インドや仏教では、この世とあの世を6つに分け、人の魂は、その行いにより6つの世界を輪廻転生すると考えているようです。
ちなみに、その六道とは、
天道・・・天神が住む世界で喜びが多い世界。極楽浄土とは別。
人間道・・苦労も多いが、喜びも多いこの世界
修羅道・・争いを好む世界
畜生道・・自由はあるが、本能のままに生きる厳しい世界
餓鬼道・・いつもお腹をすかしている世界。ケチな人が生まれ変わると言われている。
地獄道・・いつも鬼達にいじめを受けている世界
しかし、人間道以外は、別世界となっていますが、私は、この世界で生きながら、修羅道に生きる人、畜生道に生きる人、餓鬼道に生きる人、地獄道に生きる人がたくさんいるように思います。
修羅道に生きる人とは、いつも戦っている人であり、責め心に満たされている人、いつも起こっている人です。そんな人いませんか?
畜生道に生きる人とは、生きる目的もなく、気の向くまま生きている人、異性ばかり追いかけている人ではないでしょうか?
餓鬼道とは、自分のことばかり、自分が得することしか考えていない人。
地獄道に落ちている人とは、いつも被害者意識に覆われて、悲劇のヒーローやヒロインをいつも演じている人たちです。
生きる目的を意識して、自分を磨く生き方を意識したいものです。