人間の体には、自然治癒力があるそうです。
では、人間の心はどうでしょうか?
人間の心にも自然治癒力があるようです。
心理学者の加藤諦三先生の本を読んでいると、愛情豊に自由闊達に育った子は、朗らかに伸び伸びと前向きな人間になり、
愛情に恵まれなかったり、愛情には恵まれたが親にプレッシャーをかけられたり、生き方を制限された人々が、ネガティブ思考が強い人間になるようなことが書いてあります。
しかし、私は、ネガティブ思考が強い人間も心の自然治癒力を働かせると本来人間がなるべき「朗らかに伸び伸びと前向きな人間」になると思っています。
その方法は、いくつかありますが、ここでは、一番簡単な「リラックス充気法」をご紹介致します。
「リラックス充気法」の目的は、肩(慣れてくれば、肩から背中全体)の力を抜き、気の流れを正し、心の自然治癒力を働かせることです。
その方法は、極簡単で、まず、リラックスして正しい姿勢で椅子に座り(もしくは、肩幅程度に足を開いて立ち)、大きく息を吸って、ゆっくり息を吐く、その吐く時に肩の力を抜いていくのです。ただ、それを3回から5回繰り返すだけです。
この「リラックス充気法」を行って、気分が落ち着けば成功です。