作家の開高健さんが [肉体の疲労のときは酒より甘いものが欲しくなる。オツムとかココロとかがくたびれてくると酒が欲しくなる] とおっしゃったそうですがなるほど飲み助でかつ甘いもの好きの私もそうだなあと納得してしまいます。

多くの方が行きつけというお店があるようですがイシダもそこに行くとなぜか気持が軽くなります。
カウンターが10席ほどの店ですがほとんど変わらない顔ぶれがいつもいてマスターが完全ため口で客の多くが私より年上ですが私もため口、勝手飲みしている人はほとんどいなくて話題が飛ぶに飛んでもみんなついてくる、まさにそこには独自コミュニティーが形成されています。

最近そんな店が集合した形で恵比寿や池袋などにイベントスペースのように出現、活況を呈しているようです。もともと新宿ゴールデン街や池袋ションベン横丁など息が長くつづいてきた業態が表側に出てきたということですね。

一方でひとりになりたいどっぷりつからない人間関係の中で軽く過ごしたいという人向きのキャッシュオンデリバリーのアイリッシュパブや立ち飲み居酒屋も調子が良いようです。

現在のように経済が疲弊してなんだか変な事件が続けて起こるようなせちがらい世の中になると、飲食欲が癒しを求めるのかも知れません。スイーツブームや昔ドリンク復活のハイボール・ホッピーの人気はそんな時代背景が裏側にあるのかもしれませんね。もっとシンミリしてくれば今度は日本酒なんでしょうかね。

何にしろ飲食店はいつの時代でもそのあり方に役割を求められるのでしょう。時代において行かれないようアンテナ張りましょう。