英文翻訳で英文原稿をチェックするとき、元の日本語原稿とつき合わせてチェックしますよね。

この時、日本語の原稿を始めから終わりまで見ていき、逆に日本語原稿を後ろから前にさかのぼって見る必要なく英語がスムーズにチェックできることがあります。

この状況はチェックするにはとても楽ですが、英語としては逐語訳になりすぎている場合があります。

必要以上に逐語訳になっている場合、英語自体が不自然な文章になってしまいます。

一語一語みていくチェックは重要ですが、それと同時にセンテンスとして何をいっているのかを踏まえた上で英語をチェックするという視点も必要です。

それによって単語の出てくる順番が入れ替わったりする場合がありますが、文章としての意味が変わるものでなければ良しとしましょう。

おすすめの翻訳チェック方法はこれら両方の視点を取り入れるやり方です。

1.一語一語チェックして、翻訳抜け、誤訳が無いかを確認する。
2.センテンス単位で英語を読み、日本語の意味が表現されているかを確認する。

最初は少しでも単語の位置が入れ替わったり、主格と目的格の関係が変わったりすると不安になりますが、そういう時は翻訳者に確認しましょう。

これを繰り返すうちに、翻訳だけれども英語として自然な表現になっているかどうか分かってくるようになります。そして、同時に何度読んでもしっくりこない箇所は翻訳に問題があると疑うべき箇所が分かってきます。

自分一人でチェックしていると不安ですね。
最初はどんなことでも気になる箇所は翻訳者に質問しましょう。
遠慮は不要です。