意識は司令塔、無意識は身体を動かす実行部隊。
しかし、無意識も感情を持ち、幼児程度の思考もするようです。
ですから、無意識の扱いを誤ると、いじけたり、いじわるをしたり、サボタージュをしたりします。
無意識の扱いを誤るとは、私たちは、つい無意識に厳しく接したり、無視したり、否定的な感情のゴミ箱にしてしまったりしてしまいます。
無意識に厳しく接するとは、うまく行かないとき、自分自身を責めたり、嫌ったりすることです。
無意識を無視するとは、故意に自分に関係ないものとして決めつけたりすることです。
否定的な感情のゴミ箱とは、他人を罵倒したり、怒ったり、悲劇のヒロインを演じたりすることです。無意識には、一人称と二人称を区別することが苦手です。人に言ったことは自分に返ってきてしまいます。