2009年 12月の記事一覧

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09年12月28日 08時48分00秒
Posted by: anatolia
以前、「アファーメーションとは、自分自身に言い聞かせる肯定的な言葉で、自分自身の意識から無意識に言い聞かせることにより、少しづつ少しづつ自分を良い方向に変えていく方法のことを言います。」と書きました。
実際は、言葉に出して「なりたい自分」「あるべき自分」を自身に言い聞かせるような方法が多いと思います。
その時に、同じ身体の動きを一緒に行うと更に無意識に浸透し、記憶されやすくなると思います。
なぜなら、無意識は、意識に比べより感覚的であるからです。
09年12月25日 07時42分00秒
Posted by: anatolia
先日、書いたように我が国にも好景気を維持した時代がありました。
しかも、いまから20年から30年前の高度経済成長じだいでなく、低成長時代に突入した時代にです。
80年代成功の条件は、内需拡大という実体経済(工業資本主義経済)の好調と金融資本主義の拡大によるものです。
では、現在も同じようにすれば、今の日本経済も良くなるということだと思われますが、なかなかうまくいかないようです。
なぜなら、90年代のバブル崩壊後、自民党政権は、「日本は、資源がないから輸出大国だ!」という幻想にたち、輸出振興により景気を良くするという政策を進めると同時に、財界と米国の要望を受け、人件費を下げるため、貧富の差を拡大する政策を次々に打って来ました。
我が国は、高度成長期以来中産階級を増やすことにより内需拡大を計り、80年代の成功を手にすることができたにも関わらず、それを壊す政策をここ十数年打ち続け、政策の目的は見事に達せられ、まじめに働いても楽にならない、一生貧困、貧困の相続(貧困階層)という状況を創り出したのです。
それを完結させたのが、まさに小泉・竹中構造改革なのです。
まさに、世界一平等な国から本人の努力も報いられにくい貧困階層を創る構造改革なのです。
しかも、それにより我が国経済の内需を支えていた中産階級を減らし、内需を縮小させたため、今日のような状況になるとなかなか経済成長ができないような国にしてしまっているのです。
米国は、富裕層が経済を引っ張ります。それは、もともと貧富の差が激しく、かつ金持ちがお金を使わざるを得ない経済体質があるためです。貧困層の市場と富裕層の市場がはっきり分かれた経済体質があるからなのです。
しかし、我が国には、富裕層向けの市場は脆弱で、ほとんどが中産階級向け市場の経済体質では、いくら富裕層を増やしても経済は活性化しないのです。

09年12月24日 07時27分00秒
Posted by: anatolia
先日、「2つの資本主義」で、今の先進国は、実体経済(工業資本主義経済)と金融資本主義経済が混在する経済であると言いました。また、90年代以降リーマンショックまで米国がこの経済構造を利用して世界中から金を集めて金融資本主義をある程度コントロールして人類史上未曾有の長期好景気を実現しました。
しかし、それもサブプライムローンという金融商品を管理しきれずに、本当は他の金融商品と混ぜることにより「ごまかせる」という幻想を自ら抱き、自滅した。
実は、我が国にも同じようなケースで奇跡の繁栄を謳歌した時代がありました。
それは、80年代です。
80年代前半は、世界同時不況の時代でしたが、日本だけは、いち早く回復し、それから十数年好景気を維持しつづけ、「ジャパン アズ ナンバーワン」とまで言われ、世界一の一人当たり国民所得も実現しました。
その要因は、護送船団方式による内需拡大と金融資本主義の拡大により、好景気が維持できたのです。
残念ながら80年代後半から、当時の自民党政権、大蔵省と日銀の無策及び米国の介入によりバブルをコントロールできず、バブルが膨れあがり、そして、あまりにもひどい当局の規制によりバブルが弾け、未曾有の不況に突入してしまいました。
09年12月22日 08時47分00秒
Posted by: anatolia
今日の資本主義経済は、2つの経済が同居した経済であると考えると色々なことが理解しやすくなります。
一つは、実体経済(工業資本主義)と一般的に言われるもので、モノやサービスを生産、流通させることにより成り立つ経済です。この経済の特徴は、在庫循環により好不況が循環するということです。
もう一つは、金融資本主義経済です。金融資本主義は、金融機関が行う取引がすべて金融資本主義に入る訳ではありません。預金や貸付は、実体経済(工業資本主義)の一部であり、デリバティや株式売買、先物取引などの一般的に言われる虚業が金融資本主義になります。金融資本主義に好不況の概念はなく、その代わり、バブルとバブル崩壊である恐慌があるのです。
実体経済(工業資本主義)の上に金融資本主義が乗っかっているのが、現在の資本主義経済です。
昔は、好況不況の循環をいかに管理する資本主義経済の命題と言われてきました。その答えの一つが、金融資本主義経済による好不況の管理なのです。実際、米国がサブプライムローン問題、リーマンショックまで20数年に及ぶ好況を持続することができたのは、世界中から金が集まるようにし、金融資本主義経済を拡大することにより好不況の波を埋めてきた結果なのです。
ただ、残念ながら金融資本主義経済のバブルは必ず崩壊する運命にあることなのです。

09年12月21日 08時12分00秒
Posted by: anatolia
久しぶりに夢を見ました。正確には、久しぶりに夢を覚えていたということかもしれません。
潜りのタクシーに通常の倍の運賃をだまし取られるというものでした。
夢は、無意識の欲求や思考を表わしていると言われます。
今回の夢の場合、「だまされる事への恐怖」「事前に確認しないことによる失敗への警告」が秘められているのかもしれません。
これら無意識の声を癒し、より良い人生を歩むために無意識により好ましい思考を作ってもらうために、私は、この夢に秘められた声を受け止め、感謝しました。
夢が「無意識の欲求や思考を表わしている」なら無意識をより良いプログラム(思考)に変えるチャンスです。夢に感謝し、自分の無意識に感謝しましょう。
09年12月18日 08時57分00秒
Posted by: anatolia
滝行をしてみたい人は、近くて便利な高尾山の琵琶滝を体験してみて下さい。
あの江原啓之さんも入滝に来るそうです。
初心者向けに入滝指導をしてくれるコースもあります。
滝行には、作法や入り方もあります。初めての方は、入滝指導を受けて下さい。

詳しくは、
http://www.takaosan.or.jp/suigyo/index.html
09年12月17日 09時00分00秒
Posted by: anatolia
以前、瞑想で頭を空っぽにするコツを紹介しました。
言葉足らずだったようですので、今回は、瞑想するときの3つのコツを手順に従って、ご紹介したいと思います。
まず、椅子でも、あぐらでも、結跏趺坐や半座と言われる正式な座禅の座り方でも結構です。背筋が伸びるように座ります。
その次に、(コツ1)深い息を吸い、長く息を吐きながら肩の力を抜きます。慣れてくれば、背中の方まで力が抜けるのが解るかもしれませんが、初めは肩の力を抜くことに集中しましょう。これを3回以上行います。
(コツ2)次ぐに、息を吸うときにお腹をふくらませ、息を吐くときにお腹を引っ込める腹式呼吸を静かにできるだけ長く行います。このときに、できるだけ鼻から息を吸い、鼻から息を吐きましょう。できないときは、口からでも結構です。これも3回以上しましょう。そうすると大部気分が落ち着くはずです。
(コツ3)は、以前もご紹介したように、頭の中を空っぽにするために、頭に浮かんだものは、すべて「放っておくように」しましょう。そうすると、瞑想の回数を重ねるごとにまさに「瞑想状態」を体験できるはずです。あとは、根気よく1日15分以上するように頑張ってください。


09年12月16日 08時21分00秒
Posted by: anatolia
人の心をつかむ方法を覚えやすいように簡単な言葉にまとめました。
それは、「ナースは、3K」です。
「ナース」の「ナ」は、「名前をよく言う」こと
「ナース」の「ー」は、「アイコンタクト」のこと
「ナース」の「ス」は、「スマイル」。つまり、笑顔です。
「3K]の最初の「K」は、相手に「関心」を示すこと
次の「K」は、相手に「感謝」を示すこと
最後の「K」は、相手に「感動」を伝えることです。
「感動」を伝えるとは、「うれしいことを言ってくるね」とか、「君のおかげで大変助かった」、「君の一言でやる気がわいてきたよ」など
09年12月15日 08時50分00秒
Posted by: anatolia
頑固に自分の非をなかなか認めない人や面子などから非を認めにくい状況になってしまった人などをよく見かけます。
そんなときに、大変に有効な言葉を披露したいと思います。
これは、自分は絶対に間違っていないと言って譲らない私の母親を諭したときに成功した方法であり、また、妻が小学校の教諭をしていますが、彼女が持て余している子供に言って大変効果があった言葉です。
この言葉は、頑固な本人が無意識下で、「本当は自分は間違っているのではないか」「なんとなくこのままではいけない」と思っている心の奥底の自分の声を自覚させるためのものです。
では、その言葉とは、「それは、あなたのためになるの?」または、「それは誰かのためになるの?」と問いかけることです。
09年12月14日 08時47分00秒
Posted by: anatolia
無意識による行動が90%を締め、人が意識して行う行動はわずか10%と言われています。従って、無意識を制するものが自分を制し、また、他人をも自在に使えるということではないでしょうか!
今回は、自分の無意識のコントロール法ではなく、他人の無意識に効果的に届く方法について書きたいと思います。
無意識の原則として、無意識が最も重視するのは、「安全安心欲求」だそうです。安全安心をもたらすものに無条件に好意を持ち、安全安心を犯すものに敵意を持つということです。
ですから、相手の無意識に作用して、人の心をつかむためには、安全安心欲求に応える次のような言葉が大変有効と言うことです。
例えば、「思い切ってやれ!責任は俺が取る」、「俺にできることはないか?」、「お前の後ろには俺がいることを忘れないでくれ」などです。
09年12月11日 09時00分00秒
Posted by: anatolia
「なめられたくない」「規範意識」の書きましたようになったとき、どうすればいいのでしょうか?
本人は、気づいている、いないにかかわらず、自分の中からわき上がってくる不快感に苛まれて生きるしかありません。しかも、それが当たり前になっていて、ストレスがピークに達すると自分の心の闇に直面していたたまれない気分になったりします。
では、そこから抜け出すのはどうすればいいのでしょうか!?
その答えの一つが、「無意識ヒーリング」です。
意識して自分の無意識にあるものに向かい合い、どういう思い、そういう思考パターンがあるのか、どういう気持ちが沈殿しているのかに向かい合い、それを認め、それを教えてくれたことに感謝することです。また、そんな思いに耐えて頑張ってきた自分自身に感謝することです。
あるときは、そんな辛い思いをさせたことに謝った方がいいと思われたときは、その思いに従って自分に謝ることです。
少しずつ少しずつ自分の無意識にあるものに上記のように向かい合いましょう。そうすると、癒されていき、それらの思いと葛藤していた思いが統合され、葛藤が消え、スッキリした気分になり、どんどん気持ちが軽くなってきます。
とにかく、イライラ感、頑固さ、根拠ない怒り、自責の念、不平不満、憎悪、敵意などの否定的な思いを感じたら、そのような思いと向かい合い、その原因を探って下さい。自分の無意識に問いかけて下さい。「あなたは、どこから来るのか」と・・・
09年12月10日 08時19分00秒
Posted by: anatolia
上昇志向が強く、管理職になった人に多いのは、「上司はこういう役割」「部下はこうあるべきもの」といった「・・・すべき」「・・・でなければならない」などの規範意識が強いことです。
しかし、部下の方は必ずしもそんな価値観を持っているとは限りません。そんな上司を見て「管理職になっていきなり威張るのかよ」とか、「そんなお堅いこと言うなよ」とか思っているかもしれません。
規範意識を持つ管理職は、その規範意識により自分自身にプレッシャーを与え(鼓舞し)、規範意識を部下に押しつけようとします。規範意識の低い部下は、なんとなく抵抗するなり、無視するなり、中には上司の言っていることが理解できなかったりする人もいるでしょう。
当然、管理職の無意識の中では、規範意識という強烈な意志と「部下に嫌われたくない」という思いとが葛藤を生じ、ストレスが溜ってきます。そうすると、ストレスから逃れるために無意識の中では、責任回避という防衛機制が働きます。それは、「会社が悪い」「上司が悪い」「部下が悪い」という言い訳をしてストレスを緩和しようと言う思考が無意識の中を知らず知らず巡るのです。そして、あるとき、上司の強烈な叱責のときなど、爆発的に言い訳となって出てきたりします。
また、こんな他人を責めている自分がいると気づいたとき、逆に「こういうことを思う自分が嫌!」と思い、自己嫌悪に陥ったりします。
そして、これらの思いは、無意識の奥底に沈殿し、グチャグチャになった嫌な思いだけがなんとなく残るのではないでしょうか!?
それが、私たちの人格を暗くし、人相を悪くするのです。
この状態を解消するためには、自分自身と対話し、無意識を癒す「無意識ヒーリング」をすることです。
09年12月09日 07時54分00秒
Posted by: anatolia
リーダーや管理職に抜擢され、「さあやるぞ」と言うとき、「部下になめられてはいけない」と思う人が少なくないのではないでしょうか?
人は、こういう不自然な感情を持つとき、私たちの無意識では、ストレスをため込むような心の葛藤が起こるようです。
「なめられてはいけない」と思うと言うことは、「なめられる」という不安が起きているということです。その二つの思いが葛藤し、心はプレッシャーを感じているということです。そうすると、無意識では、「心の強い人間にならなければならない」と思い、身体を膠着させる、そのため肩が凝る。だんだん頑固になり、素直に自分の過ちを認められにくくなっていく。
また、「なめられてはいけない」と思うと、逆に部下の心うちをおもんばかり、「部下に嫌な上司と思われたくない」という思いを持つのではないでしょうか。これらの思いが、ストレスを生み、無意識がストレスに耐えかねてくると、ストレスを回避すべく言い訳が起こり、「仕事だから仕方ない」、「上司も、部下も、仕事も、食べていくためのもの」と割り切った思いに支配されたりし、自分の感情を抑圧し、冷たい人格を形成したりするようになるのではないでしょうか。そして心の奥深くでは、「こんなの自分ではない」と思いつつ、「こうしなければ生きていけない」「どうしていいかわからない」という悲痛な思いで苦しんでいるが、そんな思いは無意識に封印されているため、意識の世界では、「なんとなくイライラする」「いつも、なんだか不愉快で、幸福感を感じない」というようになってしまっているのではないでしょうか!?
この状態を解消するためには、自分自身と対話し、無意識を癒す「無意識ヒーリング」をすることです。
09年12月08日 08時54分00秒
Posted by: anatolia
心理学者のスリオは、「発明するためには、他のことを考えなければならない」と言っています。
これは、発明のことだけを考えていてうまくいかないときは、発送を転換する意味でも頭を他のことに向けた方がよいアイデアが生まれるということなのでしょう。
私は、人の頭の中を意識と無意識に分けて考えてみるとこう考えます。
人の脳は、一種のコンピュータです。意識も無意識もそれぞれがコンピュータです。
無意識は、意識より容量が大きく、計算スピードも早いコンピュータでかつ複数(数十かも)存在するのではないでしょうか。
従って、意識コンピュータをあれこれ使って考えるよりも、無意識コンピュータに任せた方がよい答えが返ってくるのではないでしょうか。
その無意識コンピュータに任せるのが、「他のことを考える」ことであり、「勘」と言われるものが、無意識コンピュータの出力ではないでしょうか。
09年12月07日 09時00分00秒
Posted by: anatolia
「信頼」を効果的かつ効率的に顧客や部下から得るには、どうすればよいのでしょうか?
前回のブログで書いたように、人は無意識による行動が90%を締めます。従って、相手の意識に働きかけるより無意識に働きかけた方が、効果的かつ効率的です。
具体的には、どうすればよいのでしょうか?
私は、3つのことをまず自分に習慣づけることを勧めています。
それは、①アイコンタクト(相手の目を見て話す)、②笑顔、③相手を名前で呼ぶように心がけることです。
これらは、相手を全身で私が受け入れていますという意志表示になり、相手に安心感を与える最も基本的で効果的な方法だと思います。
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