私は、生来、人を信じるというより、自分がキチンとしていれば他人に文句言われないし、魅力のある話なら他人はついてくると思っている。

この辺が災いして「根回し」みたいなものが面倒である。電話でも長いのはイライラしてくる。

ところが、他人という存在は、厄介なものである。他人との関係があって、仕事もできるのである。

反応のよい人もグズイ人もいる。グチャクチャ言わずに、さっさとやれよと思うのである。

「こっちの水が甘い」とばかり思っている人が多いのである。

それは、それで生きていけるので結構だが、「男」を貫くという観点からは少し違うように思う。

今、社会的な問題は「男の気骨、女の気品」だと思う。

すくなくとも男性は自分のロマンを貫いて「10年偉大なり」をやって欲しいと思う。