2011年 3月の記事一覧

11年03月04日 15時59分51秒
Posted by: takeuchiconsult
誰も皆、自分が一番大切です。時間も欲しいです。その中で、犠牲的に会社に務めることができる方がプロだと思います。

夜遅くまで残って仕事をしていることもあると思います。その文化・社風が続くと業績が大きく落ちない会社になります。

一般的な就業規則だけを守るだけではない、何かが必要です。規則通りの勤務時間で業績が上がる訳がないです。隠れた努力をどこかでされています。

いろんな企業へ訪問させていただくとこの自己犠牲を厭わない人がいるかどうかを見ています。そのような方が本当のリーダーだと思います。

単に役職が上がるだけ、自分の能力やスキルが上がるだけでは組織人の条件を満たしていないように思います。

逆に自己犠牲を厭わず努力している方を高く評価し、昇進昇格の条件とされてはと思います。

組織の中では少なくとも誰かがやらないといけません。逆に業績が大きく落ちないところは常にこのような自己犠牲できるがたくさんおられたり、常態化しています。

残業という言葉すら見当たりません。皆自分のため、自分の部の予算のために必死。なんとか数字を上げたいとか、上げるためには遅くまで残って何か習得しないといけないと思っておられます。

それに自分一人が足を引っ張ってはいけないとも思っておられます。個人としてよりも組織がまず大事。会社全体の業績が良くならないと、自分も幸せにならないと考えておられます。

誰が教える訳でもなく、組織はこのようなものなんだと自然と覚えて行きます。
ところが中小企業では、この文化がないです。実は、正直に言いますと、大手企業ほど夜遅くまで残ったり、徹夜というのは当たり前です。その修羅場を何度もくぐって来ているからこそ強いのです。

ほとんどの方が残業という手当が目的ではなく、自分の自己研鑽のためや大きな夢のためです。そうしないと、取り残されていくからです。毎年、新人や中途採用者が入ってきます。誰よりも多く仕事をこなさないと抜かれるのではという不安があります。

このような状況をくぐりぬけて一人前のプロになって行きます。まだまだ中小企業の方が甘い部分があると思います。素晴らしい組織人を必ず社内で育てて下さい。
11年03月04日 08時13分00秒
Posted by: takeuchiconsult
若い時は仕事を選ばず何でもしなさいとよく言われます。
苦労してどんな仕事でも受けていれば、いつか成功するからとよく言われます。

しかし、40歳を過ぎて同じことをしていてはと思う時があります。意外とスムーズに成功されている方がおられるもの事実です。

歳を取ってから仕事が欲しいと思い、手を出したものは、あまり上手く行きません。焦りが先にあったり、自分の予算売上が先にあったりして・・・

若い時のあり方と40歳過ぎて中堅、ベテランの域のあり方では違うのかもしれません。

よく言われるのは、歳を取ってからは絶対にボール球に手を出すなということです。目先の予算や売上が欲しいのは誰も同じです。でもそれに手を出すと、本来自分がやりたかった仕事が他の方へ行ったり、できなかったりします。

40歳を過ぎると、何でもできますよというのではなく、自分のストライクゾーンをしっかりと持ちなさいと言われます。

この見極めが出来る方がプロらしいです。

ボール球はいつも目の前を通過しています。手を出そうと思えば、いつでも手を出す事ができます。それを我慢できるか否か?

若い時はたくさんの失敗をしないさいと言われます。それは選球眼を磨くためでしょう。歳を取ってからの失敗は、回復するまでに時間がかかるものです。そのためには、絶対にボール球に手を出さないこと。

それに本当の成功というのは、40歳を過ぎてからとも言われます。ますます選球眼を磨かないと・・・

焦っているとボール球なのにボールに見えない時があります。1回くらい飛ばしても良いと思います。

焦ることが一番の原因。常に余裕を持って判断するには、全部の仕事を受けようと思わないこと。成功されている方は、3回に1回は断るとも言われます。

断る勇気も大切なのでしょう。
ボール球は見逃すように・・・

40歳過ぎるとやはり仕事の仕方を変えた方が良さそうです。
11年03月04日 07時13分00秒
Posted by: takeuchiconsult
ちょっと気になる話です。
本人はそのつもりはないかもしれませんが、自社の悪口と聞こえる発言があるらしいです。あるいは業績の内容を伝えるような話もしているとか・・・

従業員アンケートを取らせていただきますと、このような意見が書かれたものが返ってきます。

具体的に何をどう言ったのかは書かれていませんが、でも事実のようなのです。

例えば、
自社は、業界平均に比べて
1.給料が安い
2.仕事がきつい
3.休みを取らせてくれない
4.福利厚生がない
といったことがよく書かれています。

あるいは、
5.会社の方針や方向性がわからない
6.会社の業績が悪いと聞いている
7.社長はいつも社内にいない
ということを外で話す人もいるとか・・・

これでは全く統制が取れていません。社会人として言って良いこととそうでないことを分別していただかないと会社が存続できません。

愚痴なら少なくとも社内で同僚に言って欲しいです。会社の中の状況を外へ漏らされるのが一番困ります。

個人情報が最近取り立たされていますが、社内情報の漏えいについてもっと厳しくすべきです。就業規則などにもしっかりと謳うべきではと思います。

これをなくすには、まず会社の業績を上げるしかないです。それと規則やルールで縛るのではなく、愛社精神を持つような教育指導が大切です。

経営数値などは逆に隠すのではなく、公開して皆で一緒に頑張ろうという姿勢が大切です。

社内での一体感がないと、情報が外へ漏れて行きます。折角、一所懸命頑張っている方がやる気をなくすようなことだけはしたくないです。

こういう現状が起こっている会社は、会議・ミーティングをやっていない。教育が体系化されていないところが多いです。

だから、社内がバラバラにならないように教育体系と会議体系を整備し、小さな単位ごとにミーティングを行うことです。

会社と従業員との距離が離れると悪いことが起こります。すぐに対処されてはと思います。
11年03月04日 06時12分00秒
Posted by: takeuchiconsult
勘違いしている社員を作らないこと。
ネットに情報が落ちているので、本や新聞は読まなくて良い?
社長室へ入らせていただくとすぐにチェックするのが、どんな本を読まれているかです。書庫の中身を見れば、その方の実力がわかると言われます。

ネットが普及したから、本は読まなくて良いと言って、画面にしがみついていて良いのでしょうか?それで優秀な経営者になれるとはとても思えません。「最近読んだ本でこんなのがあったよ。読んで見られては?」と紹介されることが多々あります。それが普通だと思います。

それなのに、今、本は読まない、新聞は読まないという人が増えているそうです。朝起きると、パソコンのスイッチを入れるからいらないらしいです。

本を読まないと頭の回転率が早くならないと思います。鮮度の良い情報を得るためでなく、じっくりと読み集中力を高めるためです。

伸びている会社ほど、読書を奨励されています。毎月、毎日、社長から推奨本が紹介されています。

社会人になると読書量が減る方がおられます。あれほど受験の時は本にかじりついていたのに、就職すると本はいらないのでしょうか?

それともっと気になる報告があります。本を読まない方は、もっと進むとネットで落ちているものをコピーし、それを企画書にしているそうです。これは大問題です。

ネットは便利なので、それに頼っていて良いということはないです。立派な社会人を育成するのが会社の役目。

最低月1冊くらいは、自分のお金で購入した本を読んで欲しいです。成功されている方や夢を実現されている方は、読書量が違います。

本の中から得られるのは、ほんの一行かもしれません。しかし、その一行を得るために必死に読書を続けられます。少しでも自分の成長の糧になるようにと・・・

この癖付けを若いうちから付けた方が得です。誰に言われるでもなく、自分から本を手に取るようになって欲しいです。

ネットにすべては落ちていません。数百ページの本を読み込むことが、仕事や自分の成長に必ず役に立ちます。

ネットが普及したからこそ、本が如何に大切か実感しています。Webのプロになったかのように思っていたら成長は止まります。

本を読まずして成功された方を見たことがないです。
11年03月04日 05時11分00秒
Posted by: takeuchiconsult
この手の方多いと思います。
あいつが変われば、自社も変わるかもという期待感いっぱいの人。
でも実際は・・・

その方にすべてを任したとして、やり切ることができるでしょうか?
リーダーシップを発揮し、皆から尊敬されないと能力だけでは誰も付いて行きません。

能力の高い方は今の時代たくさんおられます。自分を犠牲にしてまで、会社のために働く方を大事にされてはと思います。

だから単純な数値での評価制度はあまり好きではないです。行間に愛社精神や自己犠牲がないと高く評価したくないです。

皆、少しでも自分の時間が欲しいと思っておられます。それでもやらなければならないと思い、自分を犠牲にしてまでやってくれる方を評価したいです。

能力だけで仕事をされている方は、その能力と今の仕事や給与を比較され、いつか辞めて行かれます。

優秀というのと会社のために頑張ってくれているというのは違います。優秀な方よりも会社のために働いてくれる方を育成し評価してあげるべきではと思います。

社内がゴタゴタする原因の一つが能力評価を重視した評価です。実際の評価項目には上がっていない陰の努力や姿勢をどう評価するかが大きな課題です。

優秀な人はどの会社にもおられます。ところが最近、会社のために仕事をする人が少なくなっています。中小企業では、一緒に頑張ってくれる人がどれくらいいるかで業績は変わって来ます。

一体感を高めるには、一緒に仕事をすることです。それしかないです。
優秀であるかどうかよりも会社のために頑張っているかどうかを見極めて下さい。

よく社長から優秀な人が欲しいと言われますが、本当にそうでしょうか?
大切なのは会社のために頑張ってくれる人を社内で育てることです。

実はそのことを“優秀な社員”と言います。
能力の高い方が優秀な社員とは言わないのではないでしょうか?
11年03月03日 23時11分00秒
Posted by: takeuchiconsult
最近テレビを見ていても焼肉店の特集がよく組まれています。やっとシーズン到来といった感じ。

しかし、今まで以上にトレンドになっているものがあります。それはコラーゲンです。女性の方は、この言葉に弱いようです。コラーゲンを口から摂取して、翌朝、本当に肌がツルツルになっているのでしょうか?男としては少し疑問が残るのですがマーケティングに活かせそうです。

どんな業界であれ、トレンドをいち早く自店に活かすことが大切です。

今までは、店内に「人気ベスト5」などのPOPを貼っていたと思いますが、今は「コラーゲンベスト5」でどうでしょうか?

ただし、コラーゲンの含有量を正確に言えないためこのような表現で書かれてはと思います。

「コラーゲン○○度数100(自店評価)」とか「お肌つるつる度○○%」とかいった感じで、女性の心を引き付けてみてはと思います。

原価の低いホルモン類を売るには、ちょうど良いブームが来たような気がします。また、予想もしなかったものが売れるかもしれません。コラーゲンの含有量が見た目、多そうなものなど・・・

それと書き方も一工夫されては?
「ホルモンセット」ではなく「コラーゲンセット」というのも面白いと思います。

考えていると次々とアイデアが出てきます。今回のコラーゲンブームは女性客を取り込むための手段として使えそうです。

ブームやトレンドを商売にどう活かすかが大事です。その対応力の差が業績に表れてきます。特に女性が気になることは、当たります。

美と健康だけでなく、食の中にもコラーゲンが入り込んできています。

どのメニューがこの店ではコラーゲンが多いのかなぁ?と思っているかもしれません。

女性が見たくなるPOP書いてみられませんか?女性客を引き付けるコツはそこからだと思います。
11年03月03日 21時10分00秒
Posted by: takeuchiconsult
まず出張、あるいは社外研修・会議などへ参加した場合、着いた現地でこれから参加しますと会社へ連絡を入れるのが筋です。

そこから先ですが、通常の出勤と違い出張ですから、当然現地へ着くまで時間がかかります。また、帰りも時間があります。その時間をどう使うかで成長が決まると言われます。

疲れて寝たいのもわかります。しかし、我慢。。。
行き帰りの時間を合わせると、数時間はあるはず。この時間をどう使うかで人生が決まるとまで言う方がいます。

特に出張が多い方ほど要注意です。どのような出張時間の使い方をされていますでしょうか?

私も新人の時で上司と一緒の場合は、1日あったことの質問攻めでした。上司の方は嫌だったと思います。身近に良い家庭教師がいる訳ですから使わない手はないです。

一人の時は、必ず本を読むようにしています。2時間くらいの移動距離なら、1冊何とか読み切ろうとします。飛ばして肝心なところだけでも読み込みます。

あるいは大切な会社の資料に目を通す事も大事です。現地へ着くまでは、この作業も怠ってはいけません。

また、この日とばかりにメールを送ることもできます。特に席を外された上長の方は現場が心配だと思います。作業指示を個々人向けに送ることも大事です。

出張だからと言って、安心していては伸びません。成功されている方ほど、出張中の時間を上手に使っておられます。

それと会社からは、現地へ行くまでの時間と帰ってくるまでの時間に何をするか指示はないです。個々人の自由に任されます。

意識の高い人ほど、自分の成長のためにこの時間を使われます。1年、2年経ち、10年も経つとこの出張の時間の使い方で大きな差が出てきてしまいます。

出張が決まったら、出張の行き帰りの時間をどう使うかも考えて下さい。計画を立てて出張すべきです。

10年後、キラッと光ったビジネスマンになりたいのなら、時間の使い方をもう一度考え直されてはいかがでしょうか?
11年03月03日 17時10分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昨日も銀行の方から電話がありましたが、融資先だけ欲しいと思っても無理だと思います。何らかの新しいビジネスモデルが必要です。金融支援だけではビジネスモデルとは言わないと思います。

融資だけ、金融支援だけでは企業を助けることはできないと思います。生意気な話かもしれませんが、現場改善を同時に行い収益力を上げる提案ができる人が必要です。

借り換えを行っても返すお金は同じ。金利分が違うのでしょうが、それで企業が再生できるとは思えません。

これがセットでないと意味がないと思います。どちらかだけではダメです。

だから銀行関係者の方々にはたいへん恐縮ですが、このようなビジネスモデルで企業再生を行おうという方と一緒に組まれて融資先を探されるのがベターだと思います。

私たちコンサルタントも銀行の支援なくして、経営改善はできません。勝手に出口を想定することができないからです。それに再生局面になっている企業は周りの関係者の方の協力を得ないといけないところまで来ています。

周りの方の協力を仰ぐような形に持って行かないと、誰かが抜きん出て取りまとめようというのでは上手く行かないと思います。

調整が凄く大事です。立場ごとに思いは違ってきますが、それを上手に皆で組み立てて行くことが大切です。

金融支援をすれば再生が可能という案件は少ないと思います。改善・改革が必須のはずです。

融資先をどう見つけるか?それも大事なことだと思いますが、視点を変えて営業されないと難しいように思います。

また、融資先が見つかってもややこしい案件が多いと思います。最後まで面倒が見れるくらいにブレーンを揃えておき、解決して行くと腹をくくっておかないと良くないのではとも思います。

だからこそ新しいビジネスチャンスがあるように思います。
一人だけ、2社だけ満足ではなく、関係している各社すべてが満足するようなビジネスモデルが出来そうな気がします。

営業のための営業ではきついと思います。
営業成績を上げるにはやはり新しいビジネスモデルを作る必要があると思います。
11年03月03日 16時09分21秒
Posted by: takeuchiconsult
お客様に逃げられないことが大事です。一度購入された方を逃がさないための施策が必要です。

本質的には、商品やサービスそのものが良いこと。
値引きで継続させることは難しいです。

送料・手数料無料、今ならお安くなっていますではいつか息切れします。安さを謳っているものは、その安さが目的で購入されています。常に安さを求められるようになります。

継続して何年も利用していただけるためには、商品とサービス内容のブラッシュアップが必要です。いつも同じ商品・サービスというのではなく、磨き込みをかけてより良いものを提供できないといけません。

だから順調に成績を伸ばされている企業ほど、値引きはないです。

私がいただいている通販のお米も送料別です。代引きの場合もおそらく別です。
ただし、使用方法やお客様の声など手作り感いっぱいのものがたくさん入っています。それと飽きさせないために、関連商品の案内がいつも入っています。

時には、ダイレクトに電話を入れて状況をお聞きするのも良いです。米などの商品の場合、高齢者の方の購入比率が高いです。商品だけでなく、このような電話でのフォローが大切なようです。

どの企業もリピーターづくりに必死です。当たり前のことをやっていたのでは、リピートしてくれないと焦っておられます。しかし、商品・サービスそのものがどうなのか検証してみる必要があると思います。

商品・サービスが悪ければ口コミになりません。アフタフォローもしっかりとできているかどうか?実際、伸ばされている通販会社さんは、手間のかかることを何かやっておられます。

店頭で売る方がずっと楽です。それでは遠くの方が買いに来れません。遠くの方へも配達できるメリットが通販です。

商品やサービスによって特徴があり、一概にこれが成功しますとは言えませんが、ひと手間かけることだけは大切です。値引きではなく・・・

できれば100人の購入者と電話などで、生の声が聞こえるようにされてはいかがですか?電話が通じているうちは、リピートします。

ベタなやり方ですが、数字上で何%の方をリピートさせようとか思わないで、まず固定客をしっかりと作ること。そうすればその方から口コミで広がって行きます。

自社商品への理解者、納得者を何人作るか?まずはそこからではないでしょうか?そのような方が自社のファンになっていただいた時、数字に変化が表れると思います。
11年03月03日 09時02分00秒
Posted by: takeuchiconsult
社長が言えない、士業の先生がバッジの重みで言えないことをいうこと。
それが大切なことだと認識しています。

クライアント先の社長からは嫌な奴だなぁと思われるくらいがちょうど良いと思います。嫌われ役を進んでやるくらいでないと改善・改革は無理だと思います。

会議の場で話が中断。誰も自分から発言しなくなった時が私の出番です。
社長の視線がこちらに来ているのがわかります。一言お願いしますと・・・

昔は大声で怒鳴ったりもしばしば・・・
しかし、今は極力抑えて、皆が言えないようなことを率直に言うようにしています。

特に売上の予測数値などは、最悪の場合を想定してお伝えします。その時、従業員の方々がどうなるかも言います。

例えば・・・
このままでは40歳以上の方は退職していただかないと経営ができなくなります。
だから今年1年で再生を仕上げないとたいへんなことになります。皆さんが職を失うのを見ている訳には行きません。何とかここで打破しませんか?
というようなことを申し上げます。

社長の口からこのようなことは言えないでしょう。言わない方が良いです。
外部の第三の口から現状のありのままを報告してもらい、そこからどうするのかを詰めることが大切です。

響いてくれない従業員が多いのも事実です。またそのような従業員を抱えているからこそ業績が悪化しています。

また社長と一対一の時は、銀行はどのように考えているのか、支援者はどのように考えているのかを素直に伝えさせていただきます。隠してどうなる訳でもないですから・・・

あまり言いたくないこと、口にしたくはないことが、世の中ではたくさんあります。聞きたくないというのもあるかもしれません。それをあえて口に出して、言うのはコンサルタントの仕事。

反発されたり、喧嘩になっても折り込み済み。誰かが言わなくてはならないのですから・・・

逆に私の中で留めておく方がストレスが貯まります。一気に吐き出して、現状を皆が認識して、そこからが再スタートです。

人には立ち場と役割があると思います。この仕事を続ける以上は、言えないことを言う役割を担って行きたいと思います。
11年03月03日 07時01分00秒
Posted by: takeuchiconsult
問い合わせは、ちらほらあるのですが・・・
大手コンサルタント会社に勤めていた時は、大きい会社よりも小さな個人商店さんの方がお付き合い数が多かったです。

いつもオーナーや従業員の方と手作りですべてを解決していたような気がします。

ところが情勢が大きく変化してきています。
小手先の改善では間に合わない。大きな改革、戦略が必要ですが、それが難しい。今までの事業の中でなんとか・・・という方が多くなっています。

大手に勝てる何かを持っていれば良いですが・・・

何かヒントが欲しい、アドバイスが欲しいと言われましても安易に答えられないのが実情です。本当に厳しくなってきました。

新しいビジネスや商売を立ち上げれば良いのかもしれませんが、昔のようにすぐには見つからないでしょう。それにハードルがかなり高くなっています。

一つは焦らずに、少しずつ将来のことを考えるべきだと思います。半年以内とか1年以内にというのではなく、もう少し余裕を持って考えられてはと思います。

相談する方もいろんな方に当たられてはと思います。情報をたくさん入れることです。自分の将来ですから、自分で切り開かないといけません。それに自分で納得しないと前に進まないと思います。

大手企業は固定費を削減すれば利益化が見えてきます。しかし、個人商店では削減する固定費なんて元々ないです。売上を上げること、集客することを一番に考えないといけません。そのための手段や方法をいろいろ考えるべきです。

現業に未来を描けないなら、全く違うビジネスも考えないといけません。それくらい厳しいと考えても良いと思います。

実際の世の中の景気は、新聞通りではないです。規模が小さい事業ほど、厳しいです。回復の傾向すら見えてきません。

だからこそ、今から次の未来へ向けて必死に考える必要があると思います。新しいビジネスを考える余裕を持つことが大切かもしれません。
11年03月03日 06時01分00秒
Posted by: takeuchiconsult
老朽化、業界動向の悪化、マーケットの縮小などで苦戦されている企業が多いです。

企業再生支援のお手伝いをさせていただくと、まずは単年度の黒字化が当然、大目標です。その次は、銀行・支援協議会のスキームで行くと、債務超過の解消となりますが、そこまで行きつくのかどうか?現実は少し違うような気がするのです。

単年度黒字化が達成できても次年度は?3年後はどうかわかりません。安定して利益を出し続ける体制づくりが必要です。しかし、業界動向や環境変化が大きく改善計画書通りに行かない場合もあります。

固定費の削減を行って利益化を図っても事業の未来が見えてきません。優秀な経営者の方はそのことをご存知です。今も大事ですが、未来に夢の持てる経営をしないといけないことを・・・

債務超過の解消よりも現実的には、次の事業の柱を見つけることが2番目のスキームになるような気がします。これが見つからないと、固定費の削減に期待した再生計画を進めるしかなくなります。

再生局面でなくても経営で大事なのは、事業を継続させるために新しいビジネスを創出することです。これが止まった瞬間、業績が悪化して行きます。

再生を進めて行くと現場改善だけでなく、戦略の立案が大事になってきます。利益化して行く段階で、次のステップを見つけないといけません。

固定費の削減に頼っていては、いつか息切れします。次どうするのか、それを見つけることが本当の意味での再生になるような気がします。

企業再生は1年で評価されるものではないです。単年度の黒字化に安心していては、2年目以降苦戦することになります。

生き残って行けるビジネスモデルを確立した時、再生の出口が見えてきます。小手先のデューデリだけでは無理だと思います。大きな視点でビジネスを再構築する必要があります。

再生は、現場改善だけでなく、この戦略構築が一番大事です。現場改善して利益化を図っている時がチャンスです。

銀行が支援してくれている間に新しいビジネスモデルを構築することが必須のような気がします。
11年03月03日 05時00分00秒
Posted by: takeuchiconsult
ツイッターは、「トラックばきゅ~ん」の代わりに使えそうです。数年前までは重宝させていただいていました。しかし、トラックバックした先から、お叱りのコメントが入ったこともしばしば・・・

しかし、こういう手段を使わない限り、認知されません。ランキング等に登録しても即効果が上がるものではないです。

Web の弱点は、こちらから仕掛けれないこと。ブログも記事投稿しても検索などで引っかかるまでには時間がかかります。

それともう一つ地域ポータルサイトですが、これも立ち上げて釣り糸を待つ戦略です。地域に限定した鮮度の高い情報を流されていますが、「待つ」戦略のため苦戦されています。わざわざ見に来てはくれません。

また、PCから携帯電話になるのではと思っていましたが、ツイッターでした。
何を経由して見るかではなく、こちらから見たい人をフォローする、見て欲しい人をフォローに行くことができます。

それに、ツイッターは、地域を選別してフォローに行くことが出来、地域ポータルサイトよりも確率が良いようです。

先日もとある会社さんがツイッターを始めました、3日間集中して私がフォロー1000件をやってみると反響がありました。

おそらくブログをどんなに3日間集中して書いても反響はないでしょう。
ただし、いろんなものを併用することをおすすめします。それは人によって使っているものが違うからです。Mixiやメルマガにブログ、ツイッターなどすべてのものをやっている方は少ないと思います。

でもこんなにツイッターの反響が良いとなれば、比重は変わって来ます。どこから情報を流せば良いのか一目瞭然です。

何に興味を持っているかを調べることができ、かつ同様の興味を持っている方を調べることができるとなるとマーケティングに活かさない手はないです。

SEOだWeb2.0だと言っていた時代がもう過ぎようとしているのでしょうか?
新しい発見にワクワクしています。またコンサルティングのネタが増えた感じです。

ツイッターを使いこなすことが今一番旬の課題だと思います。
11年03月03日 00時59分00秒
Posted by: takeuchiconsult
ある社長の一言。

言い当てていると思います。デューデリ後の改善改革の実行は自社でやれないこともないと思います。ただし、精度がどこまで上がり、成果がどれだけ出るかとなると疑問です。

それと今までと同じメンバーで改善・改革を行うとなると、大きく変化することが難しくなります。

だから今回は、お願いしますと依頼があるのだと思います。

自分でできる、自分でやったつもりになることが一番怖いです。デューデリ後の実行支援を依頼されるかどうか、そこで決まるように思います。デューデリは調査や精査であって何ら改善・改革ができた訳ではないです。現状がやっとわかったというだけです。

そこから先をどう進めるのかが一番大事です。猶予期間はそんなに残されていないはずです。

社員の方々は、自分たちでできると思っていても、現実はそんなに甘くはないです。計画書通り行かないことが多いです。

また経営改善計画書は、一度書くとそれで終わりではないです。毎年、期末に次年度のものを作成することをおすすめします。

銀行支援を受けなくても良い会社の方が自主的に作られています。作って、わざわざ毎年銀行へ行かれ、説明されます。

おそらく自分への戒めなのでしょう。甘~い経営をしていてはダメなので、自分に厳しくするためになさっておられます。でもこれが理想のあり方だと思います。

銀行のためではなく、自分のため。

作成したとしても環境変化やマーケット動向で見直すことが出てきます。だから必ず、半期に一度は再精査する必要があります。

それも自社内で行っていては弱いです。同じことの繰り返しになります。外部の方を使ってより厳しい目でチェックされることをおすすめします。

良いものではなく、より良いものにするためにどうすれば良いのか、ベテラン経営者の勘が当たっているような気がします。
11年03月02日 22時58分00秒
Posted by: takeuchiconsult
値引きでは面白くないです。それにお客様の反応も変わってきています。
少々値引きしたくらいでは反響率が低いです。さらに値引きの場合、思いきった値引きが必要です。しかし、それも限界。。。

今女性に人気なのはこの特典やおまけ。真剣に会議したことはありますでしょうか?

特典会議をすると言うと、年配の上司の方に怒られそうです。「おまけの会議をするのか!会社をなめているのか!」と・・・

でもそれが一番大事なんです。ご理解下さい。

女性の方が支持するものを企画しないと当たりません。自分の常識が世の中の常識と思わないこと。どんなに人生経験があったとしても・・・

ところがこのような当たる特典やおまけは本や雑誌に書いていません。知っている方に教えてもらうしかないです。そのような方とのお付き合いありますでしょうか?

今の時代、ネットや本に載っていることは遅いです。旬の情報が入って来る方法を持っていないと勝ち残っていけません。

今まで蓄積したノウハウが使えない時代です。今まで培ってきた経験やノウハウが使えないこともあります。素直に時代に合わさないと・・・

ということは今までとは全く違った毛色の方とのお付き合いも必要だということです。そのような情報をお持ちの方に会議などに参加いただくことも検討されてはと思います。

本体が良いのは当たり前。それに人気の特典やおまけを付けることによって反響率を上げて行くことが大事です。業種・業界によって特典の内容も違ってくるとは思いますが、マーケィング上最も大事なことです。

反響率が低くなっている原因は、視点が変わって来ているからかもしれません。
もういちど企画会議のあり方を見直して下さい。

まずは特典、おまけの調査から・・・
視点が変われば、反響率もまた上がってくると思います。