「空室が売上の基」
≪清掃をして空室を作り、売り出す事がホテルビジネスの基本である≫の意です。

いくらステキな部屋でも、清掃が終わって販売しなければ、無いのと同じです。

もちろん、清掃が終わっているのに売り出さなければ・・・
やっぱりないのと同じです。

「高い部屋から売りたい」とか考えて、もし空室を売り出していないとしたら
ホテルを小さくしているのと同じです。
せっかくお金をかけて作ったホテルを小さくしてるなんて、大損です。

それに、お客様は敏感です。
そんな事をしていると「出し惜しみしてるな。馬鹿にして!」と思われます。

はっきり言えば、客室は経営者のものではありません。
客室は、お客様のためにあるのです。
絶対に、出し惜しんではいけません。
そう言う事をして、ヒマになったホテルはたくさんあります。

もしも、客室を他の用途に使っているなら止めましょう。
どこかが壊れているなら修理して、ちゃんと清掃して、客室として使用しましょう。

もちろん綺麗に清掃する事は大事ですが、だからと言って
「綺麗にするためなら、いくらでも時間を掛け手も良い」と言う訳ではありません。
「早く綺麗に」がプロの仕事です。

ドンドン仕上げて、お客さんにお選びいただけるように
空室として売り出しましょう。
それが出来ないなら、繁盛は夢のまた夢です。

お客様を選ぶのは、止めましょう。
ホテルをお客様が、客室を選ぶのもお客様です。


さて、感想はいかがだったでしょう?
「おもしろい」という方も「つまらん」という方もおいででしょう。

所詮は「当たるに然る」、つまりは当然極まりない事ですから
知っていられる方にとっては「全く詰まらん話」なのです。
もし「これは、面白い」と思ったら、それが問題点かもしれません。

では、また次回をお楽しみに・・・・ラブホテル繁盛請負人 平田壮吉
http://www.hos-spiral.com