社内の従業員に対しては人事考課表でチェックできていてもそれ以外の方は大丈夫でしょうか?

例えば、派遣社員の方や外部へ委託する場合、またはOBの方への依頼など、様々な雇用形態があると思います。

しかし、社外やOBに対する人事考課はできていますでしょうか?あるいは管理できる仕組みはありますでしょうか?

今各企業で困っておられるのは、社外やOBの方の管理ができていないためにクレームが発生しているということです。

正規の従業員だけでなく雇用者すべてを管理できていないと会社として良くないです。ところが外部の方まで管理するとなるとたいへんです。まず、就業規則のような規定がありません。

その場、その場で雇用されている場合だってあります。年に何回もないので特に規定は作っていません。とおっしゃいますが、もしもの場合を考えて規程類を整備されてはと思います。

お金に対する与信管理はどの企業でも行っておられます。一方、人に対する与信管理は甘くなっています。どのような状況になれば、依頼を止めるのか基準が必要です。

また能力だけでなく、必ず人物評価を行うべきです。お客様の前に出しても大丈夫かどうか、協調性はあるかどうかそれが大切です。面接だけではわかりません。実際に仕事をしていただいてからの評価が必要になってきます。

総務部や人事部で人に対する与信管理ができる体制づくりが必要ではと感じています。どこからクレームが発生するかわかりません。

商品は交換・返品が効きますが、人の問題は簡単に収まりが付くものではないです。会社としての対応がどうあるべきか考えても良いと思います。

今後発生するだろうと思われるクレームは商品よりも人の方が多くなりそうな感じがします。

まずは、雇用者すべてに対する規定作りから始められてはいかがでしょうか?

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