今月初旬に個人的に好きなテレビ番組を見ていた。

とある高学歴のアナウンサーがお笑いに対して
「どういうロジック(≒公式)で考えたら笑いが起こせるのかがわからない、
お笑いの公式自体がわからないのでいつも自分はすべってしまう。
もし教科書があれば是非読んでみたい。」
と苦悩を吐露していた。

その時それを聞いたベテランの司会者は以下のように答えた。

「お笑いに教科書なんてないから当然公式はない。突き詰めれば「緊張と緩和の繰り返し」が笑いを生むもんだ。例えば、今日は贅沢をするぞ!うどんを食べるか!(実は安いというオチ)というような具合に。(考えて言っているというよりも感または即興でそうしている。じっくり考えて出てくるものでもない。)」

また一緒に出演していた若手のお笑い芸人からは、
「公式なんて意識したことがないし、考えたこともない。(深読みしすぎではないか?)」
と答えていた。

上記のやりとりから感じたことは、
『すべてに公式があるわけではない』ということ。

そういうことは感性を研ぎ澄ましたり日々の鍛錬からこそ
見いだせるのかもしれない。