会社としてはリスクを冒すことはできませんので、判断基準は過去の成果・結果が基準となります。しかし、若手社員からは新しいことをやりたい、やってみたいという意見が出てきます。

100%止めてしますとモチベーションが下がってしまいます。会社に夢を持てなくなる人も出てきます。何とかしてあげたいです。

できれば、アイデアレベルで口頭で提案するのではなく、文書にまとめて企画書として会社に提案することが大事だと思います。どんな小さなことも文書にして出すということが会社のルールです。

それに、自分がやりたいことを書くだけでなく、想定される成果・結果の予測や予想数値を出して欲しいです。判断基準となる数値があった方がジャッジしやすいです。

そのあたりことも含めて社内通達を出したり、部下指導することが大事ではと思います。

何でもかんでも認めて欲しいというのは、甘えです。会社としてのルールに従って行動することが大切です。それができないのなら、どんなに良い提案でも取り上げられないでしょう。

書いて出すのは面倒くさいと思わず、きっちりと相手を納得させるだけの資料作りをすることです。会社側も統一した書式などを設けられてはと思います。

それとバラバラに挙がってきても見ることも整理することもできません。新アイデア会議や発表会などを設けてそこで吟味することです。会議や発表会の前には上司の方が審査を行い、会社として取り組むべき課題だけ抽出し検討することが手順となります。

すぐにでも改善した方が良いものは、稟議を上げスピード対応することです。机の上に書類が残っていることほど悲しいことはないです。このスピード感がまた若手社員のモチベーションにつながります。

理想は、毎月、新アイデア&発表会を開催することです。閉塞感があり、なかなか出口の見つからない状況下では、何か新しいことを始めたいです。それもリスクをなるべく少なくして行いたいです。

じっとしていたり、今までやってきたことの繰り返しでは、会社は成長しません。変わって行くことが大事です。そのための一つの方法として、新アイデア&発表会などを活用されてはと思います。

人を成長させるためには、企画を出してもらうことです。これが一番力になります。若手のアイデアを上手にサポートされて、社内を活性化して下さい。

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