16日に閉幕した20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席した麻生財務相の様子をテレビで見ましたが、まず、麻生氏の「ファッション」良かったですね~

黒のソフト帽に淡い水色のマフラー姿といういでたちに、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは 「ギャング・スタイル」と評したそうです。
日本の政治家といえば決まって、ジミでセンスのないシャツとタイに、鼠色か紺色の背広(スーツではない)を着こなすというよりただ着ているだけで、存在感もなにもあったものじゃないというのが常でしたが、麻生氏の場合、存在感が際立っていました。
それにしても素材も仕立ても良い高そうなコートに、ソフト帽をやや斜めにかぶったスタイルは、本場のギャングのボスのような風格がありましたね(笑)

ファッションが功を奏したのか、はたまた元総理経験者の麻生氏自身の迫力に圧倒されたのかは定かではありませんが、懸念された各国からのアベノミクスへの批判の声もG20ではあまり表立って聞こえてきていません。また、各国からの会談のオファーも次々と舞い込んできているようです。
少なくとも一国の首相を経験した人であれば、各国の大臣クラスの人なら、呑むことはあっても呑まれる事は無いように思えます。(そう思いたい)
いわゆる格が違うよというヤツです。
元総理の要職復帰ありだと思います。(前政権の総理経験者のあの方だけはご勘弁ですが!)


話は変わり、先日まとめ買いした本の中にとてもいい本があったので紹介致します。

「なぜ多重債務者がベンツに乗れるのか?」
という本です。

当方は本を買う時、目に付いたものの目次をまず見ます。そして、本文をパラパラとめくり一行、一文でも興味を引いたら買うようにしています。
必然的に本屋に行くとかなりの数の本を買うことになります。それを暇を見つけては読むのですが、先ほどの本は題名で目を引き買いました。

この手の金融関連書籍(お金がらみの体験談や指南書)は職業柄読むようにしていますが、正直、読んでても期待はずれのものが多く(当たり前のことしか書いてなくて)途中でゴミ箱行きとなるものも多いのですが、この本は一気に読めました。
著者は、不動産業をされていて住宅の任意売却や競売などに特化されている方で、自身も親の借金で苦労されてきた経験をお持ちの方です。
いやはや、やはり何事も実践と経験ですね。
その辺の先生と呼ばれるお偉い人が書いた本よりよっぽど参考にもなり、著者の誠実な人柄もよく伝わってきます。


景気回復の兆しは少しづつ見えてきています。しかし、庶民の生活に反映されるのはまだ先です。そんな簡単には何事も上手くいきません。
しかし、空白の20年といわれるこの期間を凌いできた中小・零細企業の経営者の方は自信を持ってください。
また、一番景気も悪く、難しい期間に事業を起しチャレンジしたのですから、失敗もあるでしょう。
それでも、いくらでも立ち直れるチャンスはまだあります。借金があってもたかが借金です。逃げる必要はありません。
ましてや命を投げ出すほどのものでは絶対にありません。
法的整理を含めていくらでも解決方法はあります。
そんなことを改めて考えさせられる一冊でした。
中小・零細企業の経営者の方々や住宅ローンの返済や借金でお困りの方は
一度読まれては!
 

Comprehensive Consulting Y's group
ワイズ・グループ 
TEL092-737-7771 092-737-7711 FAX092-738-1117
〒810-0004 福岡市中央区渡辺通り5丁目23-2-6F