どの企業でもいろんな諸事情から退職者の方が出ると思います。ところがその退職者の方を分析すると、従業員の方から見た企業の評価がわかってきます。

若い人から辞めて行く会社。
中堅以上の方が辞める会社。
それぞれ何が理由なのかを見極めることも大切ではと思います。

例えば、若い人は未来に期待されています。今給与が低くても頑張れば明るい未来を手に入れることができると思えば、退職はされません。今よりも将来の方が気になり、比重が高いです。

一方、中堅以上の方は現状に満足しているかどうかで判断されます。将来よりも今の自分の経験と能力であれば、どのくらいの給与が妥当なのかを判断されます。給与だけが判断基準ではないですが、やはり正直一番気になるところです。自分のことを考えるという場合、会社からいただく給与が一つの物差しとなります。

ところが特に気になるのは、若い人から辞めて行く会社です。現状はベテラン社員がいるので大丈夫だと思っていても将来はどうでしょうか?企業は若手社員の採用と成長により大きくなって行きます。この若手社員がだんだんいなくなると事業は縮小してしまいます。

今の経営も大事ですが、未来に希望の持てる経営も大事です。平均年齢を下げる経営が理想的だとも言われます。そのためには若手に人気のある会社にしなければなりません。

それも給与面だけの見直しでは良くないです。自分を成長させてくれる魅力的な会社であることが理想です。当然、個々人の努力も大切ですが、ある程度自分が成長できるステップが見えないと夢を持てません。

ひょっとすると若手から見た会社の評価が、その会社の純粋な評価かもしれません。

会社側も若手を育てることにやりがいを感じ、経営の第一目標にしても良いのではと思います。これからは若手を育てることが好きな会社が伸びそうな気もします。

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