2012年 4月の記事一覧

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12年04月28日 10時49分38秒
Posted by: asahikikaku
3月から新年度に入り、小売業の業績は

・百貨店2桁の増収、コンビニは1桁の増収、外食も軒並みの増収に対し、

 スーパーは2.4%の減収、3.11の震災影響が業態別に分かれ、影響しました。

スーパーは震災後に水やカップ麺などの買い溜めの反動減が出た内容で、

改めてスーパーは食生活のインフラ産業であることを再認識しました。


四半期ごとに調査している日経消費DIの4月調査で、

現在の業況判断は前回の1月に比べ、5ポイント上昇のマイナス11だった。

まだ水面下の状況だが08年以降、最もプラスに近づいた。

(DI指数は企業からの有効回答で業況が「良い」と言う割合から「悪い」の割合を引いたもの)

外食、サービス業ともに7ポイント上昇し、最近3カ月の客数も前回1月より上昇している。


今日からGWに入ったが、旅行各社は予約を大きく伸ばしており、

東北旅行を中心に大手会社は5割~2倍増と、震災前の水準に達したと報じた。

宮城県と福島県は1割減だが、岩手県と青森県は1割増と回復しており、

消費者は観光を通じて、復興を支援する意識と消費意欲が一致した結果になっている。


今後、消費を引っ張るのは団塊の世代が有望と新聞各社が報じている。

65~69歳の1世帯当りの支出が昨年7月から前年を上回り、

特に旅行・レジャー・教養娯楽サービスや衣料品などへ支出を大きく増やしている。

一方同じシニアでも、60~64歳の支出は2月までは9カ月昨年を下回っている。

その原因は65歳以上の「年金」が今年から全額支給になった事が大きいようだ。


しかし、私見では年金が全額支給になっても、それが直接消費に結びつくとは思わない。

前回、日経で紹介された、

生活に余裕が出来ても、積極的に物を買うことでなく、

商品の機能性や必要性を吟味して、本当に必要な物を買う動きが出て来た。

消費者は日常品の購入はお値打ち感を重視し、値頃感のある商品で味・品質の良い物を、

その中で容量・サイズが自分に合った商品を選ぶ、「ニューノーマル消費」が本音だと思う。


中高年になると肉を食べたいと思う食欲が薄れて来る人が多く、

本当に美味しい牛肉は霜降り肉だが、脂肪が多くシニア層には敬遠されている。

赤身肉を冷蔵庫で包装をしないで、30~40日程度熟成させるドライエージング法で

熟成牛と呼ばれる牛肉の販売をゼンチクグループが力を入れて来た。

肉を酵母菌によってカビを生えさせるような状態で熟生を促し、

一般牛に比べ、うまみ成分のグルタミン酸やアスパラギン酸が約4倍、

甘味のある美味しさを示すアラニンが約2倍、風味の良さを表すアルギニンが約2倍強と

高級和牛より安い価格帯で美味しい牛肉が食べられると言う。


首都圏スーパーのヤオコーが25期連続の増収増益を達成すると報じられた。

人口減による消費縮小が起こる中で大変な実績だと、私を含め感心する人も多いと思う。

同社はご存知のように、首都圏中心のスーパーだが「食を提案する店づくり」を標榜している。

店ではメニュー提案コーナーをいち早く立ち上げ、商品の安さだけでなく、

品質や見映え、食べ方など商品の価値観を訴えている。

そのバックボーンにあるのが、

創業者から伝わる経営理念「ヤオコーをつくために母がくれた50の言葉」にあるようだ。

行き詰まりを打破する為には、自分が変わらなければならない・・・

商売の本質を説く考えが現在の提案型売場づくりにつながっていると感じている。


企業の成長は人の成長と同じ、サービスは人が作りだしお客様は人が作る。

消費者が欲している商品・売場・サービスを最優先して実行出来る人・企業が成長する。

再度、商売の本質を追求したい。


今週の1品 * スーパーのお惣菜、弁当、寿司


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12年04月22日 10時31分34秒
Posted by: asahikikaku
総務省は17日、2011年10月時点の日本の推定人口を発表した。

定住外国人を含む人口は1億2779万9千人で、1年間で25万人減少。

減少巾は1950年以降の統計で過去最大、

65歳以上の老齢人口割合は最高の23.3%に達した。

原発事故の影響で福島県は1.9%の減少や外国人の国外転出が大きい。

この人口減少の流れは2050年まで続くと予想されると言う。


人口が減少し、需要が増えない一因もあり日本のデフレ経済は続いている。

その中で日銀は2012~13年の消費者物価上昇率を引き上げ、

当面1%の上昇を目指す方針を決めた。

新興国の需要増から生鮮品の物価は上がると予測されるが、

その他の物価は石油資源を除きあまり上がる気配はない。


人口減少と物価のデフレ状況が続く日本、

小売り業の出店加速が予想される2012年、

北海道の食品スーパー「アークス」が東北のユニバースに続き、ジョイスを買収した。

東北地盤の中小スーパーは市場縮小の中で、単独で生き残るのは難しいと危機感を持つ。

アークスの横山社長は「生き残りの戦いはこれからも続く」と述べ、

東日本エリアへのM&Aへ意欲を示している。

現在、青森のマエダ、岩手のマイヤ、福島のキクチなどの「マークス」、

秋田の伊徳とタカヤナギでユナイトHDなど協同仕入れ機構を結んでいるが、

今後はMD力の強化と管理コスト削減を含めてM&Aは活発になることでしょう。


アイリスオオヤマの大山社長は「ピンチはビッグチャンス」の本の中で

バブルの度に需要と供給のバランスが保たれ、優勝劣敗が起こり産業基盤が強くなるという

メカニズムを持っていると述べています。

又、優勝劣敗の中で業種がいいとか、企業の大小と言うレベルではなく、

変化に対応する経営力を備えているかどうかが、勝ち負けにつながって来るとも述べています。

アイリスオオヤマは植木鉢から始まり、最近はLED電球まで市場の需要を先取りして、

毎年1000アイテムの新商品を出し、新商品の売上が50%を超えている。


小売りの中でコンビニの元気が良いのはまさに「変化対応」で伸びて来ている。

日常の生活用品の中で、NB商品はスーパー価格に値下げし、PB商品を充実させ

主婦層の取り込み拡大を図っている。

又、マクドナルドの入れ立てコーヒーが好調であることから、

コンビニの店頭で入れるコーヒーの販売を拡大する。

ローソンは店頭入れ立てコーヒーを「マチカフェ」と名付け、

2013年2月までに2.5倍の2500店に増やし、

セブンイレブンも抽出マシンやコーヒー豆を刷新し、「セブンカフェ」で味の改善を図る計画。


その点から見ると、食品スーパーの動きは遅い。

「お客様第一」のスローガンを掲げながら、

お客様の変化について行っていないように感じるのは私だけでしょうか。

高齢化、単身世帯の増加、生活活動時間帯や嗜好の変化に対して

自店の品揃えや売場の括り、作業方法や出勤シフトの変更など

変化対応が異業種に比べ、スピード感がありません。


今週の1品 * スーパーのお惣菜、弁当、寿司


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12年04月15日 11時50分35秒
Posted by: asahikikaku
原材料高を背景にスーパーの食品・日用品の価格が値上りしている。

日本経済新聞社が主要70品目の2月価格を調査したところ、

4割に当たる28品目が値上がりしていた。

・バター(1.1%増)

・薄力小麦粉(1.04%増)

・シャンプー(18.1%増)

・レギュラーコーヒー(1.04%増)・・・

反対にペットウーロン茶やカレールーなど値下りしている商品もあるが、

原油高の基調が続いている事や、大豆・トウモロコシ相場の高騰が影響している。

只、輸入小麦は今月から政府売り渡し価格は平均15%引き下げられたが、

製品への影響は微妙なところだ。

今後、円高修正や原油価格高が続くようになると物価上昇の要因となり心配される。


そのような環境下、メーカーや小売店各社の収益確保の戦略が活発になってきた。

・焼肉チェーン各社はユッケ問題があったが、米国・カナダ産の牛肉輸入を

 政府が月齢20ヶ月以下から30カ月以内に緩和するとの見通しから、

 今期の出店を積極的に増やす計画している。


・スーパー各社も今期の出店が過去最多の計画が出ており、

 セブン&アイのコンビニは1350店の出店で600店の退店、

 スーパーのイトーヨーカ堂は8店の出店、1店の退店を計画。

 そのた、食品スーパーのライフやマルエツも2桁出店を計画している。


・小売り各社の出店は国内だけでなく、海外出店も活発になっており、

 各社の13年2月期には小売業60社の内、3割近くが最高益を見込む等

 プラス効果が出て来ている。

 特に高島屋の前期決算では、国内18店舗の営業利益69億円の約半分以上を

 シンガポール1店で35億円を稼いでいる。


異業態の取り込みや商品・売場変更で今後の成長を狙う企業の取り組みは

・Jフロントリテイリングは専門店のパルコに33%出資し、

 百貨店のイメージにとらわれず、今後の成長分野を取り込む計画。


・セルフ式うどん店で成長している「はなまる」は

 昼食にはセルフうどんを中心に販売し、夜にはしゃぶしゃぶ専門店に変更する。

 セルフうどんだけでは夕食客層を取り込むのは難しいと考えての変身だ。


・スーパー大手のセブン&アイとイオンは生鮮PBの拡大で収益強化を狙う。

 イオンは12年度中に生鮮PBを現在の2倍の600点に増やす。

 トップバリューブランドで米国産オレンジや豪州産玉ネギ、チリ産サーモンを導入する。

 セブン&アイもフィリピン産バナナのPBや国産生鮮の「顔の見える食品」を拡大する。


・首都圏コンビニのスリーエフは鮮度追求の青果の販売を強化する。

 市場から仕入れた青果をスーパーの売場感覚で展開し、価格もスーパー価格で販売する。

 今年、神奈川県から始め、東京~埼玉と首都圏全店に拡大する。


コスト削減投資を更に進めることで、節電や省力化で収益力強化を図る動きは

・オーケーは店舗の冷蔵ケースなどの電力使用量を押さえるセンサーを取り付け、

 外気温と冷蔵温度調整をするシステムを導入し、店全体で15%の節電を見込む。


・ヤオコーは1店舗で319個あるスポットライトのハロゲン球を

 消費電力は低くても光と寿命が約2倍のセラメタへ変更することで

 年間170万円の節電を見込む。


・カップラーメン¥59、¥79の第三ビールなどのディスカウントPBで

 成長するトライアルは商品管理のシステムを中国山東省に設け、

 運用する人員も中国や台湾など外国人を使用し、低コストオペレーションを実現した。


・豆腐¥18、コロッケ¥18を販売している岐阜のバローは

 自前の情報・物流システムとPB商品開発体制を整えることで2桁の売上、利益増を達成。

 
今後は新興国需要の増大による食品原材料の不足感と相場の上昇、

国力ダウンによる円安傾向、石油資源の枯渇など小売業の経営圧迫要因が迫っている。

店舗の黒字経営を最優先し、

・伸びる商品へ積極的なラインロビング、

・管理部門の仕組みを見直すコスト削減投資、

・オペレーションのムダ削減に取り組む生産性アップ、

小売りサービス業は消費者利益を最優先した中での取り組みが急がれている。



今週の1品 * スーパーのお惣菜、弁当、寿司


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12年04月08日 11時17分16秒
Posted by: asahikikaku
今月に日銀が発表した3月の企業短期経済観測によると、

足元の業況はアジア向け輸出が振るわないが、12年度・製造業の経常利益は

前年度比0.6%増の改善を見込む。

12年の前半は減少するが、後半は27.5%の増加を見込み、

非製造業も下期から増加を見込んでいる。

大手製造業の設備投資は12年度比3.6%増と11年を上回っており、

業績好転を見込む理由は円高修正で輸出採算が改善されると見込む。


3月の大手百貨店は軒並み並み好調で、大手5社は揃って既存店で前年を上回った。

宝飾品や高級ブランドなどが好調で、購入単価が上昇したと言う。

・伸び率は三越伊勢丹が38.2%増
 
・そごう西武が16.9%増

・高島屋が16.8%増

・大丸松坂屋が10.3%増・・

など昨年の震災与件を含め、春もの衣料なども伸びているという。


景気回復を予測してか、消費者のGWの旅行予約が好調だ。

今年は連休を取り易い日並びになっており、国内の東京スカイツリーなどの名所も増えた。

大手旅行会社の予約状況は3月末時点で、軒並み昨年を大きく上回っている。

・阪急交通社は前年比、57%増

・JTBは33%増など震災の無かった10年と比べても二桁増になっている。


直近では花見商戦が満開の中で、

・西武池袋店では花見向けの弁当やおつまみ商材を増やして、

 1800円など高い弁当が好調で、客単価は10年を超えている。

・セブンイレブンの予約弁当は800~1500円の売上が4月から前年の1.5倍に増えている。


今週から新学期も始まり、今後の消費市場をどのように捉えてどう攻めるか、

団塊の世代が年金生活に入り、まだ心身ともに若いと認識している彼らの消費について、

博報堂の調査では今までの65歳は成熟した世代と呼ばれていたが、

現在は成熟から「若々しい」「センスが良い」と呼ばれたいと結果が出た。

それは外面的だけではなく、内面的にも同様な変化が起きており、

・プレミアムビール、機能性飲料、サプリやデジタル一眼レフカメラやハイブリット車など

新しい前向きな大人消費が新しいビジネスチャンスを生んでいる。


・12年目を迎えた「ブランドジャパン2012」の中でダイソーが39位から9位に入った。

 ダイソーで何が変わったのか?

 店内リニュアールで過去のゴチャゴチャしたイメージから

 内装は明るいパステルカラーでまとめ、通路を広くスッキリとしたイメージに変身。

 3月からの新生活キャンペーンでは商品のカラーコーデネイトを図り、

 「手頃な価格でおしゃれ」なダイソーへと消費者の嗜好に乗って来た。


その他、小売業は基本を徹底的に追及し、差別化を図ろうとする動きが出ている。

・成城石井は現在3カ所にある物流センターを1カ所に集約し、

 商品の温度管理を徹底し、特に力を入れているワインを温度と湿度で保管出来るようにする。

 又、総菜の鮮度アップのために新チルドセンターを稼働させる。


・放射性物質を自主検査する動きが活発化する中、ローソンは新たに独自の米飯、総菜について

 製造工場30カ所に検査機を入れ、体制を拡充する。

 コンビニ各社はPB商品比率を強化している中で、検査を強化・拡大し安全を確保する。


・セブンアイ・フードの既存店売上が前年を上回るよになってきた。

 昨年からトップに就いた大久保社長が実施して来た事は、

 挨拶などの基本の徹底の改革が来店客のイメージ向上につながり、

 客数や客単価アップにつながっていると見ている。

 イトーヨーカ堂から引き継いだ「基本の徹底と変化の対応」を

 大久保社長は他社でも実行、効果を上げ、再び古巣で取り組んでいる。


小売業を含め、サービス業には基本4原則がある。

品揃え、鮮度、クレンリネス、サービスの4つがある。

この基本を徹底して追求する事が消費者の支持を得るベースとなる。

この基本なくして、他の取り組み・応用は通じないことを再認識する事だ。




今週の1品 * スーパーのお惣菜、弁当、寿司


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12年04月01日 11時02分31秒
Posted by: asahikikaku
今後の消費動向について、円高修正が進み産業界には歓迎ムードが広がる中、

円安が広がることによってガソリン価格の上昇や輸入原材料の値上がり等、

消費物価の上昇を招き、消費者心理にマイナス要素が懸念される。(日本経済新聞)


昨年から被災地の復興を支援する「応援消費」や人とのつながりを意識する「絆消費」

は続く見通しだが、効果や因果がハッキリしない物には消費が向かわないとの声もある。

昨年ヒット商品のLED照明に代表される節約消費が続く中で、

食品では「塩麹」が話題になり、日常の食事に一手間加えることでより生活に豊かさを感じられる

「ニューノーマル」消費の動きが出て来た。(ニューノーマル消費は先週のテーマ)


実用衣料品に強く、今期も増収増益を達成するしまむらの野中社長は

昨年7月以降は消費が戻って来ており、消費者は絶対的な安さを求める消費者もいるが、

価格と商品の価値感バランスを考え、明確な価値が分かると値下げしなくても売れると話されている。

主婦はガソリンの高騰だけでなく、消費税や電気料金の値上がりも予想される中、

節約と消費の綱引きは活発になって来ている。


その中でサービス業は消費喚起に向けて戦略を打ち出して来た。

・シニア世代に照準を当てた売場づくりとして、

 イオンは老眼鏡を中心に取り扱う専門店「オプトバリュー」を4月に出店し、今期は15店舗に拡大する。

 既存のメガネ店売場と高齢者ニーズの間にギャップがあると指摘する。

 その他、イトーヨーカ堂やコンビニにおいても介護用品コーナーを充実する。


・商品の品揃えでローソンは高価格帯のPB{セレクトデリシャス」から

 大き目なエビを使用したエビチリ¥348やふかヒレスープ¥298を発売し、

 人気の高い中華メニューでワングレードアップを強化する。

 今元気な回転寿司チェーンの「くら寿司」は魚介類の産直取引に乗り出し、

 各地の旬の魚介ネタを使用した「ご当地フェアー」を毎月2回開催する。

 月毎に産地を変えて、養殖と天然魚介の両方ネタを使用した寿司で消費を喚起する。


・高くても売れる商品開発がデフレ脱却のポイント

 低価格品でないと売れないと言われるレトルトカレーでハウス食品は

 「ザ・ホテルカレー」¥238を発売し、同社のレトルトカレーで第3位の売上を見込んでいる。

 同社は「少し高くてもより良い商品に目を向けなければ将来はない」と

 時には美味しい物を食べたいと思うランチ需要を想定している。


・ニューノーマルのヒット商品

 家庭で本格中華で伸びて来た味の素クックドウは定番の「マーボー茄子や回肉鍋」

 からもやしを炒めて美味しく食べる「豚肉ともやしの香味炒め」を発売し、

 今期は中華シリーズの売上更新をする見通しと発表。

 10年前なら、簡単に炒めて食べるもやしに200円の調味料を使うはずがないと
 
 思われていたが、節約の中にも一手間を加えて食事を楽しむニューノーマル消費が出て来た。


・コンビニでは新規顧客を取り込む為に、新たなラインロビングに熱心だ。

 ファミリーマートは関東地区で冷凍弁当を8月までに展開する。

 急速冷凍で品質を安定させて、消費期限が1年と長い「フレッシュフローズン」名で

 パスタやハヤシオムライス、ジャージャー麺など8種類を発売する。

 -18℃で管理し、店内では協力な電子レンジで1~2分の解凍調理で、

 昼食時の需要は大きいと予想する。

 又、セーブオンでは店内調理出来る店舗を現在の6倍に拡大する他、

 テイクアウトに対応する高価格帯のおにぎり、弁当を発売する。


長く続いているデフレに、安値では対応出来ない。

安値追求では消費減退につながる。

各社は消費場面に合せた品揃えと、

場面に合った価値ある商品開発で消費の喚起を図る仮説力がポイントになりそうだ。
 

今週の1品 * スーパーのお惣菜、弁当、寿司


その他、興味のある方は: http://www.asahi-kikaku.net
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