「中古も骨董」「石も宝」
≪単なる中古品も、見せ方一つで骨董品になる≫の意です。

皆さんは「中古】と「骨董」をどの様に分けてらっしゃいますか?
100年以上前のモノなら骨董、それ以前なら中古って事はないですよね。

ここには明確な、分岐点は無いようです。

どうも価値があるか、無いかで分かれるようですが
その価値は、どうやって決めていると思います?

そうです、ソレを見た人の主観による判断です。
つまり、みる人によって価値が変わります。
ある人にとっては汚い中古品でも、他のある人にとっては貴重な骨董品かもしれません。

見方で価値が変わるなら、見せ方を工夫すれば・・・
価値を上げることが出来るのです。

石だって、見方が変われば宝物になるのです。
ただ、落ちていれば石ですが・・・・
ちょっと素敵な台に乗せて有れば、なんだか価値があるように気がしてきます。

ホテルにとっては価値が無く見えても、お客様には価値が有る場合があります。
価値観をお客様に合わせないと、素晴らしい宝さえゴミにしてしまう事があります。

でも、大事なのはこればかりではありません。

そうです!
ホテルそのものだって、見せ方に工夫が要るのです。
ちょっとした照明の当て方や、看板のレイアウト、名前のつけ方で
ホテルの価値は違って見えてくるのです。

同じホテルでも、蜘蛛の巣が張っているだけでみすぼらしく
安っぽく、汚いホテルのように感じますし
玄関先に、打ち水がしてあるだけで、どこと無く立派なホテルのように
思えてくる事もあります。

もちろん、たった一個の電球が切れていただけで
人気も無い寂びれたラブホテルに見えてくるから不思議ですね。

言い換えれば、単なる中古でも、飾り方で高価な骨董品にもなるのです。
そんな目で、貴方のホテルを見返してみてはいかがでしょう。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
http://www.hos-spiral.com