「段取り八分、誠意が二分」
≪清掃も調理も接客もスムースに行なうには、事前の準備が非常に大事ですが、
作業するときに大事なのは誠意です≫の意です。

何の作業を行うときにも準備がしっかりと出来ていないと意外に手間取ります。
なので、作業にはその段取りを示したマニュアルが不可欠です。

よく「そんな簡単な事にはマニュアルはいら無いでしょう」といわれますが
その作業が「簡単だ」と思うのは、その人が慣れているからに過ぎません。
始めてその作業をする人にとっては、材料や道具がどこに置いてあるのかも
どのくらい使って良いのかも、どこで作業するべきなのかもわかりません。

だから、簡単な作業なら、簡単なマニュアルが必要なのです。

それに、マニュアルは一度作れば、使い回しが利きます。
毎回、いちいち説明する必要が無くなり、便利ですよ。

いつも殆どの作業は「始める前に、半分は終わってる」と思います。

準備が悪いと、始めてから「あれが無い。これが足りない」と何回も
作業を中断する事になりますし、酷い場合は完成もしません。

でも、マニュアルにある準備の項目で作業に必要となる道具や材料を
事前に確認しておけば、そのような事は防げるでしょう。

さて、マニュアルが完備しても事前作業が済んでいても、
いざ作業する時に誠意が欠ければ、その作業は無駄になることがあります。

使う人や食べる人の気持ちを考えて作業しましょう。

ここまでやっておけば大丈夫だろうと、中途半端な作業では
結果的に、お客様にご評価をいただく事は出来ないのです。

言ってみれば、120%130%の作業が求められます。
なぜなら、「作業する人とお客様の求めるものは違う」からです。

お客様の期待を良い意味で裏切る事が出来るようでなければ
良い作業が出来たとは言いません。

だから、作業は段取りが八分で、残りの二分が誠意なのです。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
http://www.hos-spiral.com