高血圧・・・これも初期糖尿病と同じく、中々症状や自覚が出ない病気です。

日本国内に4千万人いる高血圧症状の人の継続治療を受けている人の数は
800万人足らずしか継続治療を行なっていません。
つまり、高血圧の治療を受けるべきなのに、その内の20%以下の人しか
継続治療を行なっていないと言うことです。

症状が出ていないのに、薬を飲め?今までの生活を改善しろなんて?
これはとてもとても、素直な心と固い意志が必要ですね~。^^;
別に苦痛を感じないので、金銭も労力もかけず、高血圧を放置してしまいますわね。。

しかし、現在の日本における死因トップ3を挙げてみると、
1位 ガン 31%
2位 心疾患 16%
3位 脳血管疾患 11%

実にこの、2位心疾患と3位脳血管疾患は、明らかに高血圧を放置してしまった症状です。

高血圧を放置していると出てくる症状は、動脈硬化、心臓、脳以外にも腎臓などもありま
すので、
それらを足すと死亡率1位のガンを凌ぐと言っても過言ではないではないでしょうか?

ちなみに、心疾患と脳血管疾患の死亡者数は、平成20年の1年間で述べると、
心疾患死亡者数 18万1千822人
脳血管疾患死亡者数 12万6千944人

死亡者数がこれだけあれば、この病気で倒れても一応助かり、それ以来、後遺症に苦しむ人、
寝たきりになってしまった人は、その何十倍もいると言えるでしょう。--

WHO(世界保健機構)では、最高血圧が160ミリ、最低血圧が95ミリ以上を高血圧、
最高血圧が140ミリ、最低血圧が90ミリ以下が正常血圧としています。

だからといって、「僕は130と80だから、大丈夫やもんね。」と安心していると危険
だそうで、
安全圏と思われる130ミリで、脳溢血を起こした人は、かなり居るのです。^^;
また、その逆に、「最高血圧が200もありますぅ。」とのたまいながら、がんがん食う
しw、
元気なヒトも居るものです。(笑)

ま、正常血圧だといっても、「安全の保証」はなく、「その程度なら無難であろうよ」と
いう程度だし、
高血圧は、「注意しないと、脳溢血や心臓麻痺を起こす恐れがある」という警告なのですよ。

要は、高い血圧に耐えられるだけ、血管壁が丈夫なら良いわけですが・・・
寄る年波に、確実に進んでる老化に、日夜のストレスに、ホントにその壁、大丈夫か?^^;

と、危惧するなら、転ばぬ先の杖、倒れぬ前の予防ですね。^^

気功も有効な手段です。^^V
呼吸法では、息を吸うと気は上がり、息を吐くと気は下ります。
ゆえに朝一番と就寝前、一日のうちでストレスあるときには、意識して、
息を長く、30秒くらいかけてゆっくりコンスタントに口から吐きましょう。
吸うときは鼻からリラックスして普通に吸い、再び長く吐き出します。
3回くらいは繰り返すといいですね。
習慣になるよう、続けましょう。継続こそ、力となります。^^

治療を要するような高血圧なら、次の経絡特別療法が効果的です。

先ずは、両足の親指の裏の、つけ根の横ジワの中央が、血圧点という特効穴です。
ここに銀シールを貼り、強く押し込みます。
シールのある、なしに拘らず、高血圧の諸氏はご自身のため、続けるべきです。
指先で、気をこめて押し込むといいですが、
ツマヨウジやボールペンの先っぽで、血が出ない程度に押し込むとさらに効果的
でしょう。
一押し3秒で、5回強めに押してください。

次に手の三里を探り、押すとズーンと圧痛のする穴(ツボ)に、右手に金、左手に銀シー
ルを貼ります。
手三里は、手の甲を上にして肘を折り曲げ、上から見て、肘の肘の折りジワ先端から、人
差し指を目掛けて指3本分下がったところです。
押さえると、痛みがあるので分かります。
手の三里は、よく頭の充血をとるツボです。
一押し3秒のツマヨウジ針なら5回強めに押します。

最後に、頭頂の百会(頭のてっぺんで、赤ちゃんの頃ペコペコしてた柔らかい部分の中
央)を両手の親指で強く押し込んでから、グリグリと揉み解してください。
ストレスや慢性の疲れ、気の滞りなどがあれば、汚血が溜まってて、ブニブニするような
ところが見当たりますので、それをもみ消すのです。
百会(ひゃくえ)は、頭の充血を取り、不眠や神経症、精神疾患、頭痛のみならず、足や
腰の痛み、痔疾患にも用いるツボです。
ストレスが溜まり、気疲れや慢性疲労が取れないとき、百会のマッサージは効果的です
よ。^^v
力まずに、肩の力を抜くように意識して、息を吐きながら押し揉み、一呼吸待ってから、
また押し込み揉むのが効果的です。
一押し3秒のツマヨウジ針では、5回少し強めに押し込むといいでしょう。

ちなみに肩凝りがあれば、痛む側の外関(テキストP35の3左図)に金、1~2cm肘
側を探っての痛点に銀シールを貼ります。
後はテキストP36の上図にある大椎に金、肩の痛点全てに銀です。

肩の一方が強く凝る場合は、痛点に銀、その反対側の対称点に金を貼り、反対側圧法をかけます。
これもシールのある・なしに関係なく、押して痛む側の痛点は軽く触れ、反対側こそ強く
押し込んで、パッと手を離せば、凝りや痛みが解消します。
凝りや痛みのある部分の邪気を電子イオンとすると、反対側に負荷を掛ければ、イオン発
生と移動によって電子は左右均等になる所以です。
凝りや痛みをひたすらに揉んで解消しようとしたら・・・筋繊維の断裂によって揉み返し
の痛みタタリがあるかも?^^;

肩凝り解消の一人マッサージや気功のついでに、慢性病やその傾向がある人は、予防と治
療の手立てを続けるといいですね。

続けることで効果的な高血圧のための伝統的な民間療法も、ご紹介しましょう。
玉ねぎの外皮の茶色い皮を煎じて、お茶代わりに飲むと、大変良く効きます。
誰かさんにも教え、続けている間、高血圧から来る諸症状はなかったのですが、寅卯の空
亡で亡失され、今じゃ再び高血圧と心疾患に。w

話のおもちゃ箱のアラカルト:75:タマネギで生活習慣病を改善。その最大の活用法。
http://www.kinokagaku.com/cgi-bin/kinokagaku/siteup.cgi?&category=4&page=0&view=&detail=on&no=98

また、別法では、シイタケのイシヅキを切り取って天日干しにしておきます。
中くらいのもの5,6個を1合の水で水出ししておくか、煎じてお茶代わりに飲むのも良
いですよ。
こうした民間療法とか、地域お年寄りの知恵というか、なかなか先人の知恵には優れもの
も多いものです。
下手なサプリメントにお金を掛けて、却って違う部分で健康を損なうことなく、
お金を掛けずに工夫して、健康になれるといいですね。^^