1996年頃、「前世療法」という本を読んで、前世療法について知りました。
是非、体験してみたいと思い、訳者の山川夫妻に手紙を書いて、首都圏で前世療法を行ってくれる方をご紹介していただき、体験することができました。その時のことを書き記したいと思います。

まず、「前世療法」を体験しようと思ったことについて、まず記したいと思います。ブリージングを体験した時に、「このブリージングを通して、生まれ変わりや前世体験、人によっては神に会う体験をする人がいます」と伺っていたため、私も是非神に会ってみたいと思い、体験することにしました。

まずは、私の前世を見てみることにチャレンジしてみました。催眠をかけて頂く先生の誘導のおかげで最初からスムーズに催眠状態に導かれていきました。
その時見えてきた風景は、高い断崖があり、その上を鷲か鷹が飛んでいました。私というと、若いインディアンでした。私の目の前には、年老いた首長のような格好したインディアンが座っていました。時代は、西部開拓時代のようです。蒸気機関車が走っているのが見ます。
私たちは、私がインディアン社会から白人社会に出て行くことについて話し合っていました。白人社会に行ってみたいという私の意志は固く、結局は白人社会に出て行く事になるのです。
しかし、私は、言葉もうまくしゃべれず、白人社会にうまくなじめず苦労したことを断片的に映像で見ることができました。
この体験は、私の少年期にややどもりであったことや英語に対する苦手意識の原因であったことを示してくれていたように思います。

翌日の体験では、神に会うことができました。
それは、本当に不思議な体験でした。突然、目の前に光の大きな玉が見えてきました。その光の玉は、やや縦長の楕円状でした。
その大きな光の玉からいくつもの小さな光が出ったり入ったりするのが見えました。
その光に入ってみようと思い、その光に入って見ました。その光の中は、大変気持ちの良い所でした。
また、その光の玉の中は、無数の小さな光の玉が集まりであることがわかりました。
すべての光の玉は、言葉を話すことは話すことがないのですが、「何かの役に立ちたい」という思いだけは伝わってきました。それ以外何も感じられませんでした。
すると、その小さな光の玉が私の体の中に入ってくるのがわかりました。そして、私の臓器(脳、心臓、胃)を突っついているのです。彼らが、突っつきながら私の体を治療してくれていることが分かりました。
とても気持ちよく、ずーとここに痛い気分でしたが、催眠の先生がしつこく声をかけるので、戻る事にしました。
後で、スピリチュアルカウンセラーの江原啓之の著書を読んで気づいたのですが、私が神だと思っていたのは、私の類魂(グループソウル)ではないかと今は思っています。