私たちは、自分のことはすべて自分で管理しているつもりでいますが、本当にそうでしょうか?
手足、指一本一本まで意識して動かしているのでしょうか?
私たちの身体は、そのほとんどが無意識が動かしているというのが正しい認識だと思います。意識は、無意識が何に注意を向けるべきかを指示しているに過ぎないのではないでしょうか。
そして、無意識は、その指示に従って、どのプログラムかを決め、そのプログラムが作動して身体を動かしているのです。
初めてやることは、なかなかうまくいかないものですが、回数を重ねてくる当初思いもしなかったスピードでできるようになるのは、意識がこれをしようと決め、無意識内で一生懸命もっとも好ましい動きができるよう回数を重ねるごとにプログラムを形成するためです。
自分は、不器用だからという人は、実は、自分はできないという思いこみ(暗示)をかけ、この好ましいプログラム活動を阻害しているだけなのです。
肩の力を抜くと、阻害する思いこみが作動しにくくなります。まずは、肩の力を抜いてリラックスして、できるようになるまで何度も挑戦してみましょう。