。

だから秋にオープンすると、焼肉を食べたいムードが終わった後ですので、数字を取りにくいです。販促企画を打ったとしても苦戦する傾向があります。

逆に、3月くらいから少し暖かくなってくると、お客様の数が増え、売上が徐々に上がって行きます。5月の連休など、場所によってはかなり稼がれるところもあります。5月は連休過ぎると少し落ち着きます。6月も同様ですが、急に暑くなると売上も上がってきます。

お客様が食べたいと思うような季節にオープンされて、波に乗ることが良いと思います。そうするとオープン時期の理想は3月~6月です。

また逆の考え方もあります。ピークの時期にオープンすると忙し過ぎて対応できなくなるので、あまり忙しくない時期にオープンして徐々に力を付けて行きたいと考える場合です。気持ちはわかりますが、やはり忙しい時期に、忙しい方が少々ミスがあっても売上が上がるために精神的に楽だと思います。

秋というのは、本当に飲食店にとっては厳しい時期です。何をやっても反応がないという感じです。

ピークを外すという意味であれば2月くらいから準備を重ねて3月の忙しい時期を迎えるという方がまだ良いかもしれません。

大事なオープンですので、できれば年間計画を立てた中でスタートされることをおすすめいたします。

他の飲食店でも言えると思います。お客様が外食をする時期に合わせてオープンして、勉強を重ねることが力になります。

いろんなことを想定されて、もしこのようなことが起こったらどうしようかと悩んだり、迷われます。でも最初から失敗なしということはないです。皆さん口には出せないような失敗を繰り返されて繁盛店を作られています。

だからこそ、忙しい時期に飛び込み早く対応できるようになった方が良いと思います。

春から夏に向かって新しい店がどんどんできることを祈っています。

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11年12月07日 00時57分00秒
Posted by: takeuchiconsult
投資家の評価とお客様の評価、どちらを優先されますか?

企業規模によって若干違うように思います。しかし、経常利益や1株当たり利益は、お客様からは見えません。お客様から見えるのは店と商品・サービスだけです。何を目指すかは、経営者の方のお考え次第だと思います。

何の評価の高い経営を目指されますか?
中小企業の場合、投資家はいないところが多いはずです。金融機関からの借入は個人保証されていて、第三者の方からの支援はあまりないと思います。

ということは投資家を気にせずに経営できます。お客様だけを見て事業運営することが大切になります。

無理して利益を出す経営をするよりもお客様が喜ぶ経営をする方が良いかもしれません。利益はお客様に支持していただいた結果にすぎません。お客様に支持いただけなくなると利益は出ないと思います。

利益が大事なのはわかりますが、それ以上にお客様満足を考えた経営が大事なような気がします。

中小企業では、経常利益の額で経営を判断しても良いものかどうか疑問に感じる時があります。特に最近では、大手企業でも経常利益は業界平均よりも低いが、お客様満足度調査で一位の企業も出てきています。

利益をどう考えるか?配当や再投資、社内留保など色々施策はあると思いますが、どのようにお金を使うかは企業判断に委ねられます。

今利益が出ていても未来永劫、利益が出続ける保証はないです。今の利益よりお客様に支持され続けるための施策を打つことが大事なような気がします。

利益は結果に過ぎないと思います。経営計画書の作成もどうやって利益を出すかという視点で作成して行きます。でも理想は、お客様にさらに満足していただくための施策があり、それを積み重ねることでどれくらいの利益が出るのかを図ることの方が良いのではと思います。

利益重視で経営していると思わぬ落とし穴に落ちる可能性があります。配当のことを心配しないので良いのであれば、お客様に対する再投資を優先されて経営しても良いのではないでしょうか?

売上から利益重視と叫ばれるようになっていますが、利益以上にお客様の満足度が気になります。利益を追い過ぎると、お客様から支持いただけなくなる可能性があるような気がします。

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11年12月06日 18時56分00秒
Posted by: takeuchiconsult
最近気になることがあります。家の近くの食品スーパーを回ってみると、魚種や刺身がいつも一緒なのです。ほとんど定番化されています。

定番化が進むとロスが少なくなり、効率的な運営ができると言われます。ところが定番化が進み過ぎるとどうでしょうか?お客様にとっては魅力を感じなくなります。定番化してしまえば、後は価格を比較することしかできなくなります。

バックヤードでの作業も定番化されると楽です。商品陳列も決まったところに決まった商品を並べるだけなので、本当に効率的です。

こうなると落とし穴が待っています。お客様の来店頻度が少なくなって行きます。特に魚売場は、変化させないとマンネリ化し面白みがなくなります。旬のもの、今日入荷したものなどを見せて行かないと足しげく通ってくれません。

このことは食品スーパーだけに言えることではなく、流通業すべてに言えることです。定番化されると店側は安心ですが、逆に言うとチャレンジできていないということになります。

リスクを冒さずにお客様に来ていただこうと思うと危険です。お客様は、店側のリスクに対して興味を示されます。売れても売れなくても、成功しても成功しなくても、ある程度リスクを冒すことが売場では大事です。

いつもと同じと思われた瞬間、売上は下がって行きます。常にリスクを冒すくらいの勇気が欲しいです。チャレンジして欲しいです。

今の時代、すべて100%売り切ったり、毎日思うように売れることはないです。だからと言って、確実に売れるものしか置かない、売れる数だけしか置かなくなったらどうなるでしょうか?徐々に販売数量が減り、商品陳列数が減り、売場スペースが減って行き、結局売上はどんどん落ちて行きます。

今まで売ったことがないもの、反響が良くなかったものも売り方を考えて売るくらいの力が必要です。定番に甘えていると確実に数字は落ちて行きます。頭で考えて何とか売ろうと努力するからこそ売れて行くのです。

リスクを冒さず、安定を目指すようになると、店は良くないです。最近、何か新しいことにチャレンジされましたか?

店が老けこまないように注意して下さい。面倒くさいとか、昔やったけど良くなかった、売れなかったら誰が責任取るんだよ言わないように・・・
愚痴の多い売場になると、変化を期待できなくなります。

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