ある小学校の専科教諭が学校を異動し、ある学年が荒れて授業に影響が出るようになり、どうすればいいか悩んでいました。
「ネガティブな言葉」を使うことを止めることを決意し、心懸けるようになると、子供達が変わり始めました。
授業やクラブ活動に積極的でなかった子供達が、積極的に取り組むようになったのです。
「ネガティブな言葉」を言わないように心懸けると、自分を冷静に見つめるようになり、感情的に怒らずに、子供に対しても冷静に臨機応変に注意できるようになったのです。
人は、人に影響を受けやすい生き物です。感情的に接すれば相手も感情的になります。
まして、感情が昂揚して子供ですから荒れてくるのでしょう。
冷静に合理的に対応すれば、理性が刺激されて理性的に行動できるようになるのです。
もちろん、「ネガティブな言葉」を使わないと心懸けることは、ただ後ろ向きにならないという効果だけでなく、自分自身を冷静に見つめられ(これを「メガ認知」と言います)、他人に対しても良い影響が与えられるようです。
「ネガティブな言葉」を使わないようにしましょう。