自己実現的人間の2番目の特徴は、「受容:改訂新版 人間性の心理学 A.H.マズロー著 小口忠彦訳 産業能率大学出版)」です。
多くの人は、起こったことを悲観的に考えすぎたり、逆に楽観的に考えすぎたりしがちで、心理的に健康な人は、客観的にあるがままに事実を受け入れる能力が高いということを言いたいのだと思います。
我々、凡人は、自己に関わることを特に、欲望や衝動、否定的感情(怒り、妬み、恨み、憎しみ、恐れなど)に囚われ、自分の都合よく物事を理解しようとしたり、また、失敗を恐れるあまり過度に警戒しすぎて客観性を失いがちです。
自己実現的人間は、欲望や衝動、否定的感情(怒り、妬み、恨み、憎しみ、恐れなど)に囚われている自分自身を客観的に認識でき、自分自身の認識を修正することができるのではないでしょうか。
自分自身を見つめる習慣を持ち、自分の欲望や衝動、否定的感情(怒り、妬み、恨み、憎しみ、恐れなど)を客観視する目を養いたいと思います。