2009年 10月の記事一覧

09年10月13日 21時04分00秒
Posted by: takeuchiconsult
女将の役割をする方が欲しい!

どの企業様へ訪問してもこのことが一番気になります。

オーナー経営で奥様が現役で頑張っておられるところは良いですが、企業化し組織が出来上がっている会社となると空きポストになっていることがよくあります。

サービス業では女性スタッフの数が多く、その方たちを教育する方が必要です。

業績不振の原因の一つが女将不在にあります。
この女将役がいないと組織が機能しません。きつく叱りながらサービスレベルを維持向上させることは女将にしかできません。

サービスレベルは以前と変わっていないと思っていても徐々にどこか緩んでくるものです。同じことを繰り返していてもお客様からは、サービスレベルが下がったと見られます。

内部昇格させようとしてもなかなか適任がいないのが現状です。
外部からスカウトして招へいするくらいの考えも必要かもしれません。

女性スタッフが多い業種では、この女将役中心に組織を組み立てるべきです。
その方如何に業績はかかっています。

男性が女性スタッフの身の回りから何から何まで見ることはできません。それに男性の上司が注意しても言うことを聞かない場合があります。

女性には女性が一番のようです。

ところが、仕事はできても同僚を注意したり叱ったりするのは嫌です。という方が多いのも事実です。自分のことだけで精一杯なので辞退させてくださいという答えが返ってきます。

だからといって不在は危険です。常に意識的に社内でそういう方を作っていくことです。目先はスカウトでも良いかもしれませんが、10年先のことを考えて作ることです。

そのためには、今の組織図を眺めながら、10年後の組織図を描いて下さい。
女将役は、じっくり時間をかけて作っていくもののようです。
09年10月13日 19時04分00秒
Posted by: takeuchiconsult
飲食店様からのご依頼の場合、一番先に見せていただくのは厨房です。
厨房が綺麗かどうかで営業状態はわかります。

個人店さんでピカピカに綺麗にされているところがあります。
おそらく売上の大小は別として、永く商売されるんだろうなと思います。

大きなお店や料飲部などでも厨房が綺麗なところは大崩れしません。

厨房の綺麗さと飲食事業の継続は、比例しているようです。

付け焼刃的な商売をするのではなく、永く飲食業を続けようと思えば、厨房を磨きあげることだと昔、教えていただきました。そのとおりの現実があります。

あまりやりたくはないのですが、冷蔵庫や冷凍庫を開けて、清掃状況をチェックしています。業績が悪いところほど厨房が綺麗ではないです。

厨房は体質として現れます。自分では普通だろうと思っていても理想とはかけ離れている場合があります。店の外や中は見れますが、厨房の中まで見せてくれるところはないでしょう。だから比較対象ができません。自己研鑽するしかないのです。

厨房の状況は、調理長の責任です。トップが示さないと綺麗にはなりません。
売上を上げる以上に厨房を磨き上げることをスタッフに教え込まないと良いものはできないと思います。

私たちの仕事も厨房が綺麗な状態であって初めて対策が打てます。成果が出ます。

厨房の清掃状態からチェック・管理しないといけない場合、成果を出すには時間がかかります。理由は、私たちコンサルタントがいくらきつく言っても月1回か2回しか訪問しないのに、元に戻ってしまうからです。

よく「武内さんからきつく言って下さい。チェックして下さい」と言われますが、本質的な部分が違うように思います。
平均レベルや繁盛店レベルと比べてどうなのかの評価はできますが、日々改善していくのは現場の方であり、企業のトップの方です。

チェックの仕方、管理の仕方はアドバイスはできても改革・改善は自主性が大事だということです。それを植え付けるための教育を日々行っているかどうかです。

綺麗な厨房があって初めて、対策が打てます。
業績を上げようと思えば、まずは清掃から始めませんでしょうか?
09年10月13日 17時19分00秒
Posted by: takeuchiconsult
私も前職では、かなり残業をした覚えがあります。
社会人になって3年間くらいは我武者羅に頑張っていました。残業時間がどれくらいあるかなんてカウントしたこともないくらいでした。

営業職の方やライン業務の方は残業が付かない場合があります。
残業してもお金にならないのなら何のために残業しているのだろうと思うことがあるのでは・・・

今の残業が次のステップへの糧になると思えるかどうか。
あるいは自分のスキルアップのために頑張ろうと思えるかどうか。
それが大事ではと思います。

意味の残業なんてないと思います。
労働の対価のすべてをお金に換算するのも悲しいです。

自分の気持ちの持ちようでいくらでも変わってくるのではないでしょうか?

若いうちは、残業しろと言われなくてもいつも会社に残って作業をするくらいの方が良いと思います。仕事そのものだけでなく、先輩や上司からのアドバイスももらえます。

残業を重ねることで人間的に成長して行くと思います。

意味のない残業は良くないことですが、経験は積まないとスキルアップにはつながりません。スキルアップの場を会社が提供してくれているんだと思うことです。

ただし、次の夢が明確にないといけないです。
今の苦労を次の目標のために役立てることです。役職でも良いし、仕事内容でも良いです。次こうなりたいという夢です。

何時間残業したかではなく、どんな残業をしたかです。

残業時間を気にしていては、次のステップが見えてきません。
自分を律して、強くして、成長することが大切です。

研修や勉強会ではなく、現場でスキルアップさせていただいているんだと思えば、考え方も変わってくるのではないでしょうか?

意味のある、良い残業に変えて下さい。
今の苦労が必ず次のステップへと導いてくれると思います。
09年10月13日 17時02分00秒
Posted by: takeuchiconsult
売上会議はあると思います。
しかし、売掛・回収会議を実施されていますでしょうか?

どの企業様も疎かになりがちです。

参加者は幹部、経理担当責任者、営業担当全員です。

特に営業担当者には、是非、全員参加させて下さい。
受注すれば終わりという体質が一番怖いです。
取った以上、回収まで責任を持ってさせて下さい。

この癖づけができていないところは、掛けが多くて困っておられます。

約束の入金期日はきっちりとはっきり言うことです。
「いつでも良いです」と言ってませんか?

売上と回収は別物です。
経理の方がどれだけ苦労されているか、営業担当者の方は知るべきです。

回収ができて初めて売上です。
その修羅場を何度もくぐらないと一人前と言えません。

個別に掛けの多い方には注意するは当然ですが、どうやって掛けを少なくしていくか、回収を早めるための会議・ミーティングが必要です。会社を上げて取り組むべき課題です。

中小企業では資金繰りが一番大きな課題です。売上を上げる以上にこの回収を早めるための対策が必要です。

評価の項目などにも未回収金額の評価も盛り込まれてはいかがでしょうか。

自分が営業したものは自分で回収するという体質を作ることです。
まずは、以下の点、もう一度確認して下さい。
請求書の発行状況を確認する。
入金状況を確認する。
未回収リストを常に確認チェックする。

具体的には、1か月の行動予定の中に、回収日や回収時間を設けないと難しいと思います。それが嫌なら、未回収を作らないことです。

回収を責任持たせてやらせると、社員は育ちます。
是非、させてあげて下さい。
09年10月13日 14時02分00秒
Posted by: takeuchiconsult
組織図は出来上がっているようですが、会議体系は決まっていますか?

それも部門ごとに行っているのは当たり前。
横断的な、テーマごとの会議・ミーティング実施されていますか?
それが企業です。組織です。

ピラミッドは大きくなればなるほどセクショナリズムが出てきます。
風通しが悪くなり、商品・サービスのレベルが低下して行きます。

社員同士で声を掛け合えが良いのですが、第三者的に見ますと、どうもそれは無理みたいです。

だから会社行事として、年間スケジュールの中に無理矢理組み込まないと行けないようです。

そういう雰囲気自体良くないのですが、やらない訳にはいきません。
最初は、なかなか意見が出てこない場合があります。どなたか幹部の方がリーダーシップを取って進められることです。

メールなどが発達し、実は部門間の情報交換は毎日出来ています。
逆に部門を超えた情報交換ができなくなったり、なくなったりしています。
顔を見てもわからない人が社内にいませんか?

規模が大きくなればしようがないのかもしれませんが、そうなったとしても良い商品・サービスができるような会議体系をしっかりと組んで置かないと、社内で別会社があるようになってしまいます。

まずは、社長が一声かけて集まってもらうことです。
内容は別にして、そういう機会を設けることです。

こういう会議ができるようになったら個人店から脱却した証拠です。
いくら売上があっても部門間会議では個人商店レベルです。

組織図は当然見せていただきますが、その際に会議体系や会議スケジュールも見せてもらいます。

会議体系は企業の姿を一番如実に表しています。
是非、良い会議体系を作って下さい。
09年10月13日 12時18分00秒
Posted by: takeuchiconsult
昨日、テレビを見ていたら、「高校生1000人が漫才を審査」という漫才番組の副題があり、はっと気が付きました。

漫才をただやっただけでは、学生から年配者の方まで、年齢層がバラバラで、どこを対象にやったら良いのか迷うと思います。

おそらく全員を笑わせる、うけさせることは無理だと思います。
ネタの内容も万人受けするものなど今の時代ないのでは・・・

だから今回は高校生を対象として漫才を行い、それで評価をいただく。なかなか良い企画だと思います。

番組作成者の方もリスクがあると思います。お昼のテレビ番組で高校生の評価に絞った番組です。視聴率も気になるはずです。

ところがマーケティングで一番大事なのは、ターゲットを明確にした商品開発です。

客層を高校生と絞り込めば、ネタ作りもかなり楽になるはず。番組自体もブラッシュアップするでしょう。

企業に置き換えると自社の商品やサービスを誰に提供するか?
それが見えていないと売れません。

お客様の顔が見えるということはそういうことです。

数ある商品やサービスも個々に誰に売って行くのか、それを明確にしていくことが大切です。出せば誰か買ってくれるだろうではダメです。

仕入れる前に、買っていただけるお客様の顔が浮かぶかどうか?

これからますます時代が多様化していきます。
ターゲットを絞り込んで、個々に戦略を考えて行くことが大事だと思います。

商品・サービスごとにターゲット戦略を組む必要がありそうです。
商品やサービスをいくら磨きこんでもターゲットが絞り込まれていないと成果が上がりません。

絞り込むのは危険だと思うかもしれませんが、商品・サービスごとにもう一度見直されてはいかがでしょうか?
09年10月13日 10時01分00秒
Posted by: takeuchiconsult
地方都市へお邪魔させていただきますと、一つ気になることがあります。
雇用が機会均等とは言え、まだまだ女性の方の登用が少なく感じます。

女性の方の持ち場のように思えるところでも男性の方が対応されているということがよくあります。

利益体質化しているサービス業の方は、女性比率が高いです。女性の構成比と業績は比例しているようにも思えます。

だから、女性で出来る仕事は女性にしていただくのが一番だと思います。
女性は細かな心配りができます。男性がダメだというのではなく、女性が対応した方が良い局面の場合、女性を前に出した方がお客様も気分が良くなるのではということです。

あるいは企業として、利益を出して行こうと思うならば、意図的に女性の職場や仕事を作って行くべきです。

正社員比率が高い、男性比率が高いサービス業は、雇用形態自体を変化させていかないと利益面だけでなく、お客様対応の面で後れを取る可能性があるということです。

どの企業様も今一番欲しいのは、腕の立つ女性社員です。少しキャリアを積んだ即戦力。その方が入ることによって数字が読めるような方です。

なかなか社内登用では追いつかないと思います。教育しても最低10年はかかります。外部からの招へいなども検討の余地がありそうです。

また、派遣会社さんなどへ依頼されることも多いとお聞きします。ただし1回依頼したからといってこちらの意に沿うような方は来ません。数十人の中から一人見つかれば良いくらいだとお考え下さい。

意識して希望に沿うような女性の方がいないかと網を張られて下さい。
また、雇用条件も女性の方が働きやすいような、雇用形態が良いです。例えば社員でなくても契約社員でもパート対応でも良いです。

要は、力のある方が来てくれるだけで良いのです。
毎日出社していただかなくても、土日の限られた時間だけ来ていただいても十分です。

企業側はそれだけで、利益は上がるでしょう。

できる女性をどう囲い込むか、サービス業の一番の課題だと思います。
09年10月13日 09時17分00秒
Posted by: takeuchiconsult
年を取った会社になっていませんか?
いろんなところがたるんでいませんか?

昔のままでいたいと思うのは誰しも同じ。
ところが幹部社員は年を取ってきています。後継者も育っていなくて現状維持がやっとというところが多いです。

業績が芳しくないため、採用はストップ、昇給・昇格もストップ、本当に今を維持するだけでもたいへんのようです。

どこかで若返りをしないと後10年このままというのは無理だとわかっています。でも手が付けれていない状況です。

特に怖いのは、従業員の年齢ではなく、ビジネスモデルが古くなっている場合です。昔のやり方をそのまま維持してきているところです。もうそろそろ大きな投資をしないといけないのですが、原資がなく、またあったとしてもどこへ投資して良いやら答えが見つかっていません。

ビジネスモデルが古くなった瞬間、従業員は硬直化して行きます。新しい風が吹かなくなります。

常に毎年何らかの投資が必要です。理想は減価償却費の金額を毎年何らかの形で投資することだそうです。それができなくなった瞬間、会社は陳腐化していくから気をつけなさいと以前教えられたことを覚えています。

会社もアンチエイジングを防ぐには、新しいビジネスを創出して行かないと、外から見ると古く感じます。会社の場合ハード面や外面ではなく、中から崩れて行きます。

無理に若返りを図っても機能しないでしょう。大事なのは、新しいビジネスモデルの発見です。年を召された方々だけで運営できるならそれでも良いと思います。

今の時代に合ったビジネスになっているかどうか見直しが必要です。
残っているのが不思議なくらい。。。
というが現実。

何かを変えたいのですが、変えれない。
変えるのではなく、新しいものを見つけられてはいかがでしょうか?
過去はなかなか変えれません。だからこそ、新しいものを探すことが大事になってきます。

会社のアンチエイジング予防法は、どうやら新しいビジネスモデル発見のように思います。
09年10月13日 08時00分00秒
Posted by: takeuchiconsult
今、静かなブームとか・・・

何かと言えば、神前式の挙式。

根っこをたどっていくと、芸能人の沢尻エリカさんにたどり着きました。
彼女の同じような衣装で行いたいとお客様の希望があるそうです。

これはチャンス!
ひょっとすると今年は和式や神前式が増えそうです。

衣装合わせ等もこれなら楽です。沢尻エリカさんふうのものを提案すれば良い訳ですから・・・

ミーハーな方は世の中にいるものです。
いち早く提案されてはいかがでしょうか?おそらく一時的なブームですので、今年も秋までが賞味期限でしょう。
今提案して、秋に刈り取ると言ったイメージです。

やはり世の中は有名人が動かすのでしょうか?

何となく変わった挙式をしてるなぁ・・・と皆テレビを見ていたと思います。
ところがこれから挙式を考えていた女性が、これに飛びついて来ました。

企業側がどれだけ対応できるかです。売上が減った、単価が下がった、組数が下がったと嘆いておられますが、時流に対応した商品を提供できていないから下がるのです。

一瞬のひらめきが勝負を決めます。

有名人と同じことをやってみたいというのは、皆同じ。
男の子だったら、有名野球選手と同じグローブを使いたいです。それが、もっと大きな夢になったのが有名人の挙式かもしれません。

だからチャンスは世の中にいくらでも転がっているのでしょう。
気付くか気付かないかの差だけ。

アンテナを張り、感度を良くしておかないと・・・・

おそらくこんなチャンス2度はないです。
秋のブライダルプラン。
和式で・・・
神前で・・・
作ってみませんか?
09年10月13日 06時59分00秒
Posted by: takeuchiconsult
既存のお客様からのリピート受注で満足されていませんか?

例えば、「内勤営業」なんて言葉は本来おかしいです。
営業というのは、外へ出て行って受注することが仕事です。

社内で整理しなければならない作業がたくさんあるのはわかります。
しかし、それを理由に社内に居続けても良いという訳ではないはずです。

ある程度、電話受注が出来ている会社は危険です。営業が外へ行かないからです。どんな事業でも10%は新規顧客を獲得しないと、今の事業規模を維持できないと言われます。

営業マンに本当の意味での営業ができる仕組みと体制を作ってあげるべきです。

それと最近、気になることがあります。
営業マンの方が、交換された名刺などをデータベース化されていない場合があります。

今の時代、営業マンの仕事は昼間営業に回り、帰社後すぐにその日に会った方へのお礼のメール配信を行い、かつ名刺をデータベース化して会社に提出する作業が大切です。

これを1週間まとめてやろうと思ってもなかなかできません。
日々の癖づけとして、毎日帰社したらすぐにやることです。あるいは、直帰したなら家でもその日に処理する癖づけが必要です。

そうするとパソコンなども自宅に必要となってきます。だいぶ今までとは環境が違うのではないでしょうか?

なぜメルアドかと言いますと、毎月、顧客に対して一括してメール配信してご案内をかけることが一番ローコストの販促だからです。特に、サービス業の場合、遅れている業種業界がまだまだあるようです。

よくあるパターンは、名刺を個人所有されています。できることならデータベース化して会社へ提出というのが理想です。どなたかが一声かけて集められてはいかがでしょうか?

その時、一番使える名刺は、社長の交換された名刺です。良いの出して下さい。

会社上げての名刺のデータ化、営業戦略を組む上で一番大事なような気がします。
09年10月12日 21時59分00秒
Posted by: takeuchiconsult
売りっぱなしは当然良くないです。
わかっていてもなかなかできないものです。

例えば、ブライダルの場合、挙式や披露宴が終わり入金されるとほっとします。
それに金額も大きいので担当者も大仕事を一つこなしたとほっとされます。

また、ブライダルは基本的には一生に1回のものなので、一度販売されると後追いの営業はされません。
ところが、現場の方のお話をお聞きすると、挙式や披露宴に参加された親戚の方や友人の方が、後からお越しになられ決まる場合が多いとのことです。

また、婚礼部門をお持ちのところは必ず宴会会場をお持ちです。次の商品としてそちらも利用いただけるような仕掛けが必要です。

具体的には・・・
挙式や披露宴後、お若いカップルは次につながることはあまりないかも?
逆に、カップルのご両親に、お礼状と金券やクーポン券を付けて郵送したり、ご挨拶に行かれるのが一番だと思います。

特に、式の後、ごあいさつ回りされることをおすすめします。
全くの新規受注なんて、飛び込みで行っても確率はかなり低いはずです。それだったら一度でも利用していただいた方に、アプローチされる方が賢明です。

伸びている企業様ほど、後追い営業をしっかりとされ、そこから次の受注へと上手に結び付けられています。

新規営業周りのリストや仕組みはどの企業様もなさっておられます。逆にこの後追い営業の仕組みはなかなか出来上がっていません。

お客様が商品やサービスを購入後、10日以内に後追い営業を行うことです。

またブライダル事業の場合、挙式や披露宴自体が次への営業になります。良い内容であれば必ず、参加者からの引きがあるはずです。だから真剣にミスのないように取り行わないといけません。そういう意識を現場の方に伝えて下さい。

客単価の高い事業ほど、考え直す必要がありそうです。
なかなか新規が取れないと愚痴を言うのではなく、次へつながる仕組みを作ると少しは楽になります。

後追い営業、力入れてみられませんか?
09年10月12日 18時57分00秒
Posted by: takeuchiconsult
お金というのは紙幣・貨幣だけではないです。
収入印紙・切手・クーポン券類の棚卸されていますか?

紙幣・貨幣を大事にするのは当たり前。
それと同等の価値のあるものを大切に扱わないといけません。

レジの中のお金、1日3回くらい、チェックして下さい。
汚れた紙幣や破れた紙幣を下にしていますか?
同じ方向に向いていますか?

レジの中のお金の管理状況を見れば、その企業の状態がわかると言われるくらいです。

さらに、利益の出ている会社は、お金と同等の価値のあるものもしっかりと管理されています。

例えば、領収書の発行は、どなたまで発行可能かルールが決まっていますか?
あるいは収入印紙は、どこに保管されていますか?各部署や個人の引き出しの中に入っていませんか?入出帳作っておられますか?

また、金券やクーポン券、割引券なども毎月棚卸していますか?管理者が決まっていますか?

このことは、すべて会社の躾・マナー状態の現れです。

業績を上げようとか、会社を再生しようと思っても肝心のことが出来ていないとお金は出て行くばかりです。

できて当たり前。
出来ていないのならば、早急に仕組みではなくて、癖づけから直さないといけません。

実行支援の現場でもこのような当たり前のことを幹部会議で取り上げています。
これが出来ていない会社は、どんな手を打っても改善は難しいでしょう。

お金を大事にする会社だけが、利益を出されます。
個人で商売をしているのではないので、みんながそういう気持ちで仕事に取り組まないといけません。

風土は、やはり小さな躾・マナーから出来上がるものだと思います。
是非、幹部会議の議題にして下さい。
まずは、それができているかどうか、チェック・確認お願いいたします。
09年10月12日 17時17分00秒
Posted by: takeuchiconsult
総務部や人事部は、本来の仕事以外に大事なことがあるようです。
皆さんの会社ではお悩み相談室という部署はありますか?
部として存在してしなくても良いです。従業員の方が社内のことやプライベートのことに関して相談に乗ってあげれるようなところです。

今の時代、上司に相談というのは難しい場合があります。直属の上司には知られたくない、言いにくいということもあるでしょう。

また給与の問題なども誰に相談に行って良いのかわからないことが多いです。
それに直接社長に相談というのも現実的には難しいと思います。

相談できる人がいるかどうかも従業員の会社評価の大きな要素です。

社会が複雑化してきていますので、相談案件は多いです。
その相談内容が気になりモチベーションに影響を及ぼすようだとたいへんです。

メンタル面でケアが本当に大事です。

ところが適任者がおられるかどうかそれが課題です。
単に人を配置したり、相談室を設けても意味がないです。

若くてもダメ、勤続年数が長いだけでもダメ、年長者というだけでもダメ。
本当に適任者を見つけるのは難しいです。

でも人事部という部がなくてもこのような仕組みは作っていかないと会社としてうまく機能しなくなります。

総務部や人事部というのは、制度上の仕事ではなく、人間の内面的なケアをする仕事の比重が高くなっているはずです。

それともう一つ大事なことがあります。
それは担当者の方が常に会社側の視点で、話を聞かないといけません。

聞き方も大切です。
ただ聞けば良いというものではないです。
ブレないように軸が必要です。

逆に、答えをすぐに言う方は適任ではないです。
「それは違うよ!」とバッサリと言ってしまっては悩みの相談に行った意味がなくなってしまいます。

会社側の視点に立って、「そうですか、そうですか」と聞いてあげる人が良いです。

答えは言わなくてもすべて吐き出せばすっとするものです。
聞き役が上手な方、社内におられませんでしょうか?
09年10月12日 14時57分00秒
Posted by: takeuchiconsult
逃げるお金を止めたい!
毎月、かなりの破損の量。
これではいくら売上が上がっても利益は出ません。

注意してもなかなか減らないみたいです。
破損帳に記入させても同じ。
始末書を書かせても効果はなし。

皆さん、悩んでおられます。

破損の量は、躾教育に比例します。
失敗は誰にでもあります。だから0にすることは難しいかもしれませんが、失敗した時の対処の仕方が大切です。

「申し訳ございませんでした。○○の皿を割ってしまいました。」
という報告を上長にさせることです。
素直な心が大切です。

このことを現場で教育するかどうかです。

ノートに付けたからと言って即減るというものではないでしょう。
教育ができているかどうかが大事なのです。

本当に逃げていくお金を止めたいです。
だから、ミーティングなどで、破損の現状と対処の仕方について毎回教育を施すことです。

売上アップやサービス力アップのためのミーティングよりも躾教育のためのミーティングを日々繰り返すことです。

商売は売上だけではないことがこのことからもよくわかります。
何を目指すのかによって結果が違ってくると思います。

経費率の低い、効率的な経営をしようと思えば、最終的には躾教育に行きつくのでしょう。

大声で叱っても破損は減りません。
全スタッフに教育を施すことを考えて下さい。
09年10月12日 12時16分00秒
Posted by: takeuchiconsult
会社の内部統制のためには絶対に必要な物。
また、従業員の労働条件を守るためにも必要。

しかし、就業規則を見直したり、作ったからと言って会社は何ら変わらないと思います。

それに就業規則の内容だけが大事なのではなく、会社のビジョンや戦略が見えていないと意味のないものになります。

就業規則を超えた人事労務の戦略や仕組みが必要な気がします。

就業規則の内容を周知徹底しても業績は変わりません。逆に今まで貯まっていた不平不満をぶつけて来る方が多くなるかもしれません。

だから私どもでは、就業規則の見直しは、人事労務戦略の一つだと考えています。まず戦略ありきです。

会社側も従業員側もすべての人にメリットがあるものなんて難しいです。

でも作る際に一つの視点は必要だと思います。
従業員の労働条件を守りながら会社としては、どう考え、どの方向へ向かって
いくのかそれを明示できる何かが必要な気がします。

就業規則が改定になりました。と報告会を行うのではなく、当社の人事労務に関してはこのように考えています。という方向性を話さないと皆納得されないのではないでしょうか?

会社として従業員に対してどのように考えているか、それが知りたいと思います。

制度の改定ではなく、戦略にまで落とし込まれているかどうか?

特に就業規則の中で問題となってくるのは、休みの問題と給与の問題。
給与は、昇給・ベースアップなどの説明を求められます。会社の諸事情はあると思いますが、しっかりと説明されないと不満が残るだけです。

就業規則は誰のために作るものでもなく、会社の最低限の諸規定であって、そこから先のものを別途毎年、人事労務の経営計画として作成することが大事だと思います。