「自分との対話」のやり方の例として、私の体験の一つを書いてみたい。
胃の痛みを感じた私は、「自分との対話」をしてみることにしました。
胃の上に手を当て、この「胃の痛みの原因は、何ですか?どこからくるのですか?」と問いました。
そうすると、まず「赤い色」が見えてきました。次に「ドラゴンの顔」、それが「子供の顔」に変わり、「いじけた子供」が出てきました。
「いじけた子供が泣いている姿」が見えてきました。そうすると、「保育園時代、友達に罵倒されている」場面が見えてきました。この経験が私の自己否定に対する”畏れ”の原因であることが分かりました。
私は、「いじけた子供」である私を癒すことにしました。
「いじけた子供」を受け止め、その存在を認めました。
「いじけた子供」の存在を許しました。
「いじけた子供」の存在を否定していた自分の存在に気づき、「いじけた子供」に誤り、「いじけた子供」に向かい合う決意をしました。
「いじけた子供」の存在に感謝しました。
そうすると、保育園時代に私をいじめた子が「なぜ私をいじめたのか?」その原因が見えてきました。親に十分な愛情を受けられないいらだちを私に向けていることが感じられてきました。私は、彼の事情を教えてもらったことに感謝しました。

そうすると、何かほっとし、爽快な気分になってくることを感じました。