売りっぱなしは当然良くないです。
わかっていてもなかなかできないものです。

例えば、ブライダルの場合、挙式や披露宴が終わり入金されるとほっとします。
それに金額も大きいので担当者も大仕事を一つこなしたとほっとされます。

また、ブライダルは基本的には一生に1回のものなので、一度販売されると後追いの営業はされません。
ところが、現場の方のお話をお聞きすると、挙式や披露宴に参加された親戚の方や友人の方が、後からお越しになられ決まる場合が多いとのことです。

また、婚礼部門をお持ちのところは必ず宴会会場をお持ちです。次の商品としてそちらも利用いただけるような仕掛けが必要です。

具体的には・・・
挙式や披露宴後、お若いカップルは次につながることはあまりないかも?
逆に、カップルのご両親に、お礼状と金券やクーポン券を付けて郵送したり、ご挨拶に行かれるのが一番だと思います。

特に、式の後、ごあいさつ回りされることをおすすめします。
全くの新規受注なんて、飛び込みで行っても確率はかなり低いはずです。それだったら一度でも利用していただいた方に、アプローチされる方が賢明です。

伸びている企業様ほど、後追い営業をしっかりとされ、そこから次の受注へと上手に結び付けられています。

新規営業周りのリストや仕組みはどの企業様もなさっておられます。逆にこの後追い営業の仕組みはなかなか出来上がっていません。

お客様が商品やサービスを購入後、10日以内に後追い営業を行うことです。

またブライダル事業の場合、挙式や披露宴自体が次への営業になります。良い内容であれば必ず、参加者からの引きがあるはずです。だから真剣にミスのないように取り行わないといけません。そういう意識を現場の方に伝えて下さい。

客単価の高い事業ほど、考え直す必要がありそうです。
なかなか新規が取れないと愚痴を言うのではなく、次へつながる仕組みを作ると少しは楽になります。

後追い営業、力入れてみられませんか?