ズバリ!管理職に期待することは何でしょうか?
人事考課表で査定し、高得点の人が果たして優秀と言えるでしょうか?
会社は、管理職の方に何を求めていますか、どのようになって欲しいと思っておられますか?

この辺りのことは各社意見がまちまちです。いろんな意見があると思います。でも私の中では決まっています。優秀な管理職とは数字をやってくれる人、数字を作ってくれる人です。つまり予算を任せても大丈夫な人を指します。

もっと凄い管理職の人は、苦しい時に自分や部の予算以上の数字を取ってきてくれる人です。

いくら能力が高くても成果・結果を出していない人を社内で高く評価すると、あまり良いことは起こらないです。何でもかんでも数字、数字というのは、どうでしょうかという意見もあると思いますが、中小企業では少しの数字の未達が危機を招きます。そんな修羅場を何度も経験されてきているはずです。

逆に数字をやってくれる人を高く評価し、昇給昇格しますという方がわかりやすいです。目の色変えて数字をやるくらいの会社でないと伸びないと思います。

会社や組織を整えることも大事ですが、小規模の場合は、我武者羅に数字を追いかけないといけない時期が必ずあります。数字が安定するまでには、数字を追いかける。そのような意識を全従業員に植え付けることが大事ではと思います。

いろんな会社を訪問させていただき、管理職と呼ばれている方々のお話をお聞きすると、その会社の社風が見えてきます。実は、伸びている会社は数字で話をされます。数字を上げるためにはどうすれば良いかという質問・相談がほとんどです。逆に苦戦されている会社は、社内の問題についての対処法が気になるようです。

管理職が数字を追いかけなくなったら業績は厳しくなります。数字をやって初めて、その他のことが改善・改革できます。

給与はどこから、誰からいただいているのか、そのためには何をしなければならないのかを理解することです。

ほっておいても数字をやってくれる人、そのような人が管理職でないと、会社の数字は誰がやるのでしょうか?社長でしょうか?幹部の方でしょうか?

少々癖があってもやっぱり優秀な管理職とは数字をやってくれる人だと思います。

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