2010年 7月の記事一覧

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10年07月09日 05時29分31秒
Posted by: anatolia
自分ではあまり気づかないものかもしれませんが、人の行動を観察していると、人は同じ失敗を懲りずにしているものです。
これは、無意識内に同じパターンの行動するプログラム形成されていることと、意外に思われるかもしれませんが、失敗するとわかっていても経験したことのある行動をとった方が精神的に楽なため(人は、未経験な行動の方が、精神的にストレスがかかりやすい)、判断に迷うと、又は惰性に任せると、経験したことがある行動をとりがちなためです。
優秀な人というのは、同じ失敗をしない人のことを言います。
会社も発展しないのは、同じような行動を繰り返しているからです。
発想を転換して、新しい行動にチャレンジしないからです。
同じ失敗を繰り返さないためには、まず、自分の失敗パターンを顧みて、原因を分析して、思い切って行動を変えてみることです。
また、身近な人に自分の失敗パターンを聴いてみることです。
その大半は、同じ思考パターンにその原因があります。
その思考パターンから脱して人生を変えてみましょう。
10年07月08日 05時34分02秒
Posted by: anatolia
私たちの思考は、「意識」と「無意識」に分けれています。
「意識」は、集中して物事を考え、決断するため、コンピュータに例えると容量とスピードが制限されています。
一方、「無意識」は、私たち自身が直接感じることは少ないです(感じることができるのは、意識にのぼってくる「ひらめき」や「気づき」、「なんとなく感じる気分」など)が、容量が極めて大きく、スピードも著しく早い。しかも、絶えずプログラムを創ったり、書き換えたり、破棄したり、強化したりしている。
「意識」の役割は、自分の生き方を決め、「無意識」は、その生き方をするためにプログラムを創ることが本来の役割分担のようです。
従って、「テキパキと仕事をこなす人になりたい」と思えば、「気づいたことはすぐ行う」と決めて行動していくと、無意識内で、仕事を素早くこなすプログラムが日々創られていき、日々、業務処理能力が高まり、必要な解決策が思いつきやすくなっていくのです。
10年07月07日 05時44分50秒
Posted by: anatolia
どうやら人は、それぞれ人生のテーマを持って生まれてきたようです。
その為の才能を持っているようです。
その人の才能を見抜き、「あなたは、・・・の才能があるんですね」などと言うと、本人がさほど意識しなくとも、その才能がどんどん発揮されていきます。
その才能に関することは、今までできないようなことも自然にできるようになったりします。
まず、その人を育てる為には、気付いたその人の長所や強みを指摘することから始めましょう。
10年07月06日 06時40分31秒
Posted by: anatolia
「人として正しい生き方を歩むように教育する」とは?
人は、誰でも「誰かの役に立ちたい」「何かに貢献したい」という貢献欲求を持っています。
この貢献欲求を刺激するようにすることが人として正しい成長をすることにつながり、ラグビーでいう「一人は皆のために、皆は一人のために」というチームワークのとれた組織となり、互いに良い刺激をし合うチームとなるのです。
貢献欲求とは、儒教では「仁」といい、陽明学では「良知」といい、仏教では「慈悲」といい、キリスト教では「愛」と呼んでいます。一般的には、「良心」とも呼ばれています。
貢献欲求を刺激するには、
1.誰かのために貢献した偉人の話を聞かせたり
2.近隣の掃除などをして地域に貢献する
などによって醸成することができます。


10年07月05日 05時31分35秒
Posted by: anatolia
「人を育てる」ということは、
・人として正しい生き方を歩むようにする
・自分の長所や強みを伸ばすこと
だと思います。
なぜなら、そのような社員教育を施すと、会社は伸び、人材も育つからです。
私のクライアントの中に幹部社員と次を担う層との間に能力と意識において大きな断絶がある企業がありましたが、上記の方針で研修を行うと一変致しました。
企業を利益を生み出すことを目的とする組織ですが、それを動かすのは人です。
人として正しい生き方が、良心を刺激する教育が企業を発展させるというのは、ある意味当然あのかもしれません。
10年07月02日 06時11分31秒
Posted by: anatolia
ある会社の社員で、同期の人たちが上に向かって頑張っているの見て、自分も頑張らなくてはと思うと、胃が痛くなる人がいるとその上司から相談を受けました。
なぜ、胃が痛くなるのか?
その人の無意識にその人の行動を阻むトラウマがあり、その人が頑張ろうとすると、
「そんなことをして失敗したらどうするの?自分を傷つけるだけだよ」
「頑張ったから報われるわけじゃないよ。自分の過去を考えな」
などと無意識から意識にささやくのでしょう。
過去の挫折や嫌な体験がその時の嫌な感情を伴ってトラウマ化しています。
このようなときは、痛むところ(この場合「胃」)に手を当て、
「この痛みは、どこから来るの?」
「あなたはだれなの?」
などと問いかけてみましょう。
そうすると、トラウマの原因となる経験を思い出すことがあります。
そうなればしめたものです。
その体験を受容するために、
「そんなことがあったな」
「思い出させてくれて、ありがとう」
「貴重な体験、ありがとう」
「私の人生さん、ありがとう」
「胃さん、苦しい思いをさせて、ごめんなさい」
「胃さん、私の人生さん、愛しています」
などと声を掛けてやると、癒されます。
そうすると、沸々とやる気がみなぎるのを感じ、頑張れる様になるはずです。

以上のように、その上司にアドバイスするように教えました。
10年07月01日 05時38分00秒
Posted by: anatolia
自分の息子を育てて後継社長にしたいという場合、どのように育てたらよいのか?
基本的なことを身につけて貰うために他社で修行をつんで貰うなどの方法は有効でしょう。
その後、自社に入れてからうまくいかないところが結構多いようです。
それは、なぜか?
後継者である息子を早くものにしょうと焦ってとにかく厳しく当たりすぎて「責め殺してしまう」ためです。
アドラーという心理学者は、人を育てるには、「短所を無視して、長所に注目する」と言っています。
本当に息子を育てたいならば、短所にさわらず、長所を認め、それを本人にフィードバックして長所を伸ばす育て方が大切です。
発明王のエジソンは、アスペルガー症候群という精神的障害を持ちながら、あのGEを創業し今日まで残しました。これは、彼の母が、エジソンの長所のみに着目した教育をしたからです。
私の顧問先の息子さんは、一時追いつめられてうつ病までなりました。
しかし、その人の長所に注目し、その長所に従って会社を運営するように環境を整え、サポートしていくと、一変し始め、今は社長に厚い信頼を頂き、グループ会社の主力2社の経営を任されています。
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