2011年 7月の記事一覧

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11年07月03日 15時20分00秒
Posted by: takeuchiconsult
皆、謳い文句は、「こうやれば伸びる」というキャッチフレーズばかりです。
時代の変化の兆しを読めないといけないと思います。

今は単純に伸ばす以上に、どうやって縮小していくかが大事です。業界動向やマーケット的にも将来が見えていなかったり、後継者がいないのであればどこかで止める算段が必要になってきます。

赤字続きで利益が出ない、出る見込みのない事業にしがみ付いていてもしようがないです。倒産・廃業は嫌だ!新聞に載りたくないというのはわかりますが、現実問題として、どこかでクローズすることを考えて置かないと、最悪のことが起こる可能性があります。

業務改善を行っても10%も伸びないのが現実です。たまたまいろんな要素が絡み合って上手く行く場合もありますが、可能性は低いかもしれません。

将来が不安のまま、出口が見つからないままでダラダラと事業継続をしている状態が良くないです。いつか業界動向が昔のように良くなってくれれば、自社も回復するのになぁという甘い考えは捨てて、前を向いて次のあるべき姿を考えるべきではと思います。

それと伸ばすよりも難しいのが撤退。行き詰ってから撤退という場合が多いようですが、計画的に撤退を経営計画の中に折り込むことも大事です。

この数字を下回ったら撤退しようというラインを決めておくことです。また撤退の手順についてもやったことがないのでわからないことだらけだと思います。プロの方のアドバイスや支援を受けながら上手に実行されることがおすすめです。

「撤退戦略のセミナー」ってないのでしょうか?個人的にも受講してみたいです。経営コンサルタントの仕事も基本的には、業績アップのお手伝いがほとんどです。しかし、今見えているのは、撤退ビジネスが主流になって来るのではということです。

企業は創業した瞬間、どこかで撤退しなければならないということも事実です。100年企業というのは、ほんのほんのわずか。

未来を考えてみませんでしょうか?
どういう形で終わらさせるのか、それも大事な決断だと思います。

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11年07月03日 00時25分00秒
Posted by: takeuchiconsult
常に安くすれば売れるのではないかという気持ちがどこかにあるのが普通です。
業績が低迷してくると、価格見直し議論が始まります。どこまで安くできるか、その話し合いがスタートです。

しかし危険なのは一旦安くした価格は元に戻せないということです。一つの商品だけを安くしたつもりが、全部そちらにシフトし、客単価全体を押し下げる結果につながる場合があります。

本当のプロの営業マンは、単価を上げて売ってこられます。定番商品以外にも付属のものを付けて必ず単価が上がっています。

コンサルタントの仕事も同じで安く安く提案して帰って来る人は、いつしか仕事がなくなります。無料で教えるというところまで行くからです。

なぜプロは単価が上がるのか?それを分析する必要がありそうです。

まず、その方に力や能力が備わっている事。業界のことに精通し、趣味の世界でも一流である事です。

ここまでは普通だと思います。そこから大事なのは、お客様のニーズを徹底的に聞きながら企画書にまとめることです。それも単なる提案だけでなく、お客様がメリットになるようなものを必ず明記できることです。

それと営業は1回勝負。超プロの方は、その場で契約です。
なぜそのようなことができるかと言いますと、頭の中にストーリーがすでにあり、少しヒアリングしただけでどうすれば良いか、即座に口頭で提案できるからです。

後から企画書をお持ちしますでは遅いです。口頭でおおまかな契約を決め、後から何を実際にするのか書面にて報告しますというのが理想です。

常に何とか客単価を上げてやろう!と思うことです。件数が少なく単価が高い方が効率的だからです。

安くしたら売れるのになぁと思っている段階は、まだ一流の足元にも及ばないと思います。どうしたら高く売れるかを考えることが大事です。

安くすると後から必ず大きなツケが回ってきます。
無理な営業で件数だけ増え、利益が出なかったということがないように注意して下さい。

ちなみにコンサルタントの世界では、過去最高の契約額がいくらだったのかが自慢話となっています。

自慢話になる契約をどうやって取るか?それも大事だと思います。

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11年07月02日 15時18分00秒
Posted by: takeuchiconsult
mixiにブログ、ツイッターなど、登録はしたが1か月も経つと飽きてきます。
めんどくさくなったり、何でこんなことやっているのだろうということになります。

特に会社からの指示で実施した場合は、長続きしません。自分の趣味でやっている分には良いですが、管理されていないと続かないことが多いようです。

やはり、やらされているとなるとモチベーションが上がらないのでしょう。いつしかやらなくても良い言い訳をし出します。もうやりたくないといった感じです。できれば他の人に変わって欲しい?

ところが個人の事業主や経営者の方は、楽しんでなさっています。今すぐに成果を上げようとも思っておられません。続けてやることが趣味のような感じです。やらされている感もないでしょう。

仕事上では飽きることが一番危険。最低でも3年間は黙って続けることができるかどうか、それが大事です。飽きないでコツコツなさった方が成果を得ることができると言われます。

指示を出してやらせる方もどうやったら続けることができるか考えないといけません。

本人の意識以前に、続けることができる仕組みを先に作っておくことが大切かも。。。

飽きないで続けるということは永遠のテーマ。何に対してでも飽きない癖付けが必要なようです。

そのためには好きになること。好きでないと続きません。適性も考え続けれるような人にやっていただくのが良いと思います。

社内には、使わなくなったメルマガやブログ等、たくさんあるそうです。やったことがないのではなく、中断されているようです。

必要性は皆さんご存知です。続けることの必要性を解き、それができるようになった時、成果が出てくような気がします。

個人的にも続けることを大切にしたいと思います。

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11年07月02日 00時24分00秒
Posted by: takeuchiconsult
「一発逆転策の追求や外部からの経営者の招へいは失敗に終わることが多い」らしいです。

拡大路線のツケが回って来ている企業が多いです。拡大路線さえ取らなければ利益が出ていたのではと皆さんおっしゃいます。身の丈に合った事業を行えば良いですが、ついつい欲が出ます。

また、窮状を脱出するための一発逆転策というのはなかなかないものです。無理に押し進めると会社自体がおかしくなります。

外部からの招へい案も悪くはないですが、その企業の文化がありますので、それとどう向き合うかだと思います。文化云々よりも利益第一で大ナタを振ることができるような方なら良いですが、日本では同化しがちです。

それと外部からの招へいの場合、ご本人は改革を推し進めようとされます。任期中に結果・成果を出したいと思い、つい焦りが出てきます。そこから綻びが生まれてきます。

私も気を付けていますのは、業務内容や改革ではなく規律面です。規律とは2つあります。一つは、事業運営に対する規律です。明確な基準を持って決断・判断できているかどうか。もう一つは、従業員の礼儀マナーに関する規律です。

この規律がない中で事業を行うと失敗することが多いです。失敗の理由は、イノベーションや事業内容ではなく、規律に行き着きます。

焦りは常に拡大路線へ向けられます。それがまた負の財産として残ります。さらに何とかイノベーションが必要ではないかと焦りが膨らみます。この悪循環が続くと抜け出せなくなります。

やはり最終的には中を強くして行くことだと思います。それが欠けている状態でどんな改革、対策を打っても良い結果は出ないでしょう。

イノベーションというのは、何か新しいものに着手するイメージがありますが、実は社内体制の見直しにあるような気がします。

規律がなくなった瞬間、会社はおかしくなり出します。新しいことよりも中の見直しが大切ではと思います。

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11年07月01日 12時52分00秒
Posted by: takeuchiconsult
業務改善を行っても成果はほんのわずかです。何かをやったからといって売上が2倍・3倍になる訳ではないです。現場の社員の方々が少しでも改善したいと思いなさるのはわかりますが、幹部や役員がそのような視点で物事を考えていたら会社は潰れでしょう。

業務改善で間に合わないなら何が必要かと言うと、もう銀行対策しかないです。どの企業も負債や返済が大きいために苦戦されています。おそらく毎月・毎年の返済額が少なくなれば経営に余裕が生まれるはずです。

そのためには、まず赤字部門を即廃止する決断をすることです。社内外に厳しい状態である事を示すにはこれしかないです。

その次に退職勧奨を行い、最低限の人件費にまで絞り込むこと。またその前に役員の報酬は一律カットです。特に社長の報酬は誰よりもカットされていることが条件です。

その上で、銀行交渉に当たらないといけません。流れは皆さん頭の中でわかっておられますが、決断と着手がどうしても遅れます。しかし、その遅れを取ったことが取り返しのつかないことになることもあります。

俺がやれば何とか数字が上がるだろうと走り回る幹部や役員の方がおられますが、本来の役割がわかっておられないのではと思います。業務改善で伸びる数字は、どれくらいなのかわかっているはず。それなのに今以上に頑張りなさい、数字をもっと上げなさいというのは酷です。

窮状から脱出するために大事な経営手法は、銀行交渉を上手くやることです。
皆さん銀行へ行くのは嫌がられますが、この仕事が一番大切です。

経営を一段上の大きな視点で見ると、長期的には返済をどのように組んで行くかが大事になってきます。社長以外にもこのことに目が行くような幹部・役員が出てこないと会社の再生は難しくなります。

また、現場改善に目が行くのはサラリーマンの発想。経営者の発想で物事を考えるなら、利益が出ないものは止めるという発想が大事になってきます。

経営という大きな視点で考えることができる人が欲しいです。

赤字でも何とかもう一年私に任せて下さい。何とかしますからと言われても伸びしろはどのくらいなのでしょうか?劇的に改善できるような数字になるなら別ですが、ほんの少し黒字になるかならないか?

それに長期的に考えてもどれくらい伸びて、どれくらい諸経費がかかるかも判断できるはずです。どの会社もこれを同じように繰り返して失敗されています。

少々の黒字くらいだったら今すぐ止めた方が、先々のことを考えるとベストの選択になります。

幹部、役員の方々には是非、社内改革で伸びるであろう数字の上限の把握をし、それでは追いつかない返済については再生支援室=銀行対策室のようなものを作られて対応されることが良いのではと思います。

社内改革で何とかなると思っておられるなら、経営は難しくなるでしょう。
11年07月01日 11時23分00秒
Posted by: takeuchiconsult
何でも3カ月続けれるとまずは合格。ブログもツイッターも1週間もすると飽きてきます。1か月続けて投稿できていますでしょうか?

誰よりも早く取り組んだ方が勝ちというのは実際あまりないです。逆に、コツコツと続けて成果を挙げられている方をよく見ます。

継続することに意味があります。成果が上がるとか上がらないとかと言うのではなく、続けることができる力があるかどうか?それで判断されます。

企業でも個人でも続けることが最も大切です。どんな身近なもの、簡単なものでも続けないと成果を図れません。

ところが本当に続けるって難しいものだと思います。私のような経営コンサルタントにもリベンジのお話が結構あります。一段落して、これで大丈夫だろうと一旦離れさせていただきますが、数年後同様のご依頼が来ます。

問題点や改善点は見えているはずです。その手法もわかっておられるはずですが、途中でやらなくなったり、上手く行っていないとおっしゃいます。お聞きするとどうも、会議を仕切って宿題・課題を出し、チェック・確認するというのは、外部の方にお願いして、皆がやろうという意識がないとダメらしいです。

コンサルタントが月数回おうかがいさせていただいている間は、経営者の方も従業員の方もある意味プレッシャーがかかっていると思います。そのプレッシャーを継続できれば良いのですが・・・

何でも継続できれば利益が出ると皆さん御存知です。どうすれば続けることができるか、それが企業にとっての大きな課題なのかもしれません。

当たり前のことを続ける。ブームが発生すると皆飛びつきます。ところが、そこから継続できる人はほんの数パーセントと言われます。

ブログやツイッターもいきなり数十、数百も投稿してもすぐに飽きるだけです。
最初だけ飛ばす方は徐々にトーンダウンして、やらなくなる傾向があるそうです。

年初にこれを今年はやろうと思ったもの、今も続いているものありますか?
誰よりも早く取り組む以上に、続けられそうなものを見つけてコツコツやるのがミソのようです。

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11年07月01日 00時48分00秒
Posted by: takeuchiconsult
社長はいつも「自分の店だと思って頑張って欲しい」と檄を飛ばされます。本当に自分の店だと思っていろんな対策を打って、数字を上げて欲しいと思っておられます。

このことを店長さんはどこまで理解されているのでしょうか?

店長ということは店を任されているということです。店を潰さないように、いろんなことを考えながら数字を上げていかないといけません。それもお金をかけずに地道に少しずつ上げて行くことが大切です。

絶対に店を潰すことはできないんだ!店の従業員やスタッフの生活もかかっているので、雇用を守らないといけない。そのためには、自分が先頭に立ってやるしかないんだ!と気持ちを切らさずに、毎日一所懸命に頑張る姿勢が必要です。

ただ日々の営業を行い、問題なく終わっていればそれで由と言うのでは心配です。もっと向上心を持って業務に当たっていただかないと、外部環境の変化などに付いて行けなくなると思います。

どうすれば社長の言葉がわかるようになるのでしょうか?
それは、自分の店だと思うだけでなく、いずれ自分で店を持とうという夢を持つことです。小さくても良いです。今のお店とは違った業態であっても良いです。自分の店を絶対に持つんだ!という気持ちが大切です。

自分の店を持ってみないとわからないことがたくさんあります。あの時、社長が言っていたのはこういうことだったのかということが日々わかってきます。

自分が経営者にならないと本当のつらさや厳しさがわかりません。それがわかった時、業績が伸び始めます。なるべく苦労はさせたくない。早い内に気付いて欲しいと社長は思われています。作業で終わらせずに、自分の人生勉強だと思って仕事をしているかどうかです。

もし今の店が、自分の店だったとしたらどうされますか?
現状には満足せず、常に何か新しいことにチャレンジしたり、情報収集しながらブラッシュアップを図ると思います。何もせずに止まってしまうと、売上は落ちる一方になります。

経営者は、毎日毎日、危機感でいっぱいです。今日も何も起こらなくて良かったではなく、今日は何か新しい発見と新しいことへのチャレンジが出来ていなかったのではと不安になるものです。

その不安が経営を安定化させ、伸ばして行く要因になります。

「今、何か不安なことはないですか?」と店長にお聞きして、
「別に何もないです。順調です。」という返事をいただくことが、一番不安になります。

経営者発想をしたり、自分の店を持とうという夢を持った店長でないと店の運営は難しいのではと思います。
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