業績が下がって来たので人が余ってきました。
どうすれば良いですか?
というご相談案件が増えてきました。

部門ごとに赤字にならないように経費を切り詰めると思いますが、経費以上に人が余ってくるようです。

当然、人時売上高や人時生産性で計算すると明らかに、人が多いことはわかります。

ただし、人が余ってきたからといって解雇という訳にはいきません。
その余った人員をどうするかです。

そのままその部署の仕事をしていただく訳にはいかないので、何か新しい業務を探さないといけません。それも即、成果につながるものでないと、人件費を補うことができません。

経営側としては、売上に結び付く配置はできないかと考えると思います。できれば、余剰人員はすべて営業に回すべきです。内勤に回しても業務の効率化は図れても業績アップにはならないのでは?

このような景気の悪い時は、余剰人員でなくても営業を厚くしたいです。営業に向いていなくても営業職をやってみてほしいです。

少しでも業績向上に貢献できる部署に配属されてはいかがでしょうか?

営業職が難しければ、企画をしていただくとか、数字に結びつく仕事を与えるべきです。

残念かもしれませんが、数字に結びつかない職を希望されても困ります。そのような部署に人を割くことはできません。

こういう状況がこれからどんどん起こってくると思います。
社内における人余り。
これといった解決策がある訳ではなく、やり繰りがたいへんになります。

数字に直結する部署を厚くするという根本理念を元に判断されるのが良いのではないでしょうか?