皆さん!こんにちは。

ラヴァーズホテルのロビーやエントランス、駐車場には
防犯や管理の意味から監視カメラが取り付けてあります。

でも、その目的からは当然なのですが、お客様が入ってきたときに
チャイムなどが鳴って、フロント係などが確認作業をするのです。

言い換えれば、お客様がお帰りの時は、チャイムのなるタイミングは
お客様は出たときになるので、そのお姿を拝見する事は少ないでしょう。

もしかすると、出て行くときにはチャイムが鳴らない様にしてあるかも知れません。
でもそれでは、防犯や運営管理の点ではそれで良くっても、大事な事がわかりません。

後ろ姿からわかることって何だと思いますか?
ちょっと難しいですよね。

では、お帰りのお客様の後姿からわかる大事な事を考える前に
いつもご覧になっている「ご到着されたお客様の映像からわかる事」を
思い出しましょう。

人数や性別・年齢・服装・・・他には?
もしかしたら、お2人の関係も垣間見えるかもしれません。
ほかには、何がわかるでしょう????

実は、ご到着時のお客様の歩き方で、リピート客様か新規客様かが見分けられます。
簡単な見分け方は「歩く速度」です。
始めてきた方は、ホテル内部の構造を確かめながら歩くので比較的ゆっくりですし
回りを見渡しながら歩かれますが、良くご来店されているお客様は迷わず
早足で館内を進まれます。
まぁ、どちらにしてもお客様ですから良いような事ですが・・・
お帰りの時の「歩く速度」からは、どちらでもよいような事で無い事がわかります。

それは・・・・\(◎o◎)/!なんと!

・・・・貴方のホテルに対する「満足度」なのです。

「ナンで?」ですか?

お金を払って利用した施設に満足している方々は、お帰りになる際に
お名残惜しそうに、ゆっくりと歩かれます。

それに対し「不満足だったお客様」は、一刻も早く離れたいとばかりに
お2人とも早足で帰られます。

この反応はホテルばかりではありません。
レストランでも同様です。
ゆっくりと歩かれてお帰りになるお客様の多いレストランは繁盛しています。

面白い観察結果ですが、映画館では評価の高い映画が上映されていると
退場するお客様の歩く速度が遅くなり、反対につまらない映画の時は
お帰りになるお客様が早足になる傾向があるとも言われています。

おあなたは、そんな傾向をご自身で思い当たりませんか?
もちろん、全てのお客様に当てはまる訳では無いでしょう。
楽しすぎてついつい時間を忘れ、急いで帰る必要に駆られているお客様も
いるのかもしれませんよね。

でも、早足でお帰りになるお客様の殆どは、リピーター様にはなりません。

もし、貴方の経営するホテルからお帰りになるお客様が早足だと感じたら
館内を総点検するべきでしょう。

何がご不満なのかを見つけられるかもしれません。

そして、殆どのお客様がゆっくりと笑いながらお帰りになるようなホテルを
目指して運営して行く事が、そのまま繁盛へと一直線に繋がる道だと思います。

皆さん、頑張ってくださいね。