先日、無意識内で知らず知らずにプログラムが作られる話をしました。
そのプログラムの中には、感情や思考を持つものもあるようです。
私たちが、強烈な印象などから強い感情や強い思いを持つ経験、多くの場合、好ましくない感情を持つような体験をした場合、その体験の記憶やその時の強烈な感情が頭の中を巡り続けることにより、無意識内の奥底に留まったままになるのでしょう。
多くは、3歳児以下の思考を持つようです。
そこで、幼児プログラムと呼ぶことにします。
これは、多分、幼いときほど、意識と無意識の境があいまいで、分裂ぎみであるため、幼い頃の体験の方が、残りやすいのでしょう。
問題は、このようなプログラムがある場合、様々な場面で私たちに良くない影響を与える場合があることです。
イライラしたり、怒りっぽい、自分や他人を責めすぎる、暴力をついふるってしまう、酒乱・・・・
また、時には、それにより病気になったりするようです。私は、この幼児プログラムにために胃炎や胃潰瘍になりやすいようです。
この幼児プログラムを癒すためには、その存在にまず気づくことです。
つぎに、この幼児プログラムに感謝し、愛情を示すことが大切です。
幼児は、愛情を示せば喜び癒されますが、冷たくしたり、厳しく対応すると、泣き出したり、ひねたりします。それと同じように、愛情を傾ければ癒され消えたり、好ましいプログラムに変わりますが、冷たくしたりすると、返って悪さをします。
大事なのは、愛情を傾けるため、感謝し、愛し、「何ものかを尋ね」、謝った方が良いと感じれば謝り、許した方が良いと思えば許すことです。