マツダの自動車工場で殺傷事件が起きました。
犯人の男は、どうしてこのような事件を起こしたのでしょうか?
動機については、会社を解雇され恨みに思っていたと供述していますが、実際はそうとは言えないようです。
どちらにしろ、犯人の心の中では、自分の境遇に対する不満を強く持ち、その原因を他人や世間の責任にする被害者意識、それにより恨みと復讐心が毎日毎日巡っていたのでしょう。
人の思考は1日6万回にのぼるそうです。
そのうち、95%は前日と同じ事を考えているそうです。
また、その6万回のうち80%以上は、ネガティブな思考をしている人が多いそうです。
この犯人も自分の境遇に対する言い訳や恨みを日々、刻々と考え続け、暗い気分から抜け出すことも忘れるようになり、人生を絶望するようになり、自分の人生に復讐することを日々考えるようになり、今回の事件を起こすことを決意したのでしょう。
私たちもこの男のようにならないためにも、不平不満、被害者意識や恨みなどのネガティブ感情を無意識にため込まない(本来は、思わないことが望ましいが、いきなり難しい)ために、無意識クリーニング(無意識に「ありがとう」「愛しています」と話しかける)を日々行いましょう。