心の進化論で、意識(顕在意識)、無意識(潜在意識)、超意識の3つの意識の形成が心の進化につながっていると話しました。
意識と無意識が明確に分離したのが人からではないでしょうか。
そして、意識が無意識を統制することが人が人の所以なのです。
しかし、残念ながら多くの人々は、無意識から沸き上がってくる不快感や不安感、理由の分からない恐怖感、衝動、怒りなどに振り回され、DVやネグレクト、各種ハラスメント、薬物事件、万引き、果ては殺人事件まで起こっています。
これらは、意識と無意識の違いを知らず、無意識内で知らず知らずネガティブ・プログラムが作られ、ネガティブ感情がわき上がってきて、それが統御できるもので、過去の経験や思考の結果のただのプログラムしか過ぎないことを知らず、ネガティブ感情やネガティブ・プログラムを自分自身と勘違いし、どうしようもないものと勝手に思いこんでいるためです。
これらのネガティブ感情は、ただ眺めていれば消えてしまう儚いものなのです。
これをメガ認知(対局から眺める)と言います。