安易な価格引き下げは会社・店を潰します。

なぜ、今回は安くなっているのか?その理由が明確でないとお客様に評価されない時代です。安くするのは一番最後の戦略です。安くする以外の戦略を見つけない限り出口は見つからないと思います。

価格競争に巻き込まれてしまうと大手資本がどうしても強くなります。まず、安くしなくても良い方法はないか考える必要があります。

それでもどうしても世の中の時流で安くしなくてはならなくなった時は、その理由や説明が必要です。

商品・サービスごとに安くなった理由を明確にしない限り、お客様は納得されない時代になっています。

安くなっていることはお客様にとってはメリットですが、その理由が不明瞭では不信感を持たれます。

特にネットでは、実際に商品を見ることができませんので、明記しないと売れないでしょう。また実店舗においてもPOPなどで安くなった理由を明記した方がよく売れます。お客様心理がそうさせているのだと思います。

周りが安くしてきたから、自店も安くしようという戦略は悪くないですが、その意味づけを必ず考えることです。

逆に安くできるものや安くできる理由のあるものは、早く売り切った方が良いと思います。

どうも売るためには今の時代、「理由」が必要なようです。理由なきものにお客様が反応しなくなっています。その理由を作ることも大事なことかもしれません。

安易に安くすると後から手痛いしっぺ返しが待っています。安くするのであれば、理由を明確にすること。

お客様の目が肥えてきています。お客様に理解していただく価格設定を行う店が残るような気がします。

安さの理由、もう一度考え直す必要がありそうです。

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