経営者の方はやってみたいことがたくさんさあるようです。ところが時期を間違えると成果・結果が出ないことがあります。特に奥様の役割は重要です。

ただし、焦って何か手伝いたいと思って逆効果になる場合もありますので注意された方が良いと思います。

社長や会社から依頼された内容を進めるのは良いですが、自分で発案したものを進めようと思った場合、現場や会社の状況との間にギャップがあることがあります。

また、やってみたいことと今必要なことを見極めることも大切です。会社の中で欠けている部分やできていないと思われる部分に目が行くと思います。ところが今必要でないもの、成果・結果が見えないものは後回しにした方が良いです。

このジャッジを誤ると、会社や従業員からも信頼を失う原因になります。少なくとも社長に理解してもらい、了解を得てから進めるのが良いです。そうしないと、非難の矛先が奥様に向いてしまいます。

奥様が自分で発案されたものに関しては進め方が大事です。周りの理解を得て、納得してもらってから進めないと後々たいへんになります。それも会社や店として利益が出ることが予測されることです。また、従業員の方にとってプラスになること。つまり給料が上がることが前提です。

何かをすることで会社にプラスになり、それが自分たちの給料に跳ね返ってくるという図式になっていないと、なかなか協力いただけないです。実行・推進することで従業員の成長が期待できると言っても、正直、給料が増えないのであれば、なぜやらなければならないのかと疑心暗鬼にあります。

それと、何もしないというのも一つの貢献の仕方です。じっと見ていて、社長や従業員の方から依頼があるまで動かない。意見を言わないというスタンスです。

欠点がわかっていてもそれをどうやって改善して行くか、非常に難しいです。会社の業績を上げるため、従業員の給料を上げるためにはどのような立場で居れば良いのか、考えて行動された方が良いのではと思います。

どの会社でも必要なこととは、1円でも従業員の給料を上げるための施策を打つことだと思います。迷われたら、そこに返って見直してみられてはいかがでしょうか?

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