部下の気持ちをつかみ、気持ち良く、やる気を持って仕事をしてもらうことが、管理者の大切な仕事です。

その為には、「部下を理解すること」が大切です。

人は、「自分を理解してくれている」と思う人に従うものだからです。

「部下を理解すること」には、どうすべきでしょう?
まず第1に、日頃の部下を観察し、また話をし、部下の価値観、思考パターン、趣味、家族構成、育った環境を良く理解することです。

第2に、部下の強み、長所、得意なもの、今後の伸ばしたい能力や、短所や課題を把握することです。

その上で、部下と話をするときは、聞き役のなるべく徹し、部下の言った事を「要約」したり、「反復」するなどを心がけると部下の信頼を勝ち取りやすくなります。

また、要所要所で、部下の強みや長所をぽつりぽつりと言って上げると、部下は、無意識に「この人は、自分を理解してくれている」と思うようになります。