鎌倉シャツの製品は、すべて日本で縫製されているそうです。
それは、外国では作れない繊細な縫製ができるためだそうです。
それによって、着心地のいいシャツができるのでしょう。
これこそ日本の本来の強みです。
日本は、昔からインドや中国で生まれた技術を極める「極めの文化」を持っています。
職人が、自分の作るものに納得せず、さらに良い物を、誰にもできない物を追い求める「極めの文化」が日本の技術力を支えているのです。これこそ日本の強みであり、グローバル社会の生き残りの道ではないでしょうか!
最近では、サービス業でもこの「極みのサービス」とも言うようなものが注目され、「おもてなしの文化」の輸出が始まろうとしています。その好例が旅館の海外進出でしょう。
また、フランスの3星レストランを支えているのは、フランスで農業生産をする一人の日本人です。フランスの農家が作れない品質の高い農産物を育てて、高評価を得ているようです。
ただ、残念なのは、最近の日本の経営者は、コストばかりに目を向けすぎて、この「極みの文化」を生かすことを考えません。これでは、日本の強みが発揮できないのではないでしょうか!?