チャラ系の人は嫌。
派手なお客様はお断り。
これでは商売になりません。どのようなお客様を想定されているのでしょうか?

自分の好みのお客様だけに来て欲しいというのは少し無理があると思います。繁盛店を作られた後に予約客などで絞って行くという方法があるかと思いますが、最初からお客様を絞ると売上が立ちません。

やはり理想は、全顧客対応、どんなお客様にも対応できるくらいが良いです。好みの激しい方が商売をするとあまりうまくいかないという話をよく聞きます。お客様をより好みする余裕がないのに、我が儘を言っていると売上につながらないからでしょう。

お店の接客においても様々な年代のスタッフを配置した方が良い場合があります。いろんなお客様に対応できるとそれだけ売上を上げる可能性が高まります。

業種・業態にもよりますが、若いスタッフだけで回していると、同年齢の方しか入らず、世代を超えた利用が難しくなることがあります。そのようなことも極力、店長は理解されていた方が良いと思います。

できるだけ最初は、お客様を選ばない。このことを心掛けることが大切だとも言われます。お客様を選ぶようになると、スタッフも選ぶようになります。優秀なスタッフがいても自分の好みで判断していると良い店にはなりません。

リーダー的な立場の仕事をされる方は、自分の好みを前面に出さない。あるいは人に対する好き嫌いがない方が適しています。

どのようなお客様がお越しになられても、どんなスタッフが入店しても対応できる力が店長の本当の力かもしれません。

売上を作って行くなら、意識して好き嫌いをなくして行くことも大きな課題になってきます。人間的に大きくならないと、数字は付いてこないということなのかも・・・

優秀な店長ほど、どんなお客様が来られても気にならないようです。好みを言っている段階では、自分がまだまだ未熟なのではと反省されます。

店長が苦手なお客様を作らないこと。それも繁盛するための条件の一つのようです。

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