数字では表せません。中小企業では、社長が何を考えているか、どんな人かが企業価値です。

どんな決算書の数値であったとしても社長を見られます。事業の将来性も社長次第です。

現状悪い数字であっても社長に対する評価が高ければ、問題なしです。いずれ挽回されるからです。

今の事業を回しているだけでなく、どのように考えているのか説明できないと評価は下がるでしょう。

中小企業で経営を安定させることは難しいです。逆に安定しないとなると企業価値は社長を見て判断するしかないです。

会社の信用度も資産の大小というよりは、社長の評価にかかっているような気がします。

特に仕事に対する姿勢を問われます。常にどのような行動を取っているか、それが気になります。事業に打ちこんでいるという姿勢が見られないと評価が下がるからです。

企業価値を高めたり、信用度を高めるためには、綺麗な数字を出すだけではなく、社長自身がブラッシュアップすることも大切かもしれません。中小企業では社長の成長度に会社の成長が比例します。

素晴らしい会社とは、社長が伸びている会社だと思います。常にいろんな施策を考え、会社を守ろうと必死。会社のために生きているという感じ。そんな姿が理想なのかもしれません。

売上高や利益高よりもやはり気になるのが、どんな社長なのかということ。中小企業では、社長の意識が変わり、心にスイッチが入った時、会社も変わると言われます。

社長評価という目に見えない企業価値が一番大事であり、適切な会社評価と思って経営することが大切なような気がします。

【最新情報はこちらから】経営コンサルタントは武内コンサルティング