社長や会社と喧嘩別れして辞めて行く社員やスタッフを作らないことが、実は一番大事なリスク管理です。

業績が低迷しているところほど、このような形での退職者が多いです。辞めて行った人を補充すれば良いという問題ではないです。この状態では、いくら人を入れても同じようなことが繰り返されます。

社内で何が起こっているのかを調査されてみてはいかがでしょうか?
また、社長や幹部と喧嘩になった原因は何なのでしょうか?

おだやかではない状態のため、誰も言い出せずにそのままになってしまいます。しかし、必ず同じようなことがまた起こります。個人店だからとか小さな会社だからとほっておくとたいへんです。

成長する会社ほど退職者の方と揉めたりしないようです。お互いが次のステップへ行くための良い機会と認識し、綺麗な別れ方をされます。また、退職された方が遊びに来られたり、レクレーションの案内などをすると参加されます。退職されて行った方からも愛される会社や店というのが理想だと思います。

どこでどのような火種が発生するかわかりません。言い分はあったとしてもそれを如何に抑えるかが大事です。言いたいことをお互いが言い合っていては、おそらく解決しないでしょう。

ただし退職者の方の言い分は極力聞いてあげて、後は会社としての対応を説明することです。そこで声を荒げたりして、喧嘩に発展しないようにすることも注意して下さい。

辞めて行った方がどのような評価をするかで会社や店は変わってきます。噂や口コミでどんな評価になるかわかりません。

気にし過ぎると良くないですが、身綺麗な状態で送り出すということも心掛けた方が良いと思います。今はいろんなところに書き込みをすることができます。一瞬に危うくなる可能性すらあります。

相手と喧嘩になるということ自体、あまり良くないことです。喧嘩は避けるべきです。喧嘩はどこに非があるのか、自分の胸に聞いてみることが大事かもしれません。

いつどこから、良からぬことが発生するかわかりません。悪い噂が立たないように、退職者への対応を慎重にするべき時代が来たような気がします。

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