【1】内発的動機付けを喚起する方程式
=親密性×貢献欲求×自発性÷抑圧

・親密性、貢献欲求、自発性は、互いに良い影響を与える→高めやすいものから高める
・抑圧のフォローは、親密性の向上策が基本

【2】親密性の向上
・チームワーク、一体感
・言葉のキャッチボール
・3S(サイト、スマイル、スキンシップ)
・傾聴
  ペーシング、復唱、要約
・食事会、誕生会、スポーツ大会

【3】貢献欲求の向上
1.人間性心理学的アプローチ
・広義の成長欲求
①自己実現欲求(自分の可能性を広げたい。自分の潜在能力を発揮したい)
②貢献欲求
③表現欲求
・欠乏欲求を満たし、成長欲求を喚起する。
 欠乏欲求とは、尊敬の欲求→主に外発的動機付けが強い人
        愛と所属の欲求→主に内発的動機付けが強い人→親密性
自己愛(自己受容)の促進
2.脳科学的アプローチ(貢献欲求=セロトニン)
・リズム運動
・安心感
・朝日を浴びる
・腹式呼吸
3.貢献欲求を喚起するもの
・目的や目標の明確化=大義を掲げる
・成功体験
・成功体験の共有=感動の連鎖→喜び(感謝された)体験発表会
・結果のフィードバック=結果の見せる化

【4】自発性の向上
1.自己有能感
・その人の才能、強み、長所をフィードバックする(ピグマリオン、リフレイミング、期待)
・貢献のフィードバック=いかに役に立ったかを具体的にフィードバックする
2.自己決定感・自己統制感
・コーチングの技術を活用する
・自分で考え、自分で決めさせ、自分でやらせてみる。
・任せてやらせてみる。
・守る=権限委譲者が責任を取る
・成果のフィードバック
3.他者からの受容や関心
・自分がやっていることを知ってもらいたい

【5】抑圧の抑制
1.他者統制感を与えない
・ほめるより感謝する
・叱るべき時は、良い質問を与え、考えさせる。気づかせる。
 良い質問:「それは誰(何)のためになるのか?」
      「その行動は、目的達成に貢献しているか?」
      「目的は?」