みなさん同じことをおっしゃいます。お客様が少くなったり、業績が悪化した場合、何か対策を打つことも大事ですが、掃除をしないとおっしゃいます。

売上が減っている根本原因は店が汚くなっていることらしいです。そのような状態や気持ちでいくらお客様に来て下さいと言ったり、販促を売っても効果はないと断言されます。

同様に社内で勤務されている方も同じです。自分のデスクの周りが汚なくなっていませんか?書類の山になっていたり、隣の方に迷惑がかかっていませんか?足元に書類入れの段ボール箱がありませんか?

忙しいから掃除ができない、整理整頓ができないというのは言い訳に過ぎません。実は、私も同じことをしていました。忙しいからできないと思いこみ、手付かずの状態でまた出張へ飛び立ちます。会議の日に出社しても雑用や伝票の取りまとめで掃除や整理はできずに退社。

年末の大掃除か席替えがないと掃除をしないというのは一番問題だと思います。理想は、月1回の全体会議の日を大掃除の日にすべきです。店でも比較的暇そうな日を毎月1日決めて大掃除の日にするのが良いと思います。

でも出来ている方にお聞きすると大掃除はしたことがないとおっしゃいます。なぜかと言います、毎日やっているので、大掃除になることはないらしいです。

日々掃除をするという心掛けがないと、どこか隙ができるのだと思います。また掃除を毎日していると、何か気付くことが出て来るのかもしれません。

先人は、必ず掃除をしなさいと言っています。理由は分かりませんが、調子が悪くなれば、まず掃除をすること。いろんなことを整理整頓しない限り、すぐに同じような状況に戻るからかもしれません。

掃除をするという習慣が徐々になくなっています。清掃を専門業者の方に委託されている企業では、ますます掃除はしなくなっています。清掃業者の方は机の周りの書類には手を付けることができないため、窓や床はピカピカでも机の上が一番汚く見えます。

誰かが気付いたり、言わないと始まりません。是非、掃除をする習慣を持って
下さい。ツキが悪いなら、自分の周りを綺麗にしましょう!

ツキを呼び込むのは難しいことではないらしいです。ただ、掃除をするだけ。ところが一番疎かになりがちなことです。強い意志を持たないと、掃除は継続してできません。

本当に掃除をしっかりしている企業や人は、苦戦知らずなのかもしれません。

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