長野県にある名門酒造家が民事再生法を申請した。天皇陛下にも献上されたこともあるすばらしい日本酒の酒造メーカーである、この酒造メーカーがこのような事態になった直接の原因は消費者の日本酒ばなれにある。しかし、消費の多様化がすすみ、若者の日本酒ばなれが進む現在でも、健闘している酒造メーカーがあることを考えると、時代の変化を読めなかった経営者の責任は大きい。どのような時代であろうとも、自社の商品は自社で売る努力をしないと、競争に負ける。いい商品をつくって、昔の馴染みの販路で商品を流通させると、そこそこの売上が確保でき、企業を存続させることができる時代は終わったという認識が必要である。(To be continued on senryaku-kenkyu's website)(Written by Shigeo Sunahara of CBC, Inc.)