政府主導の環境対策については、まだまだ進みそうにありませんね。

民間NPOやNGO団体の環境対策セミナーや勉強会のほうがずっと進んだ深い議論が
交わされているように思うのは私だけだろうか・・・

持続性のある環境改善を、現在の経済状況下で企業に求めるのは少々抵抗がある。
もちろん、何もしなくて良いと言ってるわけではない。

しかし、環境投資をするにあたり、様々なイニシャルコストが大きな負担になってくるからである。

昨年から本年の現在に至る間、弊社が扱うLED照明や投光機などの見積もり依頼は多数
させていただきましたが、成約率から言いますと、ほとんど成約していないのが現状でした。

リース会社も審査が慎重になりましたし、銀行等の金融機関はまったく役に立たない。

なかなか前に進まない船のごとく、じっとしているだけがこの先も続くのであろう。

一国の首相が、世界の首脳陣の前でこうしますって言ったんだから、政治主導でこのあたりを
ハードに進めるべきではないか?

世界の人々に笑われてしまいます。(すでに笑われているが・・・)

民間レベルの話でもそうですが、持続した環境改善をするには、経済力がないと難しいと思います。

ボランティア等で、貧しい国々の子供たちを支援する様子を見た経験がありますが、最初はいいんだが、ずっととなると・・・はたして続くのだろうか。

支援するなら、差し出した手を途中で引っこめてはいけないのではないかと。

ボランティア等の団体を否定しているのではないのです。参加される方にもそのあたりを理解して
いただきたいのです。

最近、私が資産運用ならぬ海外投資について、他社ブログではありますが書いております。

景気のいい国には、物が集まり、人が集まり、そしてお金も集まるのです。

そんなチャンスがある場所で仕事をしないのが不思議でしょうがない!

本業で利益が出ないなら、少しでもチャンスがある場所で、あるいは方法で利益を出さないと。

利益を継続して出すことが可能なら、持続した環境対策しかり、貧困地域への支援だったりが
可能になるからこそ情報を発信しているのです。

もし興味がある方は、http://ameba.jp/jyu-zo/  をご覧ください。


さて、うんちくが長すぎましたが、IGESさんのセミナー案内です。
勉強するにはいい機会ですね。
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生物多様性と経済・ビジネスに関する国際シンポジウム

気候変動問題を経済面から分析し、温暖化対策に大きな影響を及ぼした
「スターンレビュー」の生物多様性版と称される「生態系と生物多様性の
経済学(TEEB)」最終報告書が2010年夏までに公表される予定です。

本シンポジウムでは、最終報告書の策定状況を報告するとともに、2010年
10月に名古屋で開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)
までの課題等について議論を行います。

日時:2010年2月18日(木) 13:00~17:30
場所:経団連会館 経団連ホール北(東京都千代田区大手町)
 (会場のご案内:
http://www.keidanren-kaikan.jp/map.html
主催:IGES、名古屋大学エコトピア科学研究所、
 日本経団連自然保護協議会、IUCN日本プロジェクトオフィス
言語:日本語・英語(同時通訳付)
定員:300名(事前申込要・先着順・参加無料)
申込締切:2010年2月12日(金)

お申込及び詳細はこちら:
http://www.iges.or.jp/jp/news/event/20100218biodiversity/
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財団法人地球環境戦略研究機関 (IGES)
〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町上山口2108-11
Tel:(046)855-3700 / Fax: (046) 855-3709
E-mail:
rss-info@iges.or.jp
URL: http://www.iges.or.jp
IGES EnviroScope: http://enviroscope.iges.or.jp
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