お客様の会社に「収入の範囲に支出を抑える」という意味のことが掲示されている。

阪急グループの創始者である小林一三翁の言葉との事で、お客様のオーナー様が信奉しているとの事である。

この掲示は、かなり以前(恐らく10年以上も前)から張り出されているようだ。

バブル後の「失われた10年」と呼ばれた時期に、長期に業績が低迷して、主だった社員さんが去って行ったとのことですが、「なるほど!」とうなづける。

私は、5年ほど前からお付き合いして、15億円の状態から20億円に業績を戻す「触媒」になって貢献してきた。

最近は、優秀な社員さんも中途採用で入社するようになったが、この掲示を見て「彼ら」がどう思うか気になっている。

別に、間違った話ではなく、しかも著名な方の言葉でオーナー社長も信奉しているのだから、そのままでも良いと思うのだが、何か気がかりになる。

そんな都合よく経営が出来るなら、誰でも社長になれると思うのだが・・って感じでいる。