昨日登録団体の会員懇話会に参加してきました。

今回のテーマは「日経編集長が語る新興国での成功するためにすること」でした。

新興国といえば、中国・東南アジア・インドが思い浮かびます。

日本の製造業はリーマンショック以降輸出が大きく落ち込んだこともあり、
新興国での現地生産し現地で売るという動きをとりました。

がしかし、新興国に進出したらトラブルに遭うことが多かったのです。

それは開発から製造はたまた販売上にまで及びました。

その原因は何だったのか?

それは、習慣や文化、考え方の違いです。

だから、日本流のモノづくりが通用しなかった。

大手製造業の例を多数紹介されましたが、
各社はことごとく失敗の連続だったとのことです。

そこで、各社は現地での習慣や文化、考え方の違いについて調査したそうです。

中には研究所まで作った会社もあるそうです。

努力の甲斐もあり、各社は現地での価値感が理解できたようです。

そうした活動の中にも発見もありました。

そもそも日本流の性能や型は現地でオーバースペックで、
現地では必要最低限を求めることや日本での型はなじまない点も気付いたのです。

その他様々な障害を乗り越えて現地法人が今順調に稼働するまでに至っています。

新興国で成功するには現地のことを理解し、
仕事を見える化してやり方を工夫することが大切だということです。

私は海外進出する予定がないので直接関係はないですが、
早速知り合いの製造業の方に今回のことについて話してみようと思います。

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